環境と福祉の充実を目指して

「知事がハワイ陸上イージス実験施設見学」との報道について[2019/09/14 土 AM 08:53]

 読売新聞は、12日、「陸上配備型迎撃システム『イージス・アショア』の陸上自衛隊むつみ演習場(萩市、阿武町)への配備を巡り、村岡知事が10月中旬、米ハワイ州に設置されているイージスアショアの実験施設を視察する方向で調整していることがわかった。知事は、安全、安心などの面から配備の是非を検証する判断材料にしたい考えだ。関係者によると、知事が視察を計画しているのは、カウアイ島にある米軍のイージスアショア実験施設。県議会の柳居俊学議長ら数人の自民党の県議と現地を訪れ、米軍関係者から施設の概要やイージス・アショアの性能、安全性などについて説明を受ける予定という。」などと報じました。

 県民の方からこの問題で「レーダーを見ても電磁波は見えないし、公式見解を聞くだけ」など村岡知事のハワイ基地見学を疑問視する声が私の所に寄せられています。

 昨年9月29日の秋田魁新聞は、記者がルーマニア・デベセル基地を訪ねたレポートを掲載しています。

 ブースター落下の懸念について次のように報じています。

 「周辺は牧草地や農地、野原に囲まれ、牧歌的な雰囲気さえ漂うが、基地が周辺に与えるかもしれないリスクがあるのも事実だ。迎撃ミサイルを発射した際、地上に落下するブースター(推進部分)がそれだ。迎撃ミサイルの構造は三段階から成る。このうち1段目のブースターは途中で切り離され、地上に落下する。米軍はルーマニア政府に対し、基地周辺にブースターが落下する危険性を説明しているという。基地から3キロの地点には、人口約3150人のデベセル村がある。これに対し、日本政府は、1万3千人が暮らす住宅密集地に近接する秋田市の陸上自衛隊新屋演習場を配備候補地としており、落下した場合の影響は深刻だ。防衛省は『日本海に落下させる軌道を取るため、住宅地に落ちることはない』と説明している。陸上イージス基地のアクセル・シュタイナー司令官は、『統計に基づく落下予測はあるが、100パーセント想定の範囲内に収まるとは言えない。最も確実な安全策は、基地の周りに住宅を造らないことだ』と話した。」

 村岡山口県知事と藤道萩市長と花田阿武町長は、6月14日、防衛省への第四回目の照会文の中で、「迎撃ミサイルの飛翔経路をコントロールし、ブースターを演習場内に落下させるための措置を講じるとされているが、突発的な弾道ミサイルの飛来に対応し、瞬時に当該ミサイルの速度・飛翔方向、上空の風向・風速、落下時のブースターの姿勢等の諸条件を把握し、ブースターの落下位置を計算の上、迎撃ミサイルの発射を正確に制御することは可能なのか。」と指摘しています。

 これら照会文に防衛省は未だに回答していません。

 ハワイ基地の見学が、これら疑問への明確な回答になるとは到底考えられません。

 県民が、村岡知事に、なにより求められるのは、防衛省が示したむつみ演習場が「適地」とする資料に対し、県民から出されている様々な指摘に防衛省がしっかり答えることを求めることです。

 村岡知事がハワイの陸上イージス実験基地を視察するとの報道が行われました。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

 

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

この投稿へのコメントの RSS フィード。 TrackBack URI

コメントする