環境と福祉の充実を目指して

「イージス・アショア」配備計画の撤回を求める緊急講演会[2018/01/28 日 AM 08:34]

 昨日、萩市内で、「『イージス・アショア』配備計画の撤回を求める住民の会」と山口県平和運動フォーラムが主催する『『イージス・アショア』配備計画の撤回を求める緊急講演会」が行われました。

 講師は、電磁波環境研究所所長の荻野晃也さん。「健康を脅かす電磁波とは何か―」というテーマで講演が行われました。

イージスアショア学習会

 電磁波の人体への影響を話す荻野さん

 「イージス・アショア」の最初の施設は、米国ボストン郊外・コッド岬に設置された「PAVE-PAWS」です。

 荻野さんは、「PAVE-PAWS」の環境影響について「マサチューセッツ州の報告書によると『エウィング類(柔らかい組織)の小児ガン』がケープ・ゴッド郡で3.84倍に増加していますし、小児リンパ腫も異常な増加を示している。このような現地の調査をイージス・アショアを導入しようとする日本政府は本気で行うつもりなのか。一度、建設されてしまうと危険性の証明はとても困難で、ゴッドミサキの多くの住民は今なお不安を持って暮らしているのではないか」と指摘しました。

 宮古島のレーダー基地周辺の環境影響について萩野さんは、「法律に違反しているわけではないが、野原岳新型レーダーJ/FPS-7の周辺の電磁波の測定値がとても高いことを知った。また、自衛隊の測定値と糸満市が委託したNHKアイテックの測定値とで大幅な相違をあることを知った。自衛隊や防衛省からイージス艦などの測定例が発表されてもにわかには信じがたい。」と訴えました。

 荻野さんは、自衛隊のむつみ演習場にイージス・アショアを建設することについて「演習場周辺は高い山に囲まれている。レーダは、日本海の洋上を監視することが出来ない。これは、日本の防衛のためというより、アメリカを守るための盾と言わざるを得ない。新聞報道によるとハワイの『イージス・アショア』の実験施設を視察した小野寺・防衛大臣は米軍側から『人体への影響は全くない。通信機器への干渉についても影響は出ていない』と説明を受けたとある。しかし、人体の与える影響が確定するまでは安全だというのは問題だ。人体に与える影響を予防する観点から『イージス・アショア』について考えるべきだ。」と指摘しました。

 「イージス・アショア」が建設されれば、周辺の住民への人体実験がスタートしてしまいます。

 周辺住民の人体への影響を予防する観点から、「イージス・アショア」建設すべきではありません。

 また、立地条件として、「日本海が監視できない」とすれば、レーダー基地として自衛隊むつみ演習場は「イージス・アショア」の適地と言えるでしょうか。

 「イージス・アショア」の是非を考えるあたって大きな示唆を住民に示した有意義な学習会でした。

 皆さんは「イージス・アショア」の萩市むつみへの設置についてどうお考えですか。

 

1件のコメント »

  1. イージスアショアの電磁波の問題は、簡単ではないでしょう。測定も容易ではないでしょう。
    以下のサイトにレーダーからの電磁波に関する情報をアップしてあります。
    http://denjiha-emf.o.oo7.jp/RF16_Radar.htm

    Comment by bemsj — 2019/1/31 木曜日 @ 0:13:54

この投稿へのコメントの RSS フィード。 TrackBack URI

コメントする