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映画「i ー新聞記者 ドキュメントー」[2019/12/12 木 AM 07:29]

 県内の上映は、今日までだということが分かり、急遽、昨晩、妻と一緒に、森達也監督の映画「i -新聞記者 ドキュメント」を観ました。

 森達也監督には、10年以上前に宇部市で講演をしていただいた時に、私がその会の事務局長でしたので事前の連絡から当日の打ち合わせまでさせていただきました。

 映画は、東京新聞の望月衣塑子記者を追ったドキュメントです。

 望月衣塑子さんには、約3年前に、宇部市で講演をしていただいた時に、私がその会の事務局長でしたので事前の連絡から当日の打ち合わせまでさせていただいた経験があります。

 望月さんは、事前に、携帯などでお話しましたが、飾らない率直な方だと思いました。

 講演会当日お会いしてみて、とても華奢な方だと思いましたが、講演内容は、深くてシャープな約2時間でした。

 お会いして、誰に対しても姿勢の変わらない方だと思いました。

望月記者と私

山口宇部空港での望月記者と私

 すっかり、望月さんのファンになった私は、望月さんの書かれた「新聞記者」や「同調圧力」など可能な限り読んで学んでいます。

 映画の企画は、川村光庸さんです。

 河村さんは、望月さんの「新聞記者」に感銘し、藤井道人監督に映画「新聞記者」を作成を依頼し、望月さんを追ったドキュメントを森達也監督に依頼します。

 時折、画面に映し出される一方向に泳ぐ魚の群れ。タイトル「i」にも関わる一瞬の映像です。

 森監督は、この映画を紹介するしんぶん赤旗日刊紙の文化欄でのインタビューでこう答えています。

 「これまで自覚していなかったけれど今回これを撮るにあたって『集団と個』ということが自分のテーマなんだと気づきました。人間は集団の中で生きる生き物で、僕だっていろんな集団に入っていますし、集団と距離を置くのは絶対無理です。ただその時の意識の持ち方、集団にいるけど同時に個でもあるという自覚が大切だと思いますね」

 映画のパンフレットの中で、プロデューサーの河村さんがこう書いています。

 「果たして官邸、官僚、メディアだけが醜悪なのか。そうではないだろうと森達也は私たち一人ひとりにも突きつける。i=『一人称、私』は集団に飲み込まれずに生きているのか。声を発しているのか。この映画はそのことを問うているのだ。」

 森達也監督は、映画のパンフレットでこう書いています。

 「あなたが右だろうが左だろうが関係ない。保守とリベラルも分けるつもりはない。メディアとジャーナリズムは、誰にとっても大切な存在であるはずだ。だから撮る。撮りながら考える。望月記者はなぜこれほど目立つのか。周囲と違うのか。言葉が残るのか。特異点になってしまうのか。撮りながら悩む。考える。だから観ながらあなたも考えてほしい。悩んでほしい。きっと最後に、あるべきメディアとジャーナリズムの姿が見えてくるはずだ。」

 私は、この映画を観て、社会とは何か。行政とは何かを考えさせられました。

 個と集団との関係についても考えさせられました。

 結論は、個人の幸せを実現するために社会はあるのだということでした。

 国民や市民の幸せを実現するために行政はあるのだということでした。

 その本質に気づかせていただいたことに感謝します。

 そして、県議会議員としての役割をしっかり果たしていこうと決意を新たにしてくれる映画でした。

 そうです、ラグビーの精神です。「ひとりはみんなのために みんなはひとりのために」です。

 これからも、同時代を生きる敬愛する森達也さんから、望月衣塑子さんからしっかり学びたいと思います。

 機会があれば、またお二人から直接お話をお聞きしたいと思いました。

 森達也監督。すばらしい映画をありがとうございました。次回の作品も大いに期待しています。

 森達也さんの近著「すべての戦争は自衛から始まる」を読みたいと思います。

 山口県での上映は今日で終わりますが、どうか皆さんどこかで映画「i -新聞記者ドキュメント」をご覧いただきたいと思います。

 皆さん、最近ご覧になった映画の感想をお聞かせ下さい。

 

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