環境と福祉の充実を目指して

七つの会議[2019/01/14 月 AM 07:58]

 元旦に娘と映画「こんな夜更けにバナナかよ」を観ました。

 上映前の予告で、2月1日上映開始の「七つの会議」があり、是非観たいと思いました。

 映画の原作である池井戸潤の「七つの会議」を読みました。

 久しぶりに池井戸潤さんの作品を読みましたが、一人ひとりの描写の鋭さと、テーマの重厚さに感服しました。

 映画のチラシからこの物語の輪郭を引用します。

 「都内のある中堅メーカー・東京建電。営業一課の万年係長・八角民夫はどこの会社にもいる、所謂『ぐうたら社員』。トップセールスマンである課長の坂戸宣彦からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限しか果たさず、定例の営業会議では傍観しているのみ。絶対的な存在の営業部長・北川誠が進める結果主義の方針の元で部員が寝る間を惜しんで働く中、一人飄々と日々を送っていた。ある日突然、社内で怒った坂戸のパワハラ騒動。そして下された移動処分。訴えた当事者は年上の部下、八角だった。北川の信頼も厚いエース・坂戸に対するパワハラ委員会の不可解な裁定に揺れる社員たち。そんな中、万年二番手に甘んじていた原島万二が新課長として着任する。会社の『顔』である一課で、成績を上げられず場違いにすら感じる原島。誰しもが経験するサラリーマンとしての戦いと葛藤。だが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた・・・。」

 この文章の最後の「想像を絶する秘密と闇」を八角らが解き明かす辺りが、エンターテイメントとミステリーを融合した素晴らしい作品になっています。

 映画のチラシは、「働く事」の正義とは?そして守るべき信念とは何か?を問うと書いています。

 これ以上書くとネタバレになるので、書きませんが、映画としてこの物語を堪能したいと思います。

 2月が楽しみです。

 堤未果さんは「日本が売られる」の中で、ウォール街の価値観を「今だめカネだけ自分だけ」と書いています。

 その上で、「かつて経済学者あ眉をひそめて問題視した『資本主義の社会的費用』は、今では取るに足らないことになった。」と書いています。

 このような中、私が最近注目したのは、りそなHDが昨年11月に発表した「社会的責任融資に向けた取り組み」です。

 りそなHDは、「社会的責任」を果たすため、核兵器製造企業などには融資しないことを明らかにしたのです。

 働く事の正義とは、この辺りにあるのではないかと私は考えます。

 池井戸潤さんの小説から、そして近日公開の映画「七つの会議」から、企業の社会的責任とは何かを考えてみたいと思います。

 池井戸潤さんの小説を引き続き読みたくて、下町ロケットシリーズを初刊「下町ロケット」を読み始めています。

 池井戸ファンの皆さん。池井戸さんの魅力やお勧めの本をお教え下さい。

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

この投稿へのコメントの RSS フィード。 TrackBack URI

コメントする