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岩国「騒々しい」倍増[2018/03/10 土 AM 08:42]

 昨日の毎日新聞は、「米軍厚木基地(神奈川県)の空母艦載機部隊の岩国基地(山口県岩国市)への移駐が本格化した昨年12月~今年2月、岩国市が基地滑走路の南北2カ所に設置した測定器が70デシベル以上記録した回数が4066回に上り、前年度同期(1756回)の2・3倍となったことが分かった。騒音対策で滑走路を沖合約1キロに移設した2010年度以降の同期比で最多で、住民が懸念する移転による騒音悪化が裏付けられた形だ。」「70デシベル以上は日常生活でうるさいと感じる『騒々しい街頭』レベルに当たり、17年度同期は北側1930回、南側2136回の計4066回記録した。過去の測定回数は、騒音軽減のため滑走路を沖合に移設した10年度以降では、同年度の計2875回が最多で、11年度から16年度は1000~2000回台と減少傾向だった。沖合移設前は08年度計5363回、09年度計6201回。17年度は4000回台だったため、沖合移設前の状況に近くなっている。」「住民から、山口県や岩国市、岩国基地で構成する『岩国日米協議会』で騒音問題を協議するよう求める声が出ている。しかし行政側は『(米軍とは)さまざまな機会に必要な情報交換をしている』(村岡嗣政山口県知事)などとして、協議会の開催に消極的だ。」と報じました。

 山口県は、艦載機部隊の移駐に関して、基本姿勢として「今以上の機能強化は容認できない」とし。基本スタンツとして「これ以上の負担増は認められない」と県民に説明してきました。県は、「防衛省作成の騒音予測コンター(分布図)によっても、生活環境は全体として現状より悪化するとはいえない。よって機能強化ではない」「国からは『米軍再編について、これ以上の負担増をお願いする考えはない』と回答をもらった」などとして艦載機部隊の移住を容認しました。

 しかし、現状では、艦載機部隊の移駐が始まった17年度、沖合移設後最大の騒音を記録しているのです。

 これは、防衛省の「生活環境は全体として現状より悪化するとはいえない。」としてきた説明が間違っていたことを意味します。

 つまり、艦載機部隊の移駐により基地機能の強化が起こったという結果は明らかです。

 防衛省は、騒音の現状を認め、空母艦載機部隊の岩国移駐は、「機能強化」であったことを山口県や岩国市に謝罪し説明すべきです。

 山口県・岩国市は、機能強化があるのなら空母艦載機部隊の受け入れをしないとしてきた県民市民との約束に立ち返り、今からでも空母艦載機部隊の受け入れを拒否する姿勢を明らかにすべきです。

 巨額の交付金を受けているので、山口県も岩国市も国に何も言えないというなら、何のための基本姿勢や基本スタンツだったのかが問われます。

 基本姿勢・基本スタンツは、県民・市民の批判をかわすポーズで、県も市も国にただただ押し切られた格好です。

 騒音に苦しんでいる住民に寄り添い「生活環境悪化」の騒音を取り除くにはどうしたらいいかを基地・国・県・市が直ちに協議すべきです。

 騒音軽減の抜本策は「空母艦載機岩国受け入れ」の撤回にあることは明白ではないでしょうか。

 空母艦載機移駐後、騒音が増大しています。皆さんはこの問題はどうお考えですか。お教え下さい。

 

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