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この期に及んで陸上イージス固執[2018/06/22 金 AM 06:45]

 本日、小野寺五典防衛相が、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備に関し、候補地である秋田市の新屋演習場と萩市むつみ演習場を抱える秋田・山口両県を訪問します。

 今朝のしんぶん赤旗日刊紙は、次のように報じています。

 「『北朝鮮は、我が国を射程に収める弾道ミサイルを数百発保有しています」「北朝鮮の核・ミサイルの現状を踏まえれば、イージス・アショアは速やかに配備する必要があります」。防衛省が1日に地元に提出した説明資料は、『北朝鮮の脅威』を繰り返し強調して配備の正当性を主張していました。ところが12日の日米首脳会談では『朝鮮半島の完全な非核化』を合意。トランプ大統領は、記者会見で、北朝鮮の金正恩国務委員長が『弾道ミサイル関連の実験場の破壊を約束した』と述べました。」「山口県情勢の変化により、配備計画が見直される可能性はあるのか』と質問したのに対し、防衛省は15日、『我が国を射程に収めるミサイルが依然として多数存在しており・・・可及的速やかに取り組みを進める必要がある』と回答。あくまで配備に固執しています。『イージス・アショア』は1基1000奥苑で、莫大な維持費もかかります。しかも、配備完了には5年以上かかります。膨大な浪費に終わる可能性が強まっています。」

 今朝の毎日新聞に二つの記事が掲載されています。

 一つは、ミサイル避難訓練が当面中止されるというものです。

 「政府は21日、北朝鮮の弾道ミサイルの飛来を想定した政府と各自治体による住民避難訓練を、当面中止する方針を固めた。12日の米朝首脳会談を受けて米国などが対話路線に転換しており、安倍晋三首相が意欲を示す日朝首脳会談を実現するためにも、訓練を続けて北朝鮮との対立姿勢を強調するのは得策ではないと判断した。」

 二つ目は、陸上イージスの現地調査の入札公告が行われたというものです。

 「陸上配備型迎撃ミサイルシステム『イージス・アショア』を、萩市の陸上自衛隊むつみ演習場に配備する計画を巡り、防衛相中国四国防衛局は21日、今夏にも実施する現地敵地調査の業者向け一般競争入札を公告した。公告したのは、空中写真や航空レーザーによる測量調査と、ボーリングの水文・水質調査を含む地質調査。7月2日まで業者の参加を受け付け、8月2日開札を予定している。同局は17~19日、萩市と隣接する阿武町で住民説明会を開いたばかり。萩市の高橋博史副市長は『敵地調査については詳細な説明を受けておらず、周辺環境への影響についても十分理解していない。現時点では調査の受け入れについて判断できない」とコメント。演習場に隣接する萩市羽月地区の城一育雄区長は『住民に調査内容を事前説明してほしい。勝手に進められては困る』と話した。」

 政府は、米朝首脳会談を受けた国際情勢を踏まえ、北朝鮮の弾道ミサイル発射を想定した住民避難訓練は中止しながら、イージス・アショアは現地調査の入札を強行しようとしています。

 私も参加したむつみ演習場地域での住民説明会では多数の不安や懸念が出されました。

 現地調査の強行はすべきではありません。

 米朝首脳会談の国際情勢を政府が踏まえるなら、住民避難訓練の中止だけではなく、陸上イージス計画を白紙に戻すべきです。

 政府は、イージス・アショアの配備に固執し、今日、小野寺大臣が秋田と山口両県を訪問します。

 皆さんは、この問題をどうお考えですか。ご意見をお聞かせ下さい。

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