環境と福祉の充実を目指して

月別バックナンバー [ 2014年 02月 ]

厚東川通信No368(2014年3月1日) [2014/02/26 水 PM 07:18]

県知事選挙の結果について(2014年2月25日)
 
   日本共産党山口県委員会 委員長 佐藤文明
 
 県知事選挙で日本共産党の藤井直子候補にご支持いただいた多くの県民のみなさん、寒さの中、大奮闘された支持者・後援会員・党員のみなさん、またご支持いただいたみんなの県政つくる会の構成員のみなさんに心から感謝申し上げます。県知事選挙で掲げた公約実現のためにこれからも全力を尽くす決意です。
 藤井直子候補は、四万六千四百二票の得票、一〇.三三%の得票率を得ることができ、また、投票率が大幅に後退したなかで、昨年の参院比例票を五百六十七票上回ることもできました。全県一区の国政・知事選をたたかううえで三つどもえ、四つどもえなどいかなる組み合わせでも最低一〇%以上の得票を当面の目標にしている県党にとって今回の結果は一定評価できるものです。
 公約違反を続けた山本前知事の県政「継承」をかかげた自民・公明推薦の候補者、これまでの態度を変え「上関原発反対」を言いながら県外の原発再稼働は事実上「容認」し、その他の政策は「保守候補と同じ」という元衆院議員を相手に、藤井候補は「原発ゼロ、基地拡大ノー、くらし一番のあったか県政」実現を訴え、文字通り自共対決の選挙戦をたたかい抜きました。
 安倍内閣の改憲・戦争できる国への道、国民のくらし破壊の暴走政治が加速するなかで昨年の参院選に続いて、正面からたたかう日本共産党の姿を県民に示し、一定の評価できる結果を残した今度の県知事選を力に、来年の一斉地方選挙までの一連の選挙を必ず勝利するために全力を尽くす決意です。
 県民のみなさんのいっそう大きなご支援とご協力を心からお願いいたします。

ルネサス山口工場新会社へ移行
新たな早期退職募集開始される
 ルネサスエレクトロニクスは、二月十九日、「国内グループ(製造関連)再編(吸収分割および吸収合併)に関するお知らせ」を発表しました。
 山口工場は、ルネサス関西セミコンダクタ株式会社に吸収合併された後、吸収合併存続会社「ルネサスセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社」の傘下に入ります。存続会社は、現那珂事業所内(茨城県ひたちなか市)に本拠地が置かれます。
 「宇部日報」によると「山口工場は、引き続き合理化の対象として生産能力の縮小をしつつ、譲渡を検討していく」とされています。
 同時にルネサスエレクトロニクスでは、二月二八日から三月七日まで新たな早期退職募集を行うことも発表しました。
 山口工場の後工程は、昨年末に閉鎖されました。前工程ラインの労働者が、新会社に、何人雇用されるのか不明です。
 ルネサスのリストラは、山口県経済に大きな影を落としています。
 労働者の皆さんの声をお聞かせ下さい。

西宇部小学校通学路の歩道未設置個所に
車に徐行を知らせる道路標示が設置完了 
 西宇部小学校の通学路になっている市道松橋線の歩道がない箇所に、徐行走行を促す「速度30注意」とする路面表示がこの程、設置されました。
 この箇所は、子どもたちの通学上危ないと保護者から要望が出され、藤本県議が宇部市に改善を求めていました。藤本県議は、引き続き、通学路の危険個所改善に取り組んでいくことにしています。
 皆さんの要望を藤本県議までお伝え下さい。
 市道松橋線に設置された徐行を促す道路標示

一気
二月十九日付東京新聞に「自民流ばらまき予算の地元」と題する記事が掲載されました▼安倍首相の地元山口県での大型公共事業の状況を追う記事の中で、下関市の沖合人工島(長州出島)が取り上げられました。この事業は、七五五億円を投じる事業で〇九年から部分供用がはじまりましたが、利用した船舶は、わずか七〇隻と報じています。この中で私の「過大な需要を見込んだ国と地元の責任は重大だ。『公共事業栄えて民滅ぶ』状況が加速することになりかねない」とのコメントが取り上げられました▼村岡新知事は、山本前県政が進めた産業戦略推進計画を充実させると公約し当選しました。山本県政が進めた産業戦略の第一は、瀬戸内産業再生戦略であり、その中心は、大型公共事業の促進です。私は、「公共事業栄えて民滅ぶ」事態にならない対応を村岡新知事に望みます。

厚東川通信No367(2014年2月15日) [2014/02/10 月 PM 02:44]

長生炭鉱水没事故72周年犠牲者追悼式

韓国の遺族がチェサ捧げる

長生炭鉱の追悼碑とひろばが完成 

 二月八日、宇部市西岐波の長生炭鉱追悼ひろばで、「長生炭鉱水没事故七十二周年犠牲者追悼式」が行われました。
 一九四二年二月三日早朝、宇部市西岐波の海岸にあった長生炭鉱で、水没事故が起き、一八三名もの人々が生きながら、坑道に封じ込められてしまいました。犠牲者のうち一三六名は、日本の植民地政策のためい、強制的に連行された朝鮮人の方々でした。
 「長生炭鉱の『水非常』を歴史に刻む会」では、毎年追悼式を行うと同時に、慰霊碑と追悼ひろばの整備を進め、慰霊碑とひろばがこのほど完成しました。
 今年の追悼式には、韓国在住の遺族十八名が参加されました。長生炭鉱犠牲者遺族会会長のキムフヒョンスさんは、「日本政府が一日も早く私たち犠牲者の遺体を捜し出してくださるよう切にお願い申し上げ」ると挨拶を締めくくりました。
  遺族の方々は、慰霊碑に向かって、チェサ(祈り)を捧げました。
 
 韓国の遺族の皆さんがチェサ(祈り)を捧げました
来年度の高校授業料の免除者

一部負担の前納避けよと要請

 高校授業料無償化に国が来年度から所得制限を導入するもとで、学校や自治体によっては、免除対象者を含め新入生全員に年間授業料の前納を求める恐れがあることが、日本共産党の田村智子参議院議員の調査で明らかになりました。これは、国が所得制限導入し、これまで無徴収だった授業料を一度発生させた後に免除対象者に支援金を出す仕組みに変えたからです。
 田村参議院議員の指摘を受けて、文部科学省は、五日、都道府県教育委員会に事務連絡を出しました。事務連絡で文部科学省高等就学支援室は、「授業料を徴収せず、就学支援金と相殺させることが望ましい」と、生徒・保護者の負担に留意した運用への協力を求めています。
 藤本県議は、七日、県教育委員会に対し、文部科学省の事務連絡に基づき、県内の生徒・保護者に授業料の前納を求めないよう要請しました。県教育委員会の担当者は、「文部科学省の事務連絡の趣旨に添うよう検討する」と回答しました。

宇部市新春のつどい盛大に

 二月二日、日本共産党宇部市後援会の新春のつどいが行われ二百名を超える市民が参加しました。
 来賓として久保田市長から挨拶を受け、長州南蛮連の踊りが披露されました。藤本県議は、来年の一斉地方選挙に向けての決意表明を行いました。
 長州南蛮連の皆さんがよさこい踊りを披露しました

一気

高野和明著「ジェノサイド」を読んでいます▼この本は「山田風太郎賞」「日本推理作家協会賞」「このミス二〇一二年版国内編第一位」「二〇一二年本屋大賞第二位」などを受賞しました。また、この作品で、高野さんが直木賞候補にもなりました▼文庫版の解説で瀧井朝世さんは「ただ楽しかった、面白かったというだけでなく、何か違う風景を見てしまった、すごい体験をしてしまった、という感覚にとらわれながら本を閉じる。心に残る娯楽小説とは、そういうものだ。そして本作はまさにそうした小説であり、著者のエンターテーメントに対する誠実さと、人間というものへの信頼と計り知れない労力があってこそ生まれたもの」と語っています。▼私の読書生活の中でも超弩級といっていいテーマと内容を秘めた小説です。今年は高野作品と向き合う年にしたいと思います。