環境と福祉の充実を目指して

武器より一冊の本をください[2019/11/10 日 AM 08:31]

 11月2日、第49回日本PTA中国ブロック研究大会広島市大会が開かれ、宇部市PTA連合会の皆さんとバスで参加しました。

 記マララ念講演は、戦場カメラマンの渡部洋一さんでした。テレビでお馴染みのゆっくりした語りの中から、平和を希求する確かなメッセージが伝わるいい講演でした。

 渡部さんは、講演の中で、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんの事を話しました。

 私は、マララさんの顔が即座に浮かびましたが、マララさんの詳細については不理解のままでした。

 渡部さんが語るマララさんの話に感動し、宇部市に帰り、大きな書店で、マララさんに関する本を探し購入したのが、「武器より一冊の本をください 少女マララ・ユスフザイの祈り」です。

 この本は、イタリアのジャーナリスト、ヴィビイアナ・マッツァさんが書かれたマララさんの物語です。

 本の背表紙にこの本の概要がこう書かれています。

 「2012年10月9日。15歳の少女が通学途中に襲撃にあった。少女の名は、マララ・ユスフザイ。ただただ、勉強がしたいと願う少女だった。奇跡的に生き抜くことができた一人の少女が、今、全世界に訴える。『すべての人に平和と教育を。教育こそただ一つの解決策。」

 パキスタンで生活するマララさんは、普通の15歳の少女。タリバンは、ついに女性の教育を受ける権利を奪います。

 SNSで、教育を受ける権利を認めるよう求める主張をしていたマララさん。ついに、タリバンに特定され、マララさんは銃撃に会います。

 マララさんは一命をとりとめ、イギリスで復学し、教育を受ける権利と表現の自由を、以前にも増して訴えます。

 マララさんが2013年に行った国連での演説がこの本に掲載されています。

 「わたしは撃ったタリバン兵さえ憎んでいません。銃を持つわたしの目前に彼が立っていたとしても、わたしは撃たないでしょう。それこそわたしが慈悲深い預言者マホメット、イエス・キリスト、そしてお釈迦様から学んだ思いやりの心です。それこそわたしがマーティン・ルーサー・キング、ネルソン・マンデラ、ムハンマド・アリ・シンナーから受け継いだ変革の伝統です。それこそわたしがガンジー、バシャ・カーン、マザー・テレサから学んだ非暴力の哲学です。そしてそれこそ、わたしが父と母から学んだ寛容の心です。私の魂から『平和を愛し、万人を愛しなさい』という声が聞こえてきます。」

 そして、スピーチで彼女は最後に、こう訴えます。

 「親愛なる兄弟姉妹の皆さん、難病区万人もの人が貧困、不正、無知に苦しんでいることを忘れてはなりません。何百万人もの子どもたちが学校に通えない現実を忘れてはなりません。わたしたちの兄弟姉妹が、明るく平和な未来を待ち望んでいることを忘れてはならないのです。ですから、本とペンを手に取り、全世界の無学、貧困、テロに立ち向かいましょう。それこそわたしたちにとって最も強力な武器だからです。一人の子ども、一人の教師、一冊の本、そして一本のペンが、世界を変えられるのです。教育以外に解決策はありません。教育こそ最優先です。」

 この演説は、マララさんの16歳の時のものです。

 信じられないほどすばらしい知性と確信です。

 これからもマララさんからしっかり学んでいこうと思います。

 私は、山口県議として、県内のこどもたちにゆきとどいた教育がいきわたるように、力を尽くしていきたいと決意を新たにしました。

 マララさんへの皆さんの想いをお教えください。

 

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