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福岡・大分豪雨 被害19河川 水位計なし[2017/07/15 土 AM 07:27]

 今朝の読売新聞は、「九州北部を襲った豪雨災害で、氾濫や堤防決壊などの被害が出た福岡、大分両県管理の21河川のうち、9割の19河川に水位計が設置されていないことが分かった。いずれも小、中規模の河川で、両県は水防対策の優先度が低いと判断し、避難勧告などの目安となる水位を定めた『水位周知河川』にも指定していなかった。今回、こうした河川で被害が集中した実態を受け、両県は水位計の設置など対策を検討している。」と報じました。

 私は、2013年7月28日に萩市・山口市を襲った豪雨災害の状況を想起しました。

 私の2013年8月臨時議会で水位局などの問題を質問しました。そのまま引用します。

 「田万川岡平水位曲は、28日12時で測定が中断してしまいました。測定不能になった原因は何ですか。水位局のデータは、災害発生時の避難誘導や災害復旧を行っていく上で極めて重要なものです。岡平水位曲が測定不能になった原因を解明し、県内の水位局の総点検をする筒洋画あると思いますが、お尋ねします。次に、水防警報河川の拡大についてであります。私が、実際に視察をした特別養護老人ホーム阿北苑などがある原中川は、水防警報河川に指定されておらず、何とハザードマップが作成されていませんでした。市町が行うハザードマップ作成を促進するため、今回の災害状況を調査し、災害があった河川で水防警報河川に指定されていない河川は指定すべきですが、お尋ねします。」

 水系局についての8月臨時議会での小口土木建築部長(当時)の答弁は、次の通りです。

 「岡平水位局が測定不能になった原因については、田万川の氾濫により、水局が水没し、測定装置が故障したことによるものと考えられます。次に、県内の水位局の総点検については、今回の災害を受け、地形等の状況や設置の高さなどの調査を実施することとしております。」

 水位局の点検については、9月議会でも質問し、小口土木建築部長(当時)は、次のように回答しました。

 「岡平水位局の改修については、災害直後に国と協議を整え、災害査定前の8月には工事に着工したところであり、年内に、局舎内の無線観測装置などの製作、備え付け、調整を完了する見込みです。また、県下水局の点検としては、水位局と雨量局を合わせた全223局のうち、浸水想定図などをもとに抽出した浸水の可能性のある135局について、地形の教協、堤防の高さ、機器の設置の高さ等を確認しているところであり、年内には、これらの点検を完了させる予定です。」

 水防警報河川の拡大について8月臨時議会で小口土木建築部長(当時)は、次のように回答しました。

 「県では、これまでも所要の追加指定を行ってきたところであり、お示しの原中川等災害のあった河川についても、その状況を調査し、必要に応じて追加指定について、萩市と協議してまいりたいと考えております。」

 私は、山口県で4年前に発生した豪雨災害の教訓が福岡・大分豪雨に生かされていないことが残念です。

 山口県では、水位計があった河川で、あまりにも大きな災害によって、機能しなかった水位計があった。

 福岡・大分豪雨が起こった河川の水位計は正常に稼働したのかまず点検しなければならないと思います。

 そして、福岡・大分両県の水位計の設置場所が適切なのかを含めた点検が必要だと思います。

 そして、災害の起こった場所に水位計が設置されていなかったり、水位周知河川に指定されていなかった問題です。

 萩市の原中川のように、甚大な災害が起きて対策を講じるのではなく、防災の観点から、災害を想定して、事前に水位計の設置や水位周知河川への指定を行い、「氾濫危険水位」などの情報を住民に周知し、批判訓練なども実施していく対策が、求められます。

 このことは、福岡・大分両県では当然ですが、過去の災害の起きた地域での実施状況の点検をはじめ、改めて、氾濫が起きる可能性のある河川を洗い直しを国土交通省の特段の支援などにより、積極的に行っていくことが必要だと思います。

 豪雨災害についても「想定外」で終わらせない、防災・減災対策の強化が必要です。

 福岡・大分豪雨災害の教訓を全国で生かしていくことが、災害の亡くなられた多くの方々に報いる道であると感じます。

 福岡・大分豪雨災害に対する皆さんの想いをお教え下さい。

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