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「21世紀の戦争と平和」読書ノート①[2018/01/04 木 AM 07:56]

 矢部宏治さんの「知ってはいけない-隠された日本支配の構造」を正月休みで一気に読了しました。

 砂川判決の歴史的意味など、示唆に富んだ本でした。

 今、孫崎亨さんの「21世紀の戦争と平和」を読んでいます。

 孫崎さんは、元外交官。深い洞察に感銘を受けながら読んでいます。

 この本の中に、安倍首相が敬愛する祖父の岸信介さんの発言の引用がいくつか出てきます。

 「岸信介証言録」にこのような言葉がある孫崎さんは書いています。

 「国土も国民も守らなければならないでしょう。しかし、結局煎じ詰めていけば、守るべきは、人々の自由ということになるんじゃないかと思うね。(中略)われわれの自由を擁護することが究極の目的ではないだろうか。ただ生きていくだけでは意味をなさないんで、自由が行われてこそ生きる価値があるんだ。自由を脅かすあらゆるものを排撃して、自由を防衛していくことが結局は政治の基礎だと思うんだよ。」

 孫﨑さんは、「安倍首相は祖父岸信介を尊敬していると言いながら、どこまで岸信介を理解しているのでしょうか。安倍政権になってさまざまな言論弾圧が行われています。」と語り、NHK「クローズアップ現代」の国谷裕子さんと女優の木内みどりさんの発言を引用しています。

 孫崎さんは、もう一つ岸信介の発言を引用しています。

 「他国の軍隊を国内に駐屯せしめて其の力に依って独立を維持するというが如きは真の独立国の姿ではない」

 孫﨑さんは、「今日の保守政治家の中に、岸信介のような発言をする者はいません。」と語っています。

 孫崎さんは、岸信介元首相が「現憲法下でも自衛のために核兵器保持は許される」と発言したこともこの本で触れています。

 安倍首相は、祖父岸信介元首相から何を学び何を学んでいないのか、この本を読みよく分かりました。

 日本が真の独立国と言えないような、ただただアメリカとの従属的関係を強化することに従う姿勢が安倍首相には顕著にあることがよくわかりました。

 引き続き、孫崎亨さんの「21世紀の戦争と平和」からしっかり学んでいきたいと思います。

 

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