環境と福祉の充実を目指して

厚南中学校入学式[2018/04/10 火 AM 06:46]

 昨日、宇部市立厚南中学校の入学式が行われました。

 私は、135名の新入生を前に、PTA会長として挨拶を行いました。

 私が行った挨拶の要旨は以下の通りです。

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 厚南中学校に入学した新入生の皆さんご入学おめでとうございます。

 保護者の皆さんにお喜びを申し上げます。

 私は大学で「社会福祉」を学んだ、文系の人間ですが、ここ最近、静岡大学大学院教授で植物学者の稲垣栄洋(いながきひでひろ)さんの本を読んで様々な事に気づかされています。

 植物の果実は、なぜ赤いのか。稲垣さんはこう書いています。

 「植物が果実を赤く色づかせるのは、果実を目立たせて鳥などに食べてもらうためです。鳥は熟した果実といっしょに種子も食べてしまいますが、食べられた種子は、消化されることなく鳥の消化器官を通り抜け、糞に混じって外に排出されます。この間に鳥は移動し、種子は遠くにばらまかれます。動けない植物は、鳥の力を借りて分布を広げているのです。」

 長年、植物を研究してこられた稲垣さんは、こう書いています。

 「脳のない植物に知恵がないと考えるのは、脳を発達させた人間の勝手なものの見方だと植物は笑っていることでしょう。脳はなくても植物は水を求めて根を伸ばします。光を求めて芽を伸ばし、季節を感じて、ちゃんと正しい時期に花を咲かせます。自然のしくみを理解し、自然の摂理の中で生きているのです。」

 「生きているということは、植物も人間もまったく同じです。」と稲垣さんは述べ、最後にこう書いておられます。

 「けっして人間の生き方が高級で、植物の生き方が低級ということはありません。」

 ましてや、人間同士の生き方に高級も低級もないと私は思います。

 人間に高級や低級がないこと、動物や植物と比較しても高級や低級がないことを理解するためには、相手のことを知ること、相手から学ぶことだと思います。

 新入生の皆さん、厚南中学校でしっかり学んで世界を大きく広げて大きく成長してください。分からないことは、先生にしっかり聞いてください。  

PTAは皆さんの成長を応援しています。

 最後に、保護者の皆さんに、PTA活動へのご理解とご協力を心からお願いいたしまして、PTAを代表しての挨拶といたします。

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 新入生が成長できる教育環境づくりに対してPTAとしても可能な支援を続けていきたいと思います。

 進級・進学した皆さんおめでとうございます。

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