環境と福祉の充実を目指して

月別バックナンバー [ 2009年 12月 ]

厚東川通信No268(2010年1月1日) [2009/12/18 金 PM 07:44]

民主党の陳情窓口一本化反対で共同声明

 

請願権侵害につながる

 

共産・自民・公明などが共同

 

 十一月県議会が十二月十八日に閉幕しました。閉会後、日本共産党、自由民主党、公明党、県政クラブ、新政クラブ、無所属の会の各代表の連名で、「『国として直接地方の声を聞く仕組み』の保障を求める共同声明」が発表されました。
 共同声明は、民主党が行う要望・陳情の一元化は「地域の声を吸い上げる唯一の道を閉ざさんとするものであり、憲法で保障されている国民の請願権を侵害することにもつながりかねないものである」「一政党が有する限られた人材によって要望・陳情を吟味し、取捨選択することは、物理的にも、政治的中立の立場からも、問題があると言わざるを得ず、結局のところ、地域の「声無き声」を聞き落とすことになるものと危惧されてならない」「新政権におかれては、真の国家行政組織として地域の声に直接耳を傾け、政策に反映する仕組みを保障されるよう強く求める」としています。この共同声明は、関係機関に送付されました。

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共同声明の記者会見(左から二人目が水野県議)

 

「米軍再編の見直しに関する決議」が可決される

 

 十一月県議会の閉会日、「米軍再編の見直しに関する決議」が全会一致で可決されました。決議には、「本県議会は、政府において、米軍再編の見直しに当たっては、単なる『負担のたらい回し』ではなく、国内すべての基地を抱える自治体の負担軽減につながるよう務めるとともに、関係自治体に対する説明責任を果たされるよう強く求める」と書かれています。

 

11月県議会報告シリーズ②

 

「米軍再編」の見直しについて


 藤本議員は、二井知事が先月末、政府に対し、閣議決定された空母艦載機部隊の岩国移駐を含む「米軍再編」の見直しの有無についての見解を明らかにするよう文書要請をしたことを取り上げ、「回答が、閣議決定の見直しを示唆するものであれば、艦載機の岩国移駐は容認できないとの意思を明確にすべき」と迫りました。
 また、藤本議員は、普天間基地の海外移転を求める世論が高まっていることを指摘し、艦載機部隊の岩国移駐の元を絶つため、米空母の母港の「国外移転」を要望するよう求めました。
 二井知事は、「閣議決定が変更されたとの政府見解が示されれば、地元岩国市の意向も聞いた上で、原点に立ち返り、艦載機移駐に反対せざるを得ない」と言明。米空母の母港については、国が判断するもので、県は見解をのべる立場ではない、と従来の見解を繰り返しました。

 

一気

 

富山和子著「水と緑 日本の原風景」を読みました。この本は、彼女が取り組んでき二十年分の「日本の米カレンダー」の写真とコメントを一冊にまとめたものです▼この中に山口県の写真が二枚出てきます。一枚目は、山口県周東町(現岩国市)の「椙杜八幡宮の神馬」です。「ここは島田川流域の穀倉、馬の飼育も盛んだったところ、氏子たちは『お馬さま』と呼んで、神馬を大切に守っている」とコメント。二枚目は、油谷町(現長門市)の「雨乞山麓の棚田」です。「いま油谷町だけで、大小の溜池が一六三七、それに対して農家戸数が一〇八六、一世帯で複数の溜池を守り登山をし、機械が入らないので手作業の労働だ」とコメント。そうなのです▼全国と山口県の原風景は、地元の方々の力で守られているのです。当然の事ですが、そのことを私たちは忘れてはいけません。

厚東川通信No267(09年12月15日) [2009/12/16 水 PM 06:41]

11月県議会一般質問報告シリーズ①

 

民主党の陳情一元化を批判

 

国への要望制限如何なものかと知事答弁

 

 藤本県議が、八日に一般質問で登壇しました。本号から順次報告して行きます。
 藤本県議は、民主党が「分権型陳情への改革」と称して、国に対する陳情を「民主党県連」に一元化する方針を打ち出していることについて、中央省庁に対する要望を特定政党が一元的に受け付け、行政への窓口を閉ざすことは民主主義に反する行為であり、憲法で保障する国民の請願権を侵害することになりかねないと批判し、知事の見解をたずねます。
 二井関成知事は、「憲法で、何人も請願する権利が保障されている権利が保障されているという趣旨からは、私も国への要望が制限されるのは如何なものかと思っている」と明言し、「中央政府は地方政府の声を直接しっかり聞き、政策に反映させるべき」だと答えました。
 藤本県議は、「国に改善を求めよ」と質すました。二井知事は、「今後の動向を見守りながら必要があれば必要な要請をしていきたい」と答えました。

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    12月8日に一般質問する藤本県議

 総務政策委員会で藤本県議が質疑

 

 井原前市長著作での指摘を問い質す 

 

 藤本県議は、十一月県議会総務政策委員会で愛宕山開発事業に関連して、国から米軍住宅用地として買収の打診が県にあったかどうかという問題で質疑を行いました。
 井原前岩国市長の著書「岩国に吹いた風」には、平成十八年八月二日に、綿屋副知事は井原市長に合い、「国から米軍住宅用地として愛宕山を全部買収したいと打診を受けた」との話をしたと書かれてあります。 また、八月八日には、県と市による「二者調整会議」が行われ、「国から米軍住宅用地として愛宕山を全部買収したいという打診を受けた」と県が報告したとこの本にあります。
 藤本県議は、八月二日の綿屋副知事の行動を訊ねました。県は「八月二日、綿屋副知事と井原岩国市長が協議を行ったことは事実」と答えました。
 次に、藤本県議は、八月八日の「二者調整会議」の存在を質しました。県は「八月八日、山口県と岩国市の協議が行われた事実」と答えました。
 

小野湖の水を守る会結成記念講演会行われる


 十二日、「小野湖の水を守る会」結成記念講演会が行われました。 第一部は、水と命を守る地域の取り組みとして3地域からの報告がありました。 萩・福江・水と命を守る会から報告では、全市を挙げた取り組みで計画を進めさせていませんでした。萩市には、産廃処分場建設問題対策室が設置され、市議会にも特別委員会が設置され、毎年、反対の総決起集会が開かれいると報告されました。二部では、評論家の富山和子さんの講演が行われました。

 

一気


富山和子さんの講演会で買った「海は生きている」を読みました。児童書として書かれているので大変分かりやすいものでしたが、とても深い内容でした▼この本の中で、富山さんは、地球温暖化を止めるためにどのように暮らしたらいいのか最後に書いています。「できるだけごみを出さないこと。土からもらったものが土に返らせるようなくらしを、とりもどすことです」と書いています。「じぶんたちの食糧は、できるだけじぶんの国で責任をもつ。それが、地球を守るエチケットです」と書いています。 自国の農林水産業を振興して、食料自給率を上げていけば、エネルギー消費を減らし、地域と森林を守ることにも通じ、地球温暖化を防止していく▼いろんなことがつながっていくのが嬉しい本でした。「富山学」をじっくり勉強していきたいと、改めて思いました。

厚東川通信No266(09年12月1日) [2009/12/03 木 PM 06:19]

県民医連と年金者組合宇部支部が政党討論会を行う

 

後期高齢者医療早期廃止を

 

日本共産党から藤本県議が参加

 

 山口県民主医療機関連合会と年金者組合宇部支部が主催して「後期高齢者医療制度の廃止を求める政党討論会」が行われました。民主党からは、戸倉多香子さん、共産党からは藤本県議が参加しました。藤本県議は、後期高齢者医療制度の最大の問題は、保険料が際限なく値上がりしていくことだと指摘しました。 厚生労働省は、来年四月の改定で後期高齢者医療の保険料が十三.八%増加すると発表しました。 藤本県議が二つ目に取り上げたのは、保険証の取り上げです。一年以上保険料の滞納が続くと資格証明書が発行されます。厚生労働省は、資格証明書は、「原則として交付しないこととする」との通知を各広域連合に出しましたが、短期保険証は例外です。県内では、三四〇人に短期保険証が発行されています。藤本県議は、「資格証明書も短期保険証も交付しないような制度に」と訴えました。 藤本県議は、「日本共産党は、後期高齢者医療制度を廃止し、老人保健制度に戻すよう求めている」ことを説明しました。


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  政党討論会で発言する藤本県議(左) 

 

 県職員給与が12月期に0.35ヶ月カット

 

 十一月議会冒頭に総務政策委員会が開かれ、給与条例が審議されました。今議会には、職員の期末手当と勤勉手当の合計を十二月期に、〇.三五ヶ月削減する提案がされました。 藤本県議の質問への答弁で、この削減によって、職員給与は、平均で十三万円下がることが明らかになりました。日本共産党県議団は、地域経済に与える影響は大きいと条例に反対しました。
 
藤本県議が8日午後に一般質問で登壇

 

 11月議会県議会が始まりました。藤本県議は、八日の午後に一般質問で登壇する予定です。傍聴希望者の方は、藤本一規生活相談所37-4919にご連絡ください。
 藤本県議の質問予定項目は以下の通りです。質問項目は、変更する場合もあります。
 1、新年度予算編成について
 2、岩国基地問題について
 3、原発問題について
 4、県政の諸課題
 5、県民福祉の向上について
 6、その他

 

一気

 

憲法と暮らしを守る宇部地域共同センターが「サヘル・ローズ講演会」を開きました▼彼女が四才の時に、空爆が街を襲います。村中で生き残ったのは彼女だけでした。その後、彼女を救出した女性が養母となり、八才の時に日本にやってきます。彼女は、養母が当時付き合っていた男性から虐待を受けます。そして、養母と二人で男性の家を出てホームレス生活を送ります。彼女が中学生の時には、日本人ではないことを理由に、強烈ないじめを受けます。ある日、彼女が家に帰ると母も暗い部屋の中で泣いていたそうです。「二人で死のうか」と考えましたが、彼女は、「母のために行きよう」と決心したそうです。現在は女優になった彼女ですが、将来の夢は、母国で孤児院を作ることだそうです。憎しみの連鎖を断ち切るためにも自分が孤児の癒しになりたいと語りました。