環境と福祉の充実を目指して

ジョン・マン[2017/07/29 土 AM 09:36]

 日野原重明さんの「いのちの使いかた」という本を読んでいます。

 この中に、江戸時代に日本人として初めてアメリカで暮らしたジョン万次郎のホームステイ先を友好記念館にするという「ホイッツトフィールド・万次郎友好記念館」つくるプロジェクトに日野原先生が関わられた経過が書かれています。

 「万次郎を長期機関ホームステイさせ、教育の機会を与えたホイットフィールド船長の家は、マサチューセッツ州ボストン市から車で90分、かつては捕鯨で栄えた小さな町フェアヘブンにあります。廃屋寸前になっていたその家が競売に出されていると知ったのは、僕がたまたまメキシコ訪問中だった2007(平成19)年夏のことです。ニューヨークに住む知人の吉田礼三さんから、このままでは、日本人とアメリカ人の間に温かい交流が育まれた記念すべき家あ、壊されてしまうと聞いたのです。僕は即座に『それは買い取って修復し、友好記念館にしようではないか』と提案しました。」

 日野原先生は、お父さんから「3つのV」をいつも胸に持つよう教えられたといいます。

 Vision, Venture,Victory

  「ヴィジョンとは、将来を見据えて夢を持ちなさいということ。そお夢は見るだけで終わらせてはいけない。困難があっても勇気を持って行動するヴェンチャー精神で取り組むこと、そうすればその先には勝利のヴィクトリーが実現されるというものです。」

 2009年5月に、「ホイットフィールド・万次郎友好記念館」が開館します。

 この事業を100歳前後の日野原さんが取り組まれたパワーに感服しました。

 ジョン万次郎の事を知りたくなり、今、山本一力さんの「ジョン・マン」を読み始めました。

 まだ、1巻「波濤」を読み始めたところですが、ホイットフィールド船長が、西太平洋で鯨が枯渇してきたので、初めて太平洋に捕鯨の出発する様子が手に取るように分かります。

 また、万次郎は、土佐の中ノ浜で、カツオ漁師として生活を始める様子が生き生きと描かれています。

 万次郎と一緒に人生の航海をこの夏したいと思います。

 日野原さんの本には珠玉の言葉が綴られています。

 「人間の体は、土でできている器と同じ。いずれ土に還ります。医学の役割は器をいたずらに長持ちさせることではなく、本当は、その器に満たす大切な中身、人としての尊厳や生きざまを守ることであるはずです。いのちを寿ぐ、と表現する寿命だからこそ、生きてきた中身が大切なのではないでしょうか。」

 人間の体は、土でできている器と同じ。

 こう言い切れるのは、医師として100歳以上生きてきた日野原さんならではでしょう。

 この夏は「ジョン・マン」を読みながら、日野原さんからももっと多くの事を学びたいと思います・

 人としての尊厳や生きさまを守る器を高めるために、学び続けるのが人生なのでしょう。

 みなさん、日野原先生との想い出がおありでしたらお教え下さい。

 

 

 

 

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