環境と福祉の充実を目指して

月別バックナンバー [ 2007年 08月 ]

厚東川通信No212(2007年9月1日) [2007/08/30 木 PM 12:34]

新日本婦人の会宇部支部が、いじめ問題学習会を開催

 

いじめる子も受け止めよう

 

いじめで子どもを失った森さんが講演

 

 新日本婦人の会宇部支部(牧野佳子支部長)が主催した、いじめ問題学習会が、十八日、宇部市野球場会議室で行われ、教師や父母など約六十名が参加しました。講師は、昨年十月、いじめを苦に自殺した中学二年生の母親、森美加(福岡県筑前町)さんが務め、「いじめから考える―今を生きる子どもたちへ」という演題で講演を行いました。
 森さんは、いじめ問題の解決には、「子どもがどうしたいのかを考えることが一番重要」と話されました。いじめ問題の解決のためには、「親と子どもと教師がつなぎあうことが大切だ」と語られました。
 また、森さんは、「いじめを行う子どもの心を受け止める対応が必要」と話されました。いじめた子どもを学校に登校させないなどの厳罰化では、いじめは解決しない。いじめを行う子どもたちのストレスを取り除くケアをしないといじめはなくならないと語られました。

 

6月議会報告シリーズ④

 

教職員の懲戒処分について


 藤本県議は、宇部工業高校のソフトテニス部指導者が体罰を行い、懲戒処分を受けた事案を通じて①体罰は、絶対に行ってはならない行為だが、基本認識は。②部活での体罰が再び起こったことをどう受け止めているか。③教職員に対し人権尊重を徹底すべきではないか。④職員のストレスを少なくする取り組みも重要だ。以上の4点について質問しました。
 これに、藤井教育長は、①体罰は、絶対に許されないものと認識している。②公立学校に対して、教職員への指導の徹底を指示したところである。③教育研究所における教員研修において、教職員一人ひとりの人権意識のより一層の高揚に努めていく。④検討会において業務改善等の方策を報告書にまとめた。報告書をもとに、業務改善の取り組みを進めたい。また、県教委が実施する会議や調査などの精選や簡略化等に取り組んでいる。

 

真締川の堤防嵩上げ残り工事着工へ

 

 藤本県議と大野市議・時田市議が、住民要望を県宇部土木事務所に伝え、工事が着工された真締川の嵩上げ工事について、残りの部分もこの程工事が行われる運びであることが明らかになりました。嵩上げ工事が行われているのは、石田橋から土田橋までの約一五〇メートルで、これまで約一一〇メートル部分の工事が完了していました。この程、残りの約四〇メートルが年度内に着工される運びとなりました。

 

一気

 

中学二年の子どもさんをいじめ自殺で失った森美加さんのお話は、胸に迫りました▼ 森さんは、葬儀の際に、子どもを抱かせてほしいと葬儀屋の方にお願いされたそうです。成長した息子を肌で感じたとおっしゃいました。息子のやわらかいほほが好きだったので、最後にほおずりをしたそうです。そして、心から「私たちの所に生まれてきてくれてありがとう。」と息子さんとお別れされたそうです▼今、事件を思い起こして、いじめられた行為に対して「やり返さなかったあなたが正しい。よくがんばったね。」と息子さんに言いたいともおっしゃいました。息子がやさしい子に育ったことが親としての唯一の誇りだと話されました▼親として、議員として「いじめ」問題に対して、私たちは、何ができるのかを考えるきっかけとなった貴重なお話しでした。