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広島市立観音中学校夜間学級を視察[2019/09/13 金 AM 09:14]

 昨日、広島市立観音中学校夜間学級を視察しました。

夜間中学校

 広島市立観音中学校夜間学級を視察しました

 村井校長と佐々木広島市教育委員会学校教育部指導主事から丁寧な説明を受けることが出来ました。

 お忙しい中、快く視察を受け入れて頂いた関係者の皆様方に感謝申し上げます。

 広島市には、観音中と二葉中に夜間学級が設置されています。

 条件は、①広島市に住んでいる人 ②15歳以上で、小学校や中学校を卒業できなかった人、または、卒業はしたけど十分に勉強できなかった人です。

 市立観音中学校は、1947年に開校しました。

 夜間学級は、1954年に「二部学級」として開設され、1973年に、現在の「夜間学級」となりました。

 現在、観音中夜間学級には、16名が在籍しています。国籍は、日本人2名、中国8名、ネパール5名です。

 村井先生は、「外国籍の生徒さんは増えるだろう」と話されました。

 学年を横断して学習グループで学んでいます。

 学習グループは次の通りです。 

 日本語基礎、日本語発展、教科基礎、教科発展

 授業参観もさせていただきました。強化基礎では、ネパールと中国の方が、先生の言葉を理解してかなり高度な日本語の授業を受けておられました。

 生徒の皆さんの学ぶ姿勢の本気さがひしひし伝わってきました。

 山口県教育委員会から、県内の未就学者数が1678人(平成22年国勢調査)であるとお聞きしました。

 私は、「未就学者や義務教育未修了者は減る傾向でしょうか。」とたずねました。

 村井校長先生から、義務教育未修了だった方が、夜間学級で学び、高校に入学した例をお聞きしました。

 その上で、村井先生は「様々な事情で義務教育を修了できない方々は今後も生まれるでしょう。」と話されました。

 文科省の「夜間中学の新設に関する最近の動向について」という資料の中に高知県、徳島県、静岡県で設置に向けた動きがあるとあります。

 徳島県では県立学校として夜間中学を設置する方針とあります。

 村井先生は、入学条件が市内在住者となっていることに関連し、「他市に引っ越し、転校した生徒がいた」と話されました。

 今後、山口県で、夜間中学校を検討する場合、県立という選択肢もあるのではないかと感じました。

 村井先生は、「教員数などから受け入れる生徒は限られている」現状を話されました。

 市内に2校夜間中学のある広島市でも希望する全ての生徒が夜間中学に入学できている状況ではないことが分かりました。

 文科省は全ての都道府県に夜間中学校を設置する方針を掲げています。

 山口県でも一日も早く、夜間中学校を設置すべきだと広島市立観音中学校夜間学級を視察して痛感しました。

 夜間中学校の問題について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

 

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