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米軍岩国基地で事実上の着艦訓練行われる[2019/05/11 土 AM 08:51]

 8日、山口県基地関係市町連絡協議会(会長村岡嗣政山口県知事)は、在日米国大使ウィリアム・F・ハガティ氏などに対し「岩国基地における空母艦載機の着艦訓練に関する要請書」を提出しました。

 7日、中国四国防衛局は、山口県などに「天候等の事情により、硫黄島において所要の訓練が実施できない場合には、米空母艦載機の着艦訓練(FCLP)を5月16日から19日までの間に米軍岩国基地において実施する」と通告しました。

 山口県基地関係市町連絡協議会は、「県や地元市町では、これまでも、市街地に隣接する岩国基地において、FCLPのような激しい騒音被害をもたらす離着陸訓練の実施は容認できないことを、あらゆる機会を通じて、国及び米軍に対して要請してきたところです。しかしながら、今回もまた、岩国基地においてFCLP実施の可能性が示されたことは、誠に遺憾です。この訓練が実施されることとなれば、日常的に航空機騒音に悩まされている基地周辺住民に、なお一層の負担を強いるものであり、地元自治体として容認することはできません。」「よって貴職におかれては、このような状況を十分に認識され、FCLPについては、岩国基地を使用することなく、硫黄島で所要の訓練を完了するよう、また、今後の訓練において、硫黄島の代替施設として岩国基地を指定しないよう、強く要請します。」と関係機関に要請しました。

 9日付け中国新聞の報道によると、同様の要請書は、広島県、広島市、大竹市、廿日市市、江田島市です。大竹市は日本政府にだけ要請しました。

 9日のしんぶん赤旗日刊紙で酒井慎太郎記者は、「空母艦載機の移駐が昨年完了した米軍岩国基地(山口県岩国市)北側の市の騒音測定器で7日、今年度最多となる192回の騒音が測定されました。9日から硫黄島(東京都)での地上模擬着艦訓練(FCLP)が予定されており、岩国基地でも事実上のFCLPが行われたもようです。FCLPは滑走路を空母の甲板に見立て、着陸直後に離陸、急上昇(タッチアンドゴー)するもの。数機で繰り返すため、激しい騒音が間断なく続きます。記者は午後8時すぎから滑走路のそばで監視しました。艦載の戦闘攻撃機FA18スーパーホーネットとみられる4、5機が上空を旋回し、2、3分間隔でタッチアンドゴーを実施。午後9時ごろまで続きました。市によると、午後7時以降でも基地北側で57回の騒音を記録。この日、市に寄せられた苦情は74件と今年度二番目の多さでした。」と書きました。

 9日の中国新聞も7日の岩国基地での様子について「艦載機が滑走路に着陸直後に再び離陸する「タッチアンドゴー」を繰り返す様子も目撃された。」と報じました。

 山口県は、岩国基地での着艦訓練の実施は容認できないとする基本スタンスをもっています。

 山口県などが、着艦訓練の予備基地に岩国基地が指定されることに遺憾の意を表明したことは当然ですが、7日に複数の記者や住民が目撃した艦載機による岩国基地での「タッチアンドゴー」についも、「容認できない」との姿勢を明確にすべきだと思います。

 岩国基地でのタッチアンドゴーは、中止すべきです。

 7日、岩国基地で事実上の着艦訓練が行われました。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

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