環境と福祉の充実を目指して

月別バックナンバー [ 2009年 02月 ]

厚東川通信No248(2009年3月1日) [2009/02/25 水 PM 08:01]

17日、新年度予算案の概要が発表される

 

福祉医療制度に負担金導入

 

私学助成は史上初めての切り下げ

 

 十七日、新年度予算案の概要が発表されました。小学校一・二年での三十五人学級の完全実施や妊婦健康審査に県が助成を新たに行うなど、私たちが要望してきたことが前進したことは一定評価できます。
 一方、新年度予算の最大の争点であった福祉医療制度の現状維持は実現されませんでした。当初示された改悪案にあった償還払い制度への移行が撤回されたことはかつてなく広がった県民運動の成果と言えます。しかし、医療費助成制度の完全無料化は、三歳未満児にまで後退しました。三歳以上の子ども・ひとり親・重度障害者には、新たに自己負担金が取られることになりました。
 私学助成は、高校の全日制で、前年度比単価で三千五百円の減額となりました。史上初めての切り下げです。
 このように県民の暮らし・福祉・教育・医療が切り捨てられようとしている一方で、大型公共事業の拡大に歯止めがかかっていません。特に目立つのは、国体に向けての施設整備と高規格道路の建設です。これら事業にメスを入れて、県民の暮らしを守る予算への組み替えを強く望みます。

 

藤本県議が4日に一般質問で登壇予定

 

藤本県議の一般質問は、3月4日(水)の午前10時からの予定です。
 質問項目は下記のとおりです。(変更の可能性も有り)
1、新年度予算について
2、景気・雇用対策について
3、米軍岩国基地について
4、上関原発について
5、県立病院の独立行政法人化について
6、高校再編問題について
 3月9日(月)午前10時30分から、厚生委員会が開かれ、藤本県議が福祉医療制度問題で質疑を行う予定です。
 傍聴をご希望の方は、藤本一規生活相談所
(℡37-4919)までご連絡下さい。

 

福祉医療制度の維持求める署名提出

 一七日、県社会保障推進協議会が、福祉医療制度の現状維持を求める議会請願署名を、一万七千三百五十九筆提出しました。 先日は、県腎友会などが、そして、十九日には、県保険医協会が、福祉医療制度の現行制度維持の署名を県議会に提出しました。合計で、三万筆を超える福祉医療制度の現状維持を望む署名が議会に提出されました。

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 島田議長に署名を提出する社保協の役員

 

一気


我が母校―厚狭高の北校舎と南校舎の統合が行われようとしています。それに向け今年度から特別教室棟の新築及び部室の解体が北校舎で行われています。地元の党支部が校舎の統合の話を住民にしてみると、「知らなかった。」「駅から東に伸びる商店街がすたれるのが心配。」「南校舎の歴史の灯を消さないで。」など意見が相次ぎました▼南校舎の歴史は、明治六年にまで遡ります。毛利氏の末裔である毛利勅子さんが、船木に「船木女児小学」を興したのが南校舎の始まりです。地元住民が、「南校舎の歴史を守ってほしい。」と言われるのも頷けます▼私は、北校舎で建設中の特別教室棟の建設現場を見学に行きました。現場は、幸いまだ更地でした。私は、現地に立ってみて、 地元住民の合意が出来るまで、当面、北校舎への特別教室棟の建設工事は、延期すべきだと感じました。

厚東川通信No247(2009年2月15日) [2009/02/10 火 PM 03:47]

県民の暮らし切り捨ては、福祉医療費助成制度だけはない

 

私学助成も引き下げの動き

 

部長が「引き下げも考慮に」と発言

 

 一月二十二日、山口県私学助成をすすめる会(松倉正義会長)は、二井知事に、私学助成の大幅増額などを求める陳情書を提出しました。
 陳情に対して三好総務部長は、「これまで、私学振興助成法の趣旨に則り、努力してきた。来年度についても何とかしたいが、増額は困難で、補助単価の引き下げを考慮しなければならない段階。」と答えました。
 県私学助成をすすめる会は、二月六日にも、二井知事に対し「文科省私学助成予算と地方交付税確定について」とする要請書を提出しました。
 要請書は、「先般発表された文科省予算、地方交付税予算は、国基準では、高校生一人当たり単価は合計額は三十九万二千九百四十三円(前年度比七千八百十八円増)となっています。」とし、「来年度の予算編成においては、政府が示した方針に沿って、教育予算を減額されないように要請いたします。」と訴えています。
 全国私教連によれば、長崎県が、来年度、私学助成の単価を七千八百円増額する見込みだと言うことです。山口県は、国の財政確保を受け、来年度、私学助成の単価を引き上げるべきです。

信号機が設置・改善される 
 

 藤本県議が、地域住民の要望を県警宇部署に伝え、信号機が相次いで設置・改善されています。一つは、国道一九〇号線と市道白土・柳ヶ瀬線との三叉路です。この箇所に押しボタン式信号が設置されました。二つ目は、県道宇部船木線と市道宇部駅小野田線との三叉路です。この箇所の信号が右折し易いように時差式信号に変更されました。

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信号機が設置された国道190号線

 

12月議会報告シリーズ⑤

 

国体競技力向上に22億円

 

 藤本県議は、「財政難といいながら、国体に向けた競技力向上対策事業には、今年度までに二十二億円を投じている。」「県外選手の確保対策として、警察・行政等3人、教員十人を採用するという取り組みについて、天皇杯獲得を錦の御旗に公平であるべき人事をゆがめてはならない。」と質しました。
 藤井教育長は、「山口国体後も、引き続き、本県で活躍し、地域スポーツの振興に寄与したいという希望を持っている選手について、確保を図っている。」「教員への就職希望を持っている者については、採用試験において、定められた手続きによってその資質や能力を評価して、厳正・公正な選考を行っているところであり、警察や行政についても同様に厳正・公正な試験が行われることと考えている。」と答えました。 

 

一気

 

日本共産党県国会議員事務所吉田所長と、私は、県に県福祉医療費助成制度を堅持させるため諸団体と懇談を行いました▼山口県身体障害者団体連合会では、番屋会長、大平事務局長と懇談しました。対話の中で、具体的なケースが出されました。山口市内に住むある五〇代の男性。福祉作業所に通いながら自立して生活しています。月八万の年金ですが、家賃と食費で残りは一万七千円程です。このような暮らしの中で、窓口での負担や一部負担金が導入されたら大変になるという状況です▼県小児科医会の砂川先生とも懇談しました。砂川先生は、「子どもの病気に対する気遣いが必要で、見落とすことなく対応するためには、現行制度の維持は必要。」と話されました▼県民の命綱を切るようなことを県は決してしてはならないと、私は、多くの方々と対話して痛感しました。