環境と福祉の充実を目指して

月別バックナンバー [ 2019年 04月 ]

落語 昭和の名人極めつき [2019/04/30 火 PM 05:54]

 「落語 昭和の名人極めつき」のCDマガジンを購読しています。

 最新号は、「柳家小さん」②です。「笠碁」「粗忽の使者」「親子酒」どれも「極めつき」です。

 「親子酒」は、二代目桂枝雀の落語が印象的です。

 2011年に作成された「落語 昭和の名人完結編」の第一回が枝雀でこの中に「親子酒」があります。

 小さんの「親子酒」は13分06秒、枝雀は、24分11秒。枝雀が約倍の長さです。

 枝雀の「親子酒」は、息子とうどん屋とのやり取りが爆笑を誘います。その部分が小さんの「親子酒」より長くなっています。

 小さんの「親子酒」は枝雀程のスピードはありませんが、父親の語りが中心で、何とも言えない「間」に唸ります。

 枝雀と小さんの「親子酒」どちらも素晴らしいです。

 親子で同じ演目を演じた作品を楽しむこともできます。

 「落語 昭和の名人極めつき」①は、古今亭志ん生で、「猫の皿」があります。

 2011年に作成された「落語 昭和の名人完結編」の第二回は古今亭志ん朝でこの中に「猫の皿」があります。

 志ん生は29分、志ん朝は22分、台詞はほぼ同じです。

 志ん生70歳。脳出血で倒れる直前の「猫の皿」です。

 志ん朝40歳。まだまだ若い時期の「猫の皿」です。

 古道具屋と茶屋の親父とのやり取り。

 皿が買えないと分かり、猫を邪魔ものにする台詞は、やはり、志ん生の枯れた味に私は軍配を上げたいですね。

 しかし、若い志ん朝の「猫の皿」もイキでいいですね。

 同じ演目を違う名人が演じる音源が聴けることに幸せを感じます。

 今年に入ってからは、移動中の車の中は、最新のCDを繰り返し聴いています。

 何度も同じ演目を聴いていると、その時々の発見があり、嬉しくなるものです。

 小さんの「粗忽の使者」や三遊亭金歯の「ずっこけ」など聞いていると、「小さなことは気にするな」と元気づけられる自分を感じます。

 しばし落語に耳を傾けながら、心の洗濯をしています。

 話す機会の多い私。話術の参考にもしています。

 川柳が趣味の私ですが、落語も私の趣味の一つとなりました。

 今年は、「落語 昭和の名人極めつき」とともに落語を聞く毎日です。

 いつか、生の落語を聞きたいと思っています。

 皆さんの好きな落語家は誰ですか。好きな演目は何ですか。

 お教え下さい。

「仏教と歴史に関する19の断想」読書ノート③ [2019/04/29 月 AM 08:48]

 引き続き、中島晃著「仏教と歴史に関する19の断想」を読んでいます。

 この中の「国家を超えて」はとても興味深い内容でした。

 中島さんは、「国家神道」について次のように書いています。

 「日本は、神国であり、神風が吹くから、日本が負けることはないといって、国民を戦争に駆り立てた、戦前、戦中における国家神道のはたした役割はきびしく問われる必要がある。勿論、天皇が紙であることを否定する宗教が、不敬罪や治安維持法などによって、徹底的に弾圧された歴史も忘れてはならないことです。戦後、天皇は神ではないとされ、国家神道は否定された。しかし、祭祀・儀礼と協議を分離し、前者は宗教ではないという特異な宗教観は戦後もそのまま受けつがれた。」

 中島さんは、河上肇が1911年に書いた「日本独特の国家主義」を引用しています。( )内は、中島さんの現代語訳です。

 「日本人の眼中の宇宙心中最も高貴なるものは国家を措いて他あらず。故に日本人は国家のために何事物事をも犠牲にするといえども、何事何物のためにも国家を犠牲とするを肯んぜず」(日本人は国家のためにはすべてを犠牲にできるけれども、国家を超えたもの、国家よりも大きな価値をもつもののために国家を犠牲にすることはできない)

 「ゆえに学者はその心理を国家に犠牲し、僧侶はその信仰を国家に犠牲す。これすなわち日本に大思想家出でず大宗教家出でざる所以なり」

 その上で、中島さんは、次のように語っています。

 「いま私たちに求められているのは、国家を超えた普遍的な価値を語ることのできる宗教や思想を自覚的に追求することではないだろうか。そのことを抜きにして、国家神道を正当化するために生み出された特異な宗教観を克服することはできないように思われる。」

 今日や韓国や沖縄に対する聞くに堪えないヘイトスピーチが生まれる背景もこの辺りにあるように私は感じます。

 私は、国家神道の本質に対する指摘とそれを乗り越える問題提起に、目の前の靄が晴れたような気持ちになりました。

 中島さんは、この章の最後にこう書いています。

 「集団的自衛権をめぐる議論の背景には、再び国家主義が台頭してきているように思われる。そうすると、いま、法然・親鸞に学びつつ、彼らの切り開いた普遍的な宗教をめざす道を受けつぐことこそ、現在に生きる者のつとめであり、それは河上肇の100年余り前の問題提起にこたえる道ではないだろうか。」

 中島さんは、「普遍的な宗教をめざす道」についてこう書いています。

 「日本仏教における普遍的宗教をめざす道は、すべての人間を一切排除することなく、平等に救済することをめざして、本願念仏を創始した法然によって切り開かれ、親鸞によって受けつがれた。」

 今日の国家主義を乗り越え、平和で平等な社会をつくるためにも、普遍的宗教をめざす道を学んでいこうと思いました。

「仏教と歴史に関する19の断想」読書ノート② [2019/04/28 日 AM 08:13]

 中島晃さんの「仏教と歴史に関する19の断想」の内、「仏教」に関する部分を一気に読み終えました。

 社会運動を行いながら仏教を学ぶ私にとって、中島さんの一言一言は、慈雨のように私の心にしみわたりました。

 中島さんは、「仏教」の章の最後に、反戦僧侶・竹中彰元のことを書いています。 

 竹中は、真宗大谷派の僧侶でした。1937年10月26日、陸軍刑法違反により警察に逮捕されます。

 中島さんは、この辺りを次のように書いています。

 「1937年7月7日、盧溝橋事件を契機として、日本は全面的な中国侵略戦争を開始する。これをうけて、明泉寺のある岩手村からも、村人たちが次々と兵士として戦場に送られることになる。出征する兵士の中には、竹中が子どものときから知っていた明泉寺門徒総代の息子もいた。竹中は、日中戦争が始まって二カ月後の九月十五日、村人とともに、国鉄垂井駅まで行列を組んで出征兵士を見送る中で、たまりかねたように、『戦争は罪悪である、人類に対する敵であるから止めた方がよい』という戦争に反対する発言を行う。その場で、彼の発言を聞きつけた在郷軍人などの村人から、不謹慎だとして『痛罵難詰』されたという。しかし、彼はそれでも反戦の発言をやめず、10月10日、近くの寺院で行われた前住職の年忌法要の際にも、集まった僧侶の前で、『戦争は止めた方がよい。これ以上の戦争は侵略だ』と発言した。さらに彼は、10月21日に三回目の戦争反対の発言を行っている。」

 真宗大谷派は彼の布教使資格を剥奪します。戦後、竹中の名誉回復運動が起こります。

 その結果、2007年10月、真宗大谷派主催の「復権顕彰大会」が明泉寺で開催され、宗務総長の謝罪と宗派の処分を取り消す「宗派声明」が発表され、処分から70年目にしてようやく竹中の名誉回復は実現しました。

 中島さんは、竹中がこのように行動を起こした背景の一つとして次のことを指摘しています。

 「大谷派が1936年10月に、真宗聖典『御伝鈔』にある『主上臣下、法に背き義に違し、忿(いかり)を成し、怨みを結ぶ』という親鸞の『教行信証』の中にある字句を削除したことである。大谷派は、この一文が天皇をきびしく批判したものであることから、これを拝読禁止したのである。これにより、大谷派は宗祖親鸞の教えさえ捨て去ろうとした。」

 中島さんは、次の文章で、仏教の章を閉じています。

 「アジアと日本の民衆の多数の声明を奪い、多大の犠牲を強い、塗炭の苦しみをあたえた日本の軍国主義の嵐は、敗戦によって一旦止むことになった。その結果、焦土のなかで生まれたのが日本国憲法であり、戦争放棄を定めた9条の規定は、二度と戦争を繰り返してはならないという日本国民の切実な願いが結実したものである。それはまた、さきに述べた仏教者たちが説いた非戦の思想を受けついだものでもある。しかし、集団的自衛権容認に踏み切った現政権のもとで、憲法9条の規定そのものを変えようとする改憲の動きが急速に強まってきている。いま、竹中らの非戦の思想を受け継いで、非戦平和の声を広げることこそ、阿弥陀仏の悲願に向かって歩む菩薩の道ではないだろうか。非戦平和の実現は、仏の教えを信じるか否かにかかわりなく、すべての人々に共通する人類史的課題であることはいうまでもないが、それはなによりも不殺生と慈悲の教えを説く仏教者にとって、率先してめざすべき課題であるといわなければならない。」

 この一文は、取り分け、私の心にストレートに届きました。

 これからも仏教者の一人として、非戦平和の実現への道を歩みたいと決意を新たにしました。

 引き続き、中島晃さんの本から学びたいと思います。

「仏教と歴史に関する19の断想」読書ノート① [2019/04/27 土 PM 03:36]

 弁護士の中島晃さんの著書「仏教と歴史に関する19の断想」を読んでいます。

 私は、浄土真宗本願寺のお寺の門徒総代長になって5年目。様々な市民運動に関わって30年になります。

 全国公害弁護団連絡会議代表などを務める中島さんと仏教、とりわけ法然の思想との関わりを知ることは、私にとってとても興味深いものでした。

 中島さんは、「大乗仏教は、一口でいうと、出家と在家とを問わず、誰もが仏になることができるというものである。もっとも、そうすると、どうすれば仏になることができるかという方法が問題となる。」と前置きをして、法然の思想について次のように書いています。

 「法然は『口称念仏』すなわち仏の名前(阿弥陀仏)を称えることでたりるとし、他の方法は不要であるという、非常にシンプルであり、またきわめて大胆な考え方を提唱するに至った。」

 その上で、中島さんは、法然の思想を次のように整理しています。

 「法然がこうした考え方に到達したのは、貧困や社会的格差の存在を直視したうえで、阿弥陀仏の『平等の慈悲』をすべての人々にゆきわらせるためには、『口称念仏』以外には方法はないという結論を下したということによるものと思われる。」

 「12世紀末の日本で、貧困や格差に苦しむ人々の存在に目を向けて、その救済のために宗教者として何をなしうるかを考え抜いた末にたどりついた、さきほど述べた法然の宗教思想は、あの時代にまことに革命的なものであったということができる。それは、それまでの仏教にあったさまざまな宗教的な虚飾をすべて取り除こうとするものであり、当時の多くの民衆に受け入れられ、急速に受け入れられ、急速に広まっていった。」

 更に、中島さんは、法然の思想とマルクスの思想を交錯させて次のように語っています。

 「貧困と格差に苦しむ人々の存在を直視し、そうした人々に救済の手を差しのべようと、『平等の慈悲』を説いた法然の思想は、やがてはるか後年、一九世紀になってカール・マルクスが著した『資本論』の中で、経済理論として結実したのではないだろうか。」

 そして、中島さんは、法然の思想の今日的意義を次のように書いています。

 「私たちが生きる現代社会もなお、貧困と格差が深刻な形で存在している。その一方で、こうした貧困と格差を『自己責任』の問題として片づけようという風潮が強まっている。貧困や格差に苦しんでいるのは、その人個人の責任であって、それを救済する必要などないという考え方である。こうした自己責任論が横行する中で、いまあらためて法然の説いた『平等の慈悲』-それは人類の悲願でもある-を現在によみがえらせることが求められているのではないだろうか。」

 私は、法然の教えを引き継いだ親鸞がひらいた真宗の門徒の一人です。

 法然の思想を知ることにとても興味があります。

 法然が解いた「平等の慈悲」が今日的に強く求められているという中島さんの主張に強く共感します。

 「観無量寿経」の中に「摂取不捨」という言葉があります。

 この言葉を大切にするのが、法然、そして親鸞の思想だと思います。

 この連休、中島晃さんの「仏教と歴史に関する19の断想」から少しづつ学んでいきたいと思います。

山口宇部パワー 環境影響評価手続き休止を発表 [2019/04/26 金 AM 06:38]

 24日、山口宇部パワーは、以下のコメントを発表しました。

 「山口宇部パワー株式会社は、山口県宇部市西沖の山において、これまで進めてきた西沖の山発電所に関し、今後、計画変更を検討し、環境影響評価法に基づく環境影響評価手続きを休止することといたしました。」「このため、当社への出資会社である大阪瓦斯株式会社が、本計画からの撤退を決定したことを受けて、当社は、今後、本計画の変更を検討することとし、併せて、現行の環境影響評価準備書に関しては、国に、取り下げを願い出ることとしました。当社への出資会社である電源開発株式会社および宇部興産は、最新鋭・最高効率の石炭火力発電所建設の検討を継続することを合意しており、今後、当社は、60万kW級超々臨界圧発電施設の単機開発へのスケールダウンおよび酸素吹石炭ガス化複合発電による商用機開発への計画変更を検討し、最適な発電所計画を策定することとしております。」「当社は、今後も、最新鋭・最高効率の石炭火力発電所の開発により、西日本広域での電力の安定供給、および老朽火力の代替により、国の低炭素化に貢献するという使命を果たし、環境と調和した事業展開を続けてまいります。」

 昨日の宇部日報は、「宇部興産と電源開発は、最新鋭・最高効率の石炭火力発電所建設に向けて検討を継続することで合意。今後は60万キロワット級1基への縮小、または最新技術である酸素吹石炭ガス化複合発電による商用機開発への計画変更を検討し、21年ごろまでには新計画を策定したいとしている。発表を受け、久保田后子市長は『今後、山口宇部パワーが計画内容の変更を検討するということで、市としてはその動向を注視したい』とのコメントを出した。」と報じました。

 宇部市に石炭火力発電所は相応しくありません。

 計画の撤回を山口宇部パワーに求めたいと思います。

 山口宇部パワーが石炭火力発電所の規模縮小などを発表しました。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

大阪ガス 宇部での石炭火力発電所計画から撤退 [2019/04/25 木 PM 01:14]

 昨日、大阪ガスは、「西沖の山発電所(仮称)新設計画からの撤退について」という以下の文章を発出しました。

 「大阪ガス株式会社は、電源開発株式会社、および宇部興産株式会社と共に、2015年3月に山口宇部パワー株式会社を設立し、山口県宇部市西沖の山において、石炭火力発電所(仮称:西沖の山発電所)の新設計画を進めてまいりました。しかしながら、当社は、電力事業を取り巻く事業環境の変化や将来的なリスク党を踏まえ、当社の投資基準に照らして総合的に判断した結果、事業化検討から撤退することを決定しました。」

 昨日この事案をKRYは、次のように報じました。

 「24日、出資している大阪ガスが石炭火力発電所新設事業の不透明さなどを理由に撤退を決めたことから計画の変更を検討し、国に提出している環境影響評価準備書を取り下げるとした。」「山口宇部パワーは今後、出力60万kWの発電施設を2機から1機にすることなどを検討していくとしている。」

 大阪ガスの判断を受けて、山口宇部パワーは、環境影響評価準備書の取り下げだけでなく、計画を白紙撤回すべきだと思います。

 地球温暖化対策の国際的枠組みである「パリ協定」にもとづき、政府が国連に提出を求められている温室効果ガス排出抑制についての長期戦略案が公表されました。

 長期戦略案には、「脱炭素化」を掲げているものの、CO2排出が多い石炭火力発電をやめる方向は示していません。

 世界は、「脱炭素化」を明確にしており、「石炭火力発電所の全廃」を選択する国がヨーロッパを中心に増加しています。

 日本も一日も早く石炭火力発電所をやめる方向に足を踏み出す時です。

 長期戦略に石炭火力発電所をやめることを明記すべきです。

 山口宇部パワーが環境影響評価準備を取り下げるかどうかの事実関係の調査を県環境部に依頼しました。

 私は、先の県議会議員選挙で、「環境先進都市・宇部市に石炭火力発電所は相応しくない」ことを繰り返し訴えてきました。

 今後の動向を見守りながら、引き続き、宇部市に石炭火力発電所はいらないの主張を行っていきたいと思います。

 宇部市で石炭火力発電所の建設を進めていた親会社の一つである大阪ガスが、計画から撤退しました。

 皆さんは、この問題をどのよにお考えですか、ご意見をお聞かせ下さい。

ドラマ「集団左遷!!」 [2019/04/24 水 AM 07:21]

 21日からTBS系で始まった「集団左遷!!」を録画で、視聴しました。

 さすがに、21日は、宇部市議選の選対本部長でしたから、ドラマが始まった9時は、選挙管理委員会から第一回目の開票速報が出される目前。

 胃を痛くして結果を待っていた時でした。

 昨日、一気に、ドラマを視聴しました。

 21日のしんぶん赤旗日刊紙「試写室」からジャーナリストの諌山修さんの「集団左遷!!」の紹介記事を引用します。

 「支店長の椅子は銀行員の憧れのポストだ。メガバンク・三友銀行の片岡洋(福山雅治)は50歳を目前に東京・蒲田支店長を拝命・喜び勇んで本店の会議へ。ところが集められた12人の新支店長は『君たちの支店はもう廃店が決まっているから頑張らなくてもよろしい』と宣告され茫然。こう告げられたのは人事担当の横山常務(三上博史)。大リストラ計画の仕掛け人で、以後片岡の天敵となる。原作=江波戸哲夫、脚本=いずい吉紘、演出=平川雄一朗ほか。副支店長は古参の真山(香川照之)、感情を表に出さず敵か味方か分からない男だ。行員も左遷組のリストラ候補ばかり。そんな支店への出勤初日、融資先の社長が夜逃げした。片岡自らゴルフ場まで追いかけ札束ごと取り押さえる騒ぎに。アレ?これ『頑張ってる』ことにならないのかな・・・。銀行本部の指示で融資打ち切りが決まった町工場を助けようと奔走する若手行員の姿を見て、ついに片岡は『仕事を頑張って何が悪い!』と横山に叛旗を翻す。支店の存続という大転換なるか-福山が今日も、多摩川の土手を走り続ける。」

 リーマンショック以降のリストラ。AIの進展に伴うリストラ。リストラが依然猛威を振るっている昨今です。

 半沢直樹シリーズでも描かれていましたが、人々の暮らしと営業を助ける銀行が、人々の命を奪う銀行になってしまう側面がこのドラマでも描かれています。

 その中で、働くとは何かをヒューマニズムを持って考えさせられるドラマです。

 今、江波戸哲夫さんの原作「銀行支店長」を読んでいます。今読んでいる範囲では、「集団左遷」の実態は出てきませんが、これから徐々にそのような様子を読むことになるのでしょう。

 これから、大型連休に突入する中で、原作を読みながらドラマ「集団左遷!!」を楽しみたいと思います。

 ドラマ「集団左遷!!」第一回目の感想をお聞かせ下さい。

基地の街 やまぬ騒音 [2019/04/23 火 PM 12:46]

 今朝の朝日新聞は、空母艦載機部隊が厚木基地から岩国基地に移設を完了して1年余りを迎えた実情を次のように報じています。

 「移設完了後のこの1年で、岩国基地周辺の騒音は増え、市民から寄せられる苦情も増した。県や岩国市などでつくる県基地関係市町連絡協議会によると、騒音は移駐完了後では、基地西側と北西側で減り、基地の南側と北側、周防大島などの飛行ルート近辺で増えた。市が基地周辺5地点に設けた測定器のうち、滑走路南側に位置する尾津町での騒音測定回数は、移転完了後の昨年4月からの1年間で8668回。移駐前の2016年度と比べると2倍超にあたり、滑走路を沖合に移設した10年度以降で最も多かった。尾津町の騒音測定回数を月別でみると、東京・硫黄島での離着陸訓練(FCLP)に向けた『事前集中訓練』があった昨年4月は1311回。FCLPがあった5月は1402回と、滑走路移設後で月別最多を更新した。市に寄せられた苦情件数も昨年4月は748件。5月は903件となり、過去最多となった。岩国市黒磯町の主婦、大国幸子さん(75)の自宅は基地滑走路から南西へ直線で約4キロ離れた場所にある。だが、海沿いは米軍機の離着陸のし進入路にあたり、高台のために音を遮るものもない。『不快な爆音。移駐前は1機で飛ぶことが多かったけど、今は2機も3機も一緒に飛ぶようになった』と訴える。」

 20日付読売新聞は、19日に行われた「県基地関係県市町連絡会議」での県の報告について次のように報じました。

 「騒音測定の結果でゃ、昨年度1年間の騒音レベルを示すW値(うるささ指数)は、基地滑走路移設(2010年)前を下回り、9割の地点で国の予想値以下だった。しかし、FCLPや関連の訓練が行われた昨年4、5月には、測定した全32地点のうち9割の28地点で月別での最高値を記録。昨年度に市に寄せられた航空機騒音への苦情も5428件で過去最多となった。会議後、藤田昭弘・県総務部理事は『騒音が増大するFCLPなどについて、国に影響の緩和を求めていく』と語った。」

 県は、「これ以上の負担増は認められない」とのスタンツで空母艦載機部隊の移駐に反対していました。

 測定した全32地点のうち9割で月別での最高値を記録したことは重大です。

 朝日新聞の報道でも、「市に寄せられた苦情件数は、昨年5月が過去最多」「尾津町で昨年5月の騒音測定回数が、滑走路移設後で月別最多」「尾津町での昨年4月からの1年間での騒音測定化数は、移駐前の2016年度と比べると2倍超」と報じました。

 地域住民の負担増は明確です。県は、「国に影響の緩和」を求めることは当然ですが、「空母艦載機移駐の白紙撤回」を求める姿勢で、国に、要望していくことが重要だと思います。

 その姿勢こそが、これまでの県民への説明と整合性のとれた県の姿勢だと思います。

 岩国市で空母艦載機部隊の移駐を契機に、騒音が増大しています。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

 

宇部市議選4名全員当選にあたって [2019/04/22 月 AM 09:29]

 昨日、投開票で宇部市議選が行われ、日本共産党は、4名の候補者全員が当選しました。

 県議選宇部市選挙区での私の勝利と合わせて、宇部市では、統一地方選、前半戦、後半戦全員当選を実現しました。

統一選挙万歳(2019年)

 左から藤井、時田、荒川、浅田、藤本の各氏

 私は、宇部市議選の選対本部長として選挙戦に臨みました。

 皆さんのご支援に感謝します。

 以下は、昨日の選挙結果を受けての私の見解です。

・・・

 宇部市議選4名全員当選にあたって

     2019年4月21日
       宇部市議選選対本部 本部長 藤本一規

 21日、投開票された宇部市議選で、日本共産党は、4名全員当選を果たすことができました。
 合計得票数は、前回得票数との比較では69%という厳しい結果でしたが、17年総選挙比例票との比較では115%の得票を獲得しました。今回の宇部市議選の結果は、今後の前進に向けた足がかりを築くものでした。
 宇部市議選で日本共産党の候補に支持を寄せていただいた有権者のみなさん、党躍進のために日夜奮闘していただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに心からお礼を申し上げます。
 宇部市議選で、日本共産党の候補者は、「消費税10%の増税中止」「国保料の値上げではなく値下げを」「『住民福祉の増進』という自治体本来の姿をとりもどす」「9条改憲を許さず平和を守る」など、政治を変える希望と展望を語ったことは、多くの有権者の心をとらえ、支持と共感を広げました。
 日本共産党は、復活した藤本県議とともに、4人の宇部市議団が連携して住民福祉増進の宇部市政を作っていくために、更に、力を尽くす決意です。
 県議選宇部市選挙区での勝利につづく、宇部市議選の全員当選を力に、夏の参議院選挙の勝利を切り開き、「安倍政治サヨナラ」を実現してまいりましょう。
 みなさんの引き続くご支援をよろしくお願いいたします。

・・・

 引き続き、県政、市政に関わる皆さんの要望をお聞かせ下さい。

給食の無料化と中学校での全面実施 [2019/04/21 日 PM 02:49]

  日本共産党理論政治誌「前衛」5月号に、京都大学准教授藤原辰史さんの「給食の歴史が私たちに教えていること」と題するインタビュー記事が掲載されました。

 藤原さんは、「給食」を通じて今日的に3つの事を考えたいと話しています。

 第一は、日米関係との関わりでの給食です。

 藤原さんは「軍事問題で基地も『維持させられている』とともに、『武器も買わされている』『食も買わされている』という状況をもう一度見直すきっかけとして給食は重要です。日本はまだ中途半端にしか自立していないと思いのです。本当に国として自立するのであれば、食べ物の自立を見直すべきです。」と語っています。

 第二は、貧困問題との関わりでの給食です。

 藤原さんは「給食は、生まれた瞬間から貧困の問題を緩和する政策として人びとに意識され、そういう宿命を背負っていまに至るまで続いてきたということです。私たちは、高度経済成長やバブルで、日本人は全員ハッピーになったと考えがちですが、その背景にご飯を十分に食べられない人や、生活保護を受けている人がたくさんいます。そういう子どもたちにとって給食は、自分が貧困であることを意識しなくて済む貴重な時間だったわけです。」と語っています。

 第三は、教育の再考との関わりでの給食です。

 藤原さんは、「食は、少なくともここにある食べ物、食材がいったいどこにきたのか、私たちはどういう基盤の上でようやく食べているのか、あるいはこの食事を食べるときに誰が食えていないのかという飢えの問題も含めて学ぶきっかけになります。そこで、給食というものに目を向けると、こんなにおもしろい教育の素材はない。」と語っています。

 「給食」との関わりで、現代社会が見えてくるし、現代社会を再構築いく上で、「給食」の役割が重要だということが分かりました。

 今日が、統一地方選挙後半戦の投票日です。 

 私たちは、学校給食の問題では、給食の無償化と中学校給食の実施を政策に掲げてまいりました。

 2017年総選挙の政策の内、学校給食の部分を掲載します。

 「給食の無償化は、2017年度新たに20市町村で始まり、83市町村となりました。栄養バランスのとれた温かくおいしい給食を提供することは、子どもの健やかな成長のために大切なことです。安全で豊かな学校給食のために、給食の安全性や質の確保の上で問題の多い民間委託は見直し、地産地消、自校方式、直営方式などをすすめます。中学校給食、高校給食をひろげます。学校給食費の無償化をすすめます。当面、生活の実態に応じて、必要な免除措置をすすめるようにします。学校栄養職員・栄養教諭を一校に1人配置します。」

 山口県内で学校給食の無償化と中学校給食の完全実施が進むよう、私も奮闘したいと思います。

 皆さん、学校給食に対するご意見をお聞かせ下さい。