環境と福祉の充実を目指して

阿波根昌鴻[2018/08/06 月 PM 12:33]

 大月書店の「非暴力の人物伝」マハトマ・ガンディーに続いては、沖縄のガンディーと言われた阿波根昌鴻(あはごんしょうこう)さんが紹介されています。

 阿波根さんは、沖縄本島の北西にある伊江島で米軍からの土地取り上げに遭います。

 米軍は、測量のお金を支払うためと言われた書類は、立ち退きを約束する書類でした。

 その上、米軍は、ブルドーザーで伊江島の人たちの畑や家をつぶしていきます。

 阿波根さんたちは、米軍と交渉する上での決まりを1954年10月に決めました。

 (伊江島陳情規定)

 1、怒ったり悪口を言ったりしないこと。うそや偽りを言わないこと。

 1、米軍と話をするときは、何も持たないで、すわって話すこと。

 1、耳より上に手をあげないこと。

 1、大きな声を出さず、静かに話す。

 1、人道、道徳、宗教の精神と態度で接し、道理を通してうったえること。

 阿波根さんたちは、1967年、伊江島の米軍演習場の入り口に「団結道場」を建設しました。

 道場の壁には、「米軍に次ぐ 土地を返せ ここは私たちの国 私たちの村 私たちの土地だ(中略)剣をとるものは剣にて亡ぶ(聖書)基地を持つ国は基地にて亡ぶ(歴史)」と書かれてあります。

 阿波根さんの章の後半にこう書かれてあります。

 「いま沖縄では、米軍基地に反対するたたかいがつづいています。名護市の東側の海岸、辺野古に新しい基地を作ることが決まった1999年から、反対のすわりこみがつづけられているのです。沖縄の人ばかりでなく、日本全国から、海外からも平和を願う人びとが集まってきて、暴力をふるわれても暴力で返さず、暴力的なことばもつつしむという、非暴力のたたかいを守っています。その精神は、昌鴻たちがかかげた、伊江島の陳情規定を受けついでいるのです。」

 辺野古への新基地建設の是非を問う県民投票条例の制定を求める署名運動は、10万1千人分寄せられ圧倒的な成功をかちとりました。

 翁長知事は、7月27日、「埋め立て承認撤回」の手続きに入ることを表明し、新基地建設は許さない断固とした決意を示しました。

 安倍政権は、8月17日に辺野古に土砂を投入することを県に通知していますが、8月11日に、県民は、土砂投入を許さない県民集会を計画しています。

 昌鴻さんが生きておられたら、8月11日の集会成功のために奔走されているところでしょう。

 今こそ、伊江島の団結道場の掲げられている言葉「基地を持つ国は基地にて亡ぶ」を思い起こしましょう。

 安倍政権は、辺野古への土砂投入を強行すべきではありません。

 昌鴻さんの遺志を受け継ぐ沖縄県民と連帯して、辺野古新基地建設をゆるさないたたかいを高めていきたいと思います。

 今度、沖縄県に行く機会があったんなら、昌鴻さんらが設立された反戦平和資料館「ヌチドゥタカラの家」を見学したいと思います。

 阿波根昌鴻さんから更に学んでいきたいと思います。

 皆さんは沖縄の現状をどうお感じですか。ご意見をお聞かせ下さい。

 

  

 

 

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