環境と福祉の充実を目指して

厚東川通信No327(2012年6月15日) [2012/06/12 火 PM 07:04]

岩国基地オスプレイ一時駐機要請

 

知事は現時点では反対

 

県庁前集会で藤本県議があいさつ

 

 十一日、神風英雄防衛政務官が、MV‐二二(オスプレイ)配備方法を説明するために県庁を訪問しました。
 神風防衛政務官は、「オスプレイを船舶で輸送し岩国飛行場の港湾施設から陸揚げし、機体整備及び若干の準備飛行を行う」「あくまでもオスプレイを一時的に陸揚げ等するものであり、岩国飛行場への配備を目的としたものではない」などと説明しました。
 二井知事は、「岩国錦帯橋空港の開港目標日が決定して大変喜んでいた矢先に、大変心外に思っている」「今の時点では、反対と言わざるを得ない」「岩国市と協議をし、返事をさせていただく」などと答えました。
 神風防衛政務官の来庁の時間に合せ、「山口県安保廃棄・岩国基地撤去実行委員会」は、県庁前で抗議集会を開きました。
 藤本県議は、「二月県議会で、『オスプレイの一時駐機などが行われることはないことを一日も早く明確に』することを政府に求める意見書を採択している。この点から二井知事は、オスプレイを拒否すべきであることは当然だ。」と訴えました。

 オスプレイ岩国一時駐機反対集会での藤本県議

 

真庭市でバイオマスの取り組み学ぶ

 「日本の将来とエネルギー問題を考える青年学生実行委員会」主催の自然エネルギー探訪ツアーが行われ、二十五名の青年とともに藤本県議が参加しました。
 九日朝、山口市を出発し、午後から岡山県真庭市役所で、バイオマス推進課の職員の方からバイオマスの取組みについて説明を受けました。
 真庭市では、一九九三年、真庭の未来を考える地元のリーダーが「二十一世紀の真庭塾」を立ち上げました。その一つの柱が「循環型地域社会の創造」となり、バイオマスタウン真庭の取組みがスタートしました。
 真庭市には、原木市場(一ヶ所)や製材所(三十ヶ所)や製品市場(一ヶ所)があり、木質バイオマスが大量に排出されます。
この木質バイオマスが発電や熱利用や燃料や肥料に活用されています。真庭市の木質バイオマスによるエネルギー自給率は、十一.三%です。これを二〇%にする目標で更なる推進が行われています。
 その後、農業用ハウスのペレット燃料利用を見学し、バイオディーゼルの製造、利用の状況を見学しました。

 

磁気ループ搭載バスに試乗
 

 一日、五十嵐衆院三区予定候補と藤本県議・時田市議らは、磁気ループ搭載バスが導入された宇部市交通局で、バスに乗車し、芥川交通局長をはじめ関係者から意見聴取しました。宇部市交通局では、西ヶ丘・日赤線に搭載車が運行しています。

   磁気ループ搭載バスに乗車する藤本県議

 

一気

 

八日、山口県産業技術センターで「新エネルギー利活用に向けて」の学習会が行われ、私も参加しました▼産業技術センター・山田グループリーダーが、「新エネルギー利活用プロジェクトについて」と題して報告を行いました。山田リーダーは「昨年度から、『新エネルギー利活用プロジェクト』に取り組んでいる。プロジェクトの具体化のために、新エネルギー研究会を立ち上げ、①水素・再生可能エネルギー利用分科会②スマートファクトリー分科会で実証実験などに取り組んでいる」と報告しました▼産業技術総合研究所の前田研究員が「水素をエネルギー貯蔵媒体に活用した再生可能エネルギー利活用システム開発の取組み」と題し講演を行いました。前田研究員は「水素をエネルギーキャリアとした研究開発は必須である」と語りました。新エネルギーが今ホットです。

厚東川通信No326(2012年6月1日) [2012/05/29 火 PM 07:09]

中国5県の日本共産党が中央省庁交渉行う

 

防衛省が米軍住宅建設に向け始動

 

石村衆院中国ブロック候補らが要望

 

 五月二十三日、山口県など中国五県の日本共産党は、中央省庁と交渉を行いました。交渉には、仁比前参議院議員、石村衆院中国ブロック候補、五十嵐ひとみ衆院山口三区候補、藤本県議らが参加しました。
 防衛省との交渉では、沖縄普天間基地移設問題の解決の目途がたつまでは、空母艦載機部隊の岩国移駐は行わないという約束を厳守するよう求めました。
 防衛省の担当者は、「普天間基地移設も、空母艦載機部隊移設も着実に進めたい」と答えました。
 その上で防衛省の担当者は、「愛宕山用地への米軍住宅建設に向け、同地区の測量と地質調査などの業務委託の入札を四月十六日付で公告したことを明らかにしました。
 私たちは、「普天間移設問題は完全に行き詰っている中で、艦載機の岩国移転のための米軍住宅建設に向けた工事だけを進めることは許されない」と迫りました。
 防衛省の担当者は、「艦載機移転のための準備行為は、県や市も容認している」と答えました。

     交渉参加の仁比氏(左)と石村氏(右) 

 

日本共産党演説会に250人

 

 日本共産党演説会が、五月二十七日、宇部市文化会館で行われ二百五十名の市民が集いました。衆議院山口3区予定候補の五十嵐ひとみさん、衆議院比例中国ブロック予定候補の石村智子さん仁比そうへい前参議院議員が市民に訴えました。

       左から仁比氏、石村氏、五十嵐氏

 

小松空港の利活用を学ぶ

 

 五月二十二日、県議会宇部地区選出議員団で、小松空港の概要について、石川県の担当者から説明を受けました。藤本県議も参加しました。
 小松空港の国内線は、札幌・仙台・成田・羽田・福岡・那覇があり、一八七万七三〇一人(平成二三年)の利用者です。国際線は、ソウル・上海・台北あり、十一万九千九百八人(平成二三年)の利用者です。国際貨物便は、ルクセンブルグと北米便があり、一万六千百四十トン(平成二三年)の利用量です。
 山口宇部空港は、国内線は、羽田便で、七六万二千五百九人(平成二三年)にとどまっています。
 小松空港の国内線の利用促進策として、羽田乗継割引運賃設定区間があり、全国最多の三三区間設定されています。山口宇部空港では羽田乗継割引運賃設定区間が、一〇区画です。更に増やす必要があります。
 北陸新幹線開業を控え、石川県は、「小松空港活性化アクションプラン」を策定しました。山口県も二空港になることを受け、空港の利活用促進のプラン策定が必要です。

 

一気

 

五月二十六日実家で田植えをしました。母と子ども四人と私たち夫婦。我が家は全員参加での田植えでした▼午前九時にスタート。一番大きな田を植えました。午前中には、一番小さな田も田植え完了。午後に、家の前の田も完了させることができました。子どもたちは、苗箱運び、苗箱洗いをよく手伝いました。途中で、水遊びになったようですが、我が家の究極の「食育」は有意義なものでした▼年に一日の田植えです。田植え機がどうしても曲がります。そんな時、先日観た映画「アンダンテ」の農家の晋平の言葉を思い出しました。「曲がって植えようが転んで植えようが、稲はまっすぐ上を向いて伸びるんだよ」▼父が亡くなって五回目の田植え。家族の団結で、無事終えることが出来ました。父なる山、宇部市最高峰の荒滝山に抱かれて食と農に携われる幸せを感じています。

厚東川通信No325(2012年5月15日) [2012/05/18 金 AM 08:34]

 補聴器助成実現にあたって 県議会議員 藤本一規

 

 昨年、七月「県ことばを育てる親の会」は、「軽度・中等度難聴児の補聴器購入に公費助成を求める要望書」を六四〇〇筆の署名とともに、県知事あてに提出しました。
 私は、署名提出直後の昨年八月県議会と今年二月県議会において軽度・中等度難聴児に対する補聴器購入助成制度を創設するよう質問しました。二月県議会で渡辺健康福祉部長は「県独自の制度創設ができないか検討したい」と答えました。
 四月一七日には、日本耳鼻咽喉科学会山口県地方部会(山下祐司会長)と日本耳鼻咽喉科学会山口県地方部会福祉医療委員会(池田卓生委員長)が二井知事に「山口県においても、難聴児の健やかな成長と子育て支援のために(中略)補聴器購入費用の助成をよろしくお願い申し上げます」とする要望書を提出しました。同趣旨の要望は、県議会議長や県内市町首長にも届けられました。
 四月二四日、県議会の自民党と公明党の二会派が、「軽度・中等度難聴児に対する補聴器の購入助成制度の創設」を二井知事に要望しました。この場で、二井知事は「六月議会において、軽度・中等度難聴児に対する補聴器の購入助成制度について提案したい」と答えました。
 四月二五日、県政推進懇談会(知事、部長、県内市町首長が出席し、県側が市町に県の施策を説明する場)が行われましたが、その中で、具体的な軽度・中等度難聴児に対する補聴器の購入助成の内容が説明されました。
 助成事業の概要として、まず、対象者ですが、一八歳未満。両耳の聴力が三〇デシベル以上。ただし医師が必要と認める場合は、三〇デシベル未満も対象となります。所得要件は、「市町村民税所得割額が四六万円以上の者がいる世帯を除く」です。助成範囲は、購入経費・耐用年数経過後の更新経費・修理費です。助成額は、概ね、耳かけ型で五二九〇〇円~七六三〇〇円、耳あな型九六〇〇〇円~一三七〇〇〇円です。実施方法は、市町事業に半額補助を行います。補助は、(県三分の一、市町三分の一、本人負担三分の一)です。
 今後のスケジュールとしては、六月議会で補正予算案が提出され、六月議会可決後、速やかに施行を目指すこととしています。
  関係者の運動と議会での論戦で、軽度・中等度難聴児に対する補聴器の購入助成がスタートする見込みが立ちました。私は、議会論戦を行った議員の一人として制度創設を喜んでいます。この制度創設で、県内難聴児の発達を保障する環境が大きく前進することを願っています。

 

宇部地域メーデーに150名

 

  第八三回宇部地域メーデーが琴芝街区公園で行われ、約一五〇名が集いました。集会では、主催者を代表して原田宇部地域労連議長が「消費税増税とTPP参加と原発再稼働をストップさせ、賃上げと安定した雇用を守る取り組みを進めよう」とあいさつしました。来賓として、日本共産党衆院山口三区の五十嵐予定候補が「働く者の連帯と絆が拡大し、仕事は正規が当たり前の状況をつくるために力を尽くしたい」とあいさつしました。

宇部地域メーデーであいさつする五十嵐ひとみさん

 

一気

 

朝日新聞を始め各紙で紹介されましたが、私の子どもたちがお世話になった「こぐま保育園山園舎」で、ヒツジの赤ちゃんが生まれました▼こぐま保育園の山園舎で飼っているヒツジのスモモが五月六日に赤ちゃんを生みました。こぐま保育園の初代のヒツジはくるみ。くるみの子どもがスモモ。保育園で三代目となる赤ちゃんです▼私は、生後四日目に赤ちゃんに面会しました。赤ちゃんは、しっかり立って、しっかり、スモモのおっぱいを吸っていました。保育園で飼われてきたのは、性格のやさしいメスです。生まれたのはオスなので、子どもたちと後どれくらい一緒に過ごせるかわかりませんが、子どもたちは興味津々の様子でした。赤ちゃんの名前は、年長組の子どもたちがこれから付けるそうです▼どうして赤ちゃんというのはこんなにもかわいいのでしょうか。

厚東川通信No324(2012年5月1日) [2012/04/26 木 PM 12:27]

山口県・山東省友好30周年記念大会開催

 

友好の歴史を発展させよう

 

藤本県議が代表団の一員として参加

 

 4月18日、中国山東省の山東大廈で、「山口県・山東省友好30周年記念大会」が行われました。藤本県議は、「山口県議会友好訪問代表団」の一員として記念大会に来賓として参加しました。
 記念大会では、姜大明山東省長が、「友好の歴史を更に発展させていこう」と挨拶しました。姜山東省長から二井知事に、友好交流特別貢献賞が授与されました。
 アトラクションでは、山口県の高校生玉重智基君が琴を演奏しました。
 19日には、山東博物館で「友好30周年回顧展」「山口県観光物産企画展」「山口県陶芸展」のオープニングセレモニーが行われ、藤本県議が県議会友好訪問代表団の一員として参加しました。
 「山口県議会友好訪問代表団」は、22日まで、山東省済南市・青島市の各所を視察しました。

山口県・山東省友好30周年記念大会で挨拶する姜省長

 

吉部大棚地区の県道にガードレール設置 

 

 宇部市吉部大棚地区の県道小野田美東線にガードレールが設置されました。藤本県議が住民の声を県宇部土木建築事務所に伝え、昨年度末に工事が完了しました。当該県道は、交通量が多く、車が田に転落する事故が多発していました。ガードレールが設置された地域の農家の方は、「安心して今年の田植えが出来る」と喜んでおられます。

  宇部市吉部大棚地区に設置されたガードレール 

 

民主青年同盟が若者雇用問題で県に要望

 

 民主青年同盟山口県委員会(真鍋由希委員長)は、四月二十三日、山口県に「若者にまともな仕事と人間らしい生活を求める要望書」を提出し、懇談しました。これには、真鍋委員長のほか、日本共産党の衆院比例中国ブロック予定候補の石村智子さんらが参加、藤本県議が同席しました。
 真鍋委員長は、県としても、フリーターへの公的職業訓練の場を保障する、若者就職支援センター(ジョブサロン)の拡充(中国地方は岡山県が三ヵ所、他は二ヵ所で、山口県だけ一ヵ所)など全力をあげて欲しいと要望しました。
 対応した商工労働部労働政策課の山根信之課長らは、若者の雇用問題は緊急重点課題であり、県としても大いに力を入れたいとのべ、個別の要望や施策について回答。ひきつづきアンケートなどにもとづく懇談をすすめていくことになりました。

 

一気

 

三井化学岩国大竹工場(和木町)で二十二日午後二時一五分頃、爆発事故が発生、従業員一人(二十二歳)が死亡し、従業員と付近の住民二十二人が負傷(重症二人)しました。また爆風の影響で、近隣の住民や商店で窓ガラスやドアシャッターなどが破損する被害が四一六件発生しました。亡くなられた方のご冥福をお祈りし、事故に合われた方にお見舞いを申し上げます▼三井化学岩国大竹工場では、一九八四年、二〇〇三年に事故が発生し、〇九年には子会社の下関三井化学でも爆発が起きており、三井化学の安全対策の強化が求められます▼和木町の防災無線で「爆発」発生が住民に伝えられたのは事故から一時間余りたってからだったとの報道もあります▼事故の再発防止や住民への伝達など課題は明白です。今後、日本共産党県議団として必要な発言を行いたいと思います。 

厚東川通信No323(2012年4月15日) [2012/04/15 日 AM 07:30]

県内13団体が知事に、「震災がれき受け入れに関する要望書」提出

 

国の基準では安全が確保されない

 

セメントリサイクルシステム維持困難に

 

 三月二十三日、日本キリスト教団西中国教区核問題特別委員会(橋本直行委員長)他十二団体が、二井知事に対して、「東日本大震災で発生したがれき受け入れに関する要望及び質問書」を提出しました。藤本県議が同席しました。
 要望は、「原発事故前には一キロ当たり一〇〇ベクレル以下という規制だったのが、今回八〇〇〇ベクレルに引き上げられました。政府は各自治体に受け入れさせるためにそのような『基準値』を設けましたが、その数値も私たちの安全が保障されるものではありません」としています。対応した才本廃棄物リサイクル対策課長は、「震災がれきは一般廃棄物であり、市町が判断すべき問題。県として基準を設けるなどの対応を取る考えはない」と答えました。才本課長は、山口県で構築されている焼却灰をセメント材料としてリサイクルするシステムに関し「焼却灰の基準は、一〇〇ベクレル以下となっている」と答え、震災がれきを受け入れれば、セメントリサイクルシステムの維持に支障をきたすことを示唆しました。

12.3.23 005.JPG

   要望書を提出する橋本直行委員長


日本共産党県委員会と同県議団が知事に

 

愛宕山売却の留保継続を求める申し入れ 


  日本共産党県委員会と同県議団は、三月二十一日、二井知事に対して「『米軍再編』見直しの正式決定まで、愛宕山売却は留保するとともに、オスプレイの配備及び一時駐機は容認しないことを求める申し入れ」を行いました。
 要請項目は、「『在日米軍再編計画』見直し案が米議会で承認され、『在沖縄海兵隊の岩国移転』がないことが正式に確認されるまで、愛宕山開発用地の国への売却は留保すること」など四項目です。
 対応した小松総務部理事は、「三月十五日に、外務・防衛両大臣政務官が来庁し、『米側と交渉した結果、海兵隊を岩国に追加的に移転させることにはならないことが確認された』との報告を受けた。三月十六日に、『米軍再編等に係る外務省の見解について(照会)』の文書を知事と福田市長名で玄場大臣に発出した。この照会に満足できる回答が得られれば、愛宕山の国への売却留保を解除することになる」と答えました。
 申し入れ参加者は、「アメリカの意思を再確認すべき」と訴えました。

 

小出裕章さん講演会に1550人

 

  三月十八日、宇部市渡辺翁記念会館で、小出裕章さん講演会が行われ、会場いっぱいの一五五〇名の参加がありました。
 小出さんは、「私の願い」として、①子どもを被ばくさせない②一次産業を守ることを強調しました。
 

12.3.18 025.JPG

 講演会後、自著のサインに応える小出裕章さん

一気

 

在沖海兵隊一五〇〇人を岩国基地に移すことをアメリカが検討しているという報道がされました。これには二井知事も怒り心頭で、愛宕山を国に売ることを留保するとの立場を取りました▼三月十五日に、外務・防衛の両政務官が県庁にやってきて、国は、「米側は、沖縄海兵隊の岩国移転は考えていない」と説明しました。知事は、この面談で即座に、愛宕山の国への売却の留保を解除せず、翌日、外務大臣と防衛大臣に米軍再編に係る見解を照会しました▼三月二十二日に事態は大きく動きます。外務省と防衛省から回答があり、知事は、この回答に、納得したので、愛宕山用地を国へ売却することへの留保を解除し、防衛省に売却することを表明しました▼二十三日、県庁騒然となる抗議行動が行われましたが、県が、愛宕山を国へ売却したことは、後世に残る愚策だと言えます。

厚東川通信No322(2012年4月1日) [2012/03/25 日 AM 08:25]

3月15日、2月県議会最終本会議開かれる

 

海兵隊岩国移駐に反対する意見書採択

 

オスプレイの一時駐機にも反対

 

 二月県議会が十六日に閉幕しました。最終本会議で、「在沖縄海兵隊の岩国基地への移転等に反対する意見書」が全会一致で採択されました。
 本意見書は、二月八日、日米両政府により「在日米軍再編に関する日米共同報道発表」に関連して、グアムに移転するとされていた在沖縄海兵隊の一部、約一五〇〇人が岩国基地に移転することについて米側から打診があったとの報道を受けて県議会の意思を表すものです。
 意見書では「政府におかれては、今後の日米協議において、岩国基地のこれ以上の負担増は認められないことを米側に伝
え、岩国基地に、在沖縄海兵隊の移転や、オスプレイの一時駐機などが行われることはないことを一日も早く明確にし、混乱を収拾するとともに、再編計画全体についても、統一的なパッケージで進めるとされた再編の基本の変更は地元自治体に対する十二分な説明とその理解を得た上でなければ進めないという姿勢を明確にするよう、強く求める」と述べています。

「山口県民の歯・口腔の健康づくり推進条例」可決

 

 二月県議会・最終本会議で「山口県民の歯・口腔の健康づくり推進条例」が可決しました。この条例は、議員発議で行われ、条例を立案するメンバーとして藤本県議が参加しました。
 条例づくりに向け、県民から意見募集、キャッチフレーズを募集し、歯科医療関係者、教育・保育関係者から意見聴取しました。条例に基づき、知事は、「歯・口腔の健康づくりに関する推進計画」を策定し、県民の歯科疾患の状況等を調査及び分析し、その結果を公表することになります。

 

2月県議会報告シリーズ②

 

福祉医療費助成制度拡充を

 

 藤本県議は、福祉医療費助成制度と乳幼児医療費助成制度について、「六月から年少扶養控除が廃止されるのを受けて市長会は、福祉医療費助成制度の一部自己負担制度の撤回を県に求める考えだ。乳幼児医療費についても全国で十八自治体が、対象年齢を山口県より高い小学校三年以上にしている。また、新年度から長門市、山口市、防府市で所得制限が撤廃され、所得制限を継続しているのは、宇部市・光市・岩国市・上関町のみとなっている。山口県は制度を抜本改善すべきだ」と強調しました。
 二井関成知事は、福祉医療については「制度継続のためには負担と給付のバランスから一部負担が必要」との考えを変え
ませんでしたが、乳幼児医療については「私の代(任期中)では現行制度を維持すべきと考える。しかし、全国的に拡充されているところであり今後の状況の中でどう判断されるかは今後の課題である」と今後に含みを残しました。

 

一気

 

相場英雄著「震える牛」を読んでいます▼「高森は二〇〇〇年に大きな出来事があったと告げた。通称・大店法が廃止されたことが地方都市を本格的に破壊し始めたと言った。従来の大規模店舗法、通称・大店法、五〇〇平米以上の店を出す際には地元商工会との協議を経るよう義務づけ、小規模の商店を守ってきた法律だった。しかし、日米通商摩擦の激化、その後に米国大手小売業の日本進出という黒船級の出来事が起こったと高森は言った。また小売業の発言力が強まりつつあった日本の財界主導で規制緩和を要求した。錦の御旗のもとに規制が撤廃されると、堰を切ったように出店が加速したと高森は自嘲気味に言った。」▼山口県の小売売場面積に占める大規模店舗面積の割合は、九九年の四七.二%から〇七年五八.八%となりました。大店法廃止の影響は、顕著です。

厚東川通信No321(2012年3月15日) [2012/03/25 日 AM 08:18]

藤本県議が9日に一般質問で登壇

 

県が補聴器購入独自助成検討

 

国の補完的な措置として制度検討

 

 藤本県議は、九日に一般質問で登壇しました。本号から順次報告します。
 藤本県議は、関係者の要望の強い軽度・中等度難聴児の補聴器購入への県費助成について質問しました。
 すでに全国十三府県が実施または検討中であり、「補聴器を三年以上つけている子どもは、つけていない子にくらべて明らかに語彙数が多かったとの研究結果も出ている。福祉の視点だけでなく、子どもの未来のためにも補助を」と求めました。
 これまで県は、「国に働きかける」(昨年八月議会答弁)と後向きでしたが、渡辺健康福祉部長は、「本来は国が対応すべきだが、補完的な措置として県が実施できないか、他県の状況を含め検討する」と初めて実施を約束しました。

2012.2gikai.JPG

   2月県議会で一般質問を行う藤本県議

 

軽度・中等度難聴児へ

県が補聴器助成の方向を打ち出したことについて

 加藤碩

NPO法人ことばを育む会理事長

山口県ことばを育てる親の会会長

 

 およそ七十デシベルを境とする軽度・中等度の難聴児の補聴器購入に山口県が助成をする方向を打ち出したのは、関係者への朗報だ。先進の岡山県をはじめ、研究者は、補聴器がない子は明らかに言語の発達が遅れ、早期・適切な補聴器私用の効果が大きいことを証明している。県内でも五千人署名や耳鼻咽喉科医らがねばり強く要求してきたことが実ることになる。対象は六、七十人前後ではないか。英断を評価し、一日も早い実施を望みたい。

 

地域商工委員会で藤本県議が質疑

 藤本県議は、十二日から行われた県議会地域商工委員会で質疑を行いました。
 地域振興部関係では、目標年度が2010年となっている中山間地域ビジョンについて質疑しました。中村中山間地域づくり推進室次長は、「新年度、中山間地域づくり推進条例に基づき、ビジョンの更新を検討したい」と答えました。
 商工労働部関係では、昨年末から続いている撤退企業に対する雇用確保策について質疑しました。
山根労働政策課長は、「シリトロニック・ジャパン光工場の正社員五百十三名の内、三百六十九名がハローワークに登録した。求人要請のために、六百社を訪問し、三十一社から採用してみたいと回答があった」など取組みを報告されました。

一気

 

東日本大震災から一年が過ぎました▼私は昨年六月、東日本大震災で最大の高さの津波が襲った岩手県宮古市を訪ねました 。宮古市愛宕小学校の仮設住宅の皆さんはお元気でしょうか▼私は、今議会、防災対策について質問しました。まず、改正原子力災害対策特別措置法の県での対応についてです。 平尾総務部長は、「法律の成立後、速やかに地域防災計画の策定に取り組む」と答えました。次に、県内で策定が遅れている津波ハザードマップ作成の促進についてです。平尾部長は、「県では、来年度実施する南海トラフ等の被害想定調査において、津波ハザードマップの基礎資料となる津波浸水予想図を作成する。これにより、市町において津波ハザードマップの作成が進むよう、指導・助言する」と答えました▼東日本大震災の教訓を山口県政に生かすための発言を続けていきます。

厚東川通信No320(2012年3月1日) [2012/03/03 土 PM 07:35]

日本共産党山口県委員会等が田中防衛大臣に対して申し入れ

 

在沖縄海兵隊岩国移駐やめろ

 

中国四国防衛局職員が移駐ないと明言

 

 二月二十日、日本共産党山口県委員会等が、田中防衛大臣に対し「岩国基地への新たな負担押し付けに反対し、艦載機移駐の断念を求める要請」を行いました。
 日米両政府の米軍再編・ロードマップの「見直し」作業の中で、岩国基地に在沖縄海兵隊一五〇〇人を移駐させることを米側が検討していることを受けての申し入れです。
 申し入れは、①在沖縄海兵隊の岩国基地への移転は、一時移駐も含め、絶対に容認しないこと②「米軍再編計画」は引き続き、「一つのパッケージ」であることを確認し、少なくとも普天間基地移設の目途がたたないうちに、艦載機の岩国基地移駐は行わないこと③艦載機部隊岩国移駐に伴う米軍家族住宅建設のための愛宕山開発用地の買い上げは中止すること④米軍再編の見直しが必至となった状況を踏まえ、空母艦載機部隊の岩国移駐を含む「米軍再編計画」は白紙撤回し、米空母の国内母港化の返上を求めること。要請を受けた中国四国防衛局・掘報道官は、「防衛省として岩国基地に新たな部隊等を移駐させる考えはない」と答えました。

12.2.20 015.JPG

  中国四国防衛局で交渉をする私(前列右端)

 

党の提言を商工団体に手渡す

 

 日本共産党山口県委員会の佐藤文明県委員長と藤本県議は、二月二四日、県中小企業団体中央会、県商工会連合会、山口経済同友会を訪問し、日本共産党が発表した「消費税大増税ストップ! 社会保障充実、財政危機打開の提言」を渡しました。

12.2.24 012.JPG

   佐藤県委員長と提言を手渡す私(中央)

 

2月県議会で二井知事が引退を表明

 

 二月二八日、二月県議会本会議の提案説明の中で二井関成知事は、「未来へつなぐ山口県の基盤がしっかりと築かれつつあることにより、私に課せられた使命と次代への責任を果たすことができたのではないかと考え、今期をもって知事の職を辞することを決意した」と述べ、引退を表明しました。 日本共産党山口県委員会佐藤委員長は、二井知事の引退表明を受けて次の見解を発表しました。
二井関成知事の退任発表にあたって
 日本共産党山口県委員会委員長佐藤文明
 4期16年にわたる任期中、岩国への艦載機移駐容認や上関原発推進など基本的には国いいなり、無駄な公共事業の拡大、イベント中心の施策で、県民のくらしや福祉には冷たい態度をとり続けた県政だった。3.11大震災や沖縄からの海兵隊移転の打診を受けて原発への慎重姿勢、海兵隊移設断固反対、愛宕山売却の凍結など評価できる方向も打ち出したが、残された任期中、原発中止・艦載機移駐にも反対にすす

むことを要請したい。いずれにしても16年間ご苦労さまでした。

 

一気

 

私の故郷、宇部市吉部で旧船木鉄道の線路敷に桜を植える「吉部千本桜桃源郷計画」が進められてきました。二月二十五日、五十五本の桜の苗木を植える植樹祭が行われました▼植樹する苗木は、瀬戸内オリーブ基金から支出されました。この基金は、産業廃棄物の島として有名になった豊島の環境回復をきっかけに出来たもので、全国で植樹を行っています▼植樹祭の後、植樹作業の内容の説明を受け、植樹を開始しました。私は、県職員の皆さんと一緒に苗木を植えました。吉部に生まれ育った私ですが、旧船木鉄道敷トンネル跡は初めて観ました。大正時代に工事されたものですが、今もしっかりとした佇まいで残っていました▼最初に、大田夢ゆめクラブ吉部の郷代表が言っておられましたが、「この地が、他地区の人を含めた憩いの場になる」ことを私も願っています。

厚東川通信No319(2012年2月15日) [2012/02/14 火 PM 08:22]

長生炭鉱水没事故70周年犠牲者追悼集会

 

県・市は遺族の声聴いて!

 

悲劇描いた合唱「海の墓標」歌う

 

 五日、宇部市文化会館で、長生炭鉱水没事故七〇周年犠牲者追悼集会が行われました。最初に主催者を代表して「長生炭鉱の『水非常』を歴史に刻む会」の山口代表が「七〇周年の時が、真の歴史を紡ぎ出し、真の平和をつくり出す時となることを願って止みません」と挨拶を行いました。
 遺族の次男である全さんが、当時の状況を証言しました。全さんは、事故があった当時西岐波小学校五年生だったそうです。坑口付近には、家族の「アイゴー(お父さん)」という叫びがこだましていました。全さん家族は、日本で終戦を迎えますが、社宅は追い出され、母親に安定した職はなく、苦労の連続でした。
 全さんは、「私は、県庁や市役所で様々な要望を行ってきたが、私たちの望む答えを聞いたことがない」と語ります。
 長生炭鉱の歴史を描いた合唱「海の墓標」が歌われました。『悪魔の飽食』を歌う東京合唱団と『海の墓標』をうたう山口合唱団が力強く歌いました。

12.2.5 014.JPG

長生炭鉱の悲劇描いた「海の墓標」の合唱

 

新春のつどいで石村比例候補があいさつ 


 十二日、二〇一二年宇部市新春のつどいが市内で行われ、約二〇〇名が集いました。
 新春のつどいでは、建設山口宇部支部の肥塚書記長らが来賓あいさつを行い、石村衆院比例代表予定候補らがあいさつを行いました。
 
12.2.14 412.jpg

 左から私、石村比例候補、五十嵐小選挙区候補 

 

二井知事と福田岩国市長が

 

愛宕山売却留保を国に表明 


 在沖縄海兵隊の新たな移転先として岩国基地が浮上し、一五〇〇人規模を検討してほしいという打診が米側から日本政府にあったという報道が行われました。
 二井県知事と福田岩国市長は、十三日、玄葉外務大臣と田中防衛大臣に会い、「在沖縄海兵隊の一部が岩国基地に移駐することについては断固反対であり、また、このような事態にならないことが日米間で明確になるまでは、「愛宕山開発用地」の売却についても留保せざるを得ない」とする要望書を手渡しました。
 玄葉外務大臣は、「在沖縄海兵隊の岩国飛行場への追加的な移転をお願いするつもりはないので、安心していただきたい」と答えました。
 この回答を受け、二井県知事は、「愛宕山開発用地の売却契約については、岩国には、これ以上の負担がないということが明確になるまで留保せざるを得ないと考えているので、これらの日米協議の状況等を見極める必要がある」と述べました。
 

一気

 

長門市に住む次姉の長女。私の姪の新宅由貴子(以下、由貴ちゃん)が五月にメジャーデビューすることになりました▼子どもの頃から踊りや歌が大好きでした。高校卒業後、大学に進学しようか悩んでいたようですが、音楽スクールに通いながら、県内の様々なCMソングを作ったり、イベントに出演するなどしてきました▼叔父の私として、由貴ちゃんのこれまでの努力が実った結果だと大変喜んでいます。とにかく、子どもの頃から、家族や周りに気くばりが出来て、本当にやさしい由貴ちゃん。叔父さんとしては、由貴ちゃんを心から応援したいと思います。由貴ちゃんもこれからが大変でしょうが、体に気を付けて、日本武道館でライブをするという夢を叶えて下さい▼本誌も彼女の情報を紹介します。CDがリリースされましたら、皆さんも応援よろしくお願いします。

厚東川通信No318(2012年2月1日) [2012/02/02 木 PM 04:15]

日本共産党県委員会と県議団が知事に予算要望

 

基地も原発もない山口県を

 

防災と雇用を新年度予算の柱にと知事

 

 一月十一日、日本共産党山口県委員会(佐藤文明委員長)と同県議団(藤本一規団長)は、「二〇一二年度山口県の施策並びに予算編成に関する申し入れ」を二井知事に行いました。緊急重点要望として、①東日本大震災から教訓を学び、災害に強いまちづくりをすすめる②県外資本の身勝手な工場閉鎖は許さず、地域経済をまもる③見通しのない「米軍再編」は中止を求め、愛宕山用地は民生活用をはかる④上関原発建設計画は中止させ、自然エネルギーの本格的導入をすすめる、を申し入れました。二井知事は、①について「災害対応を新年度予算の柱の一つにしたい」と答えました。 ②について「雇用対策を新年度予算の柱の一つにしたい」③について「内閣改造で防衛大臣が交代した場合は、再度、新大臣へ県の基本スタンツを説明しなければならない」と答えました。④について「上関原発は、国のエネルギー政策見直しの動向を引き続き注視したい」と答えました。

11.1.11 013.JPG 

   二井知事に直接予算要望を行う私

 

衆議院三区に五十嵐ひとみさん

 

 日本共産党山口県委員会は、一月二十五日、県庁内で記者会見を行い、衆議院山口三区に、五十嵐ひとみさんを擁立すると発表しました。五十嵐さんは、萩市在住の五〇歳。二〇一〇年萩市議選挙に立候補し、現在、党衆議院山口三区女性部長を務めています。五十嵐さんは、記者会見で、「主婦の目線で、閉塞した政治を改革したい」と語りました。

 12.1.25 006.JPG 

     左から二人目が五十嵐さん。右端が私

 

原発ゼロを求めて申し入れ

 

県知事と中国電力に求める

 

 中国電力島根原発2号機が二十七日から定期点検のために停止します。これで、中国地方で稼働中の原発は「ゼロ」になりました。 この事を受けて、二十七日、日本共産党山口県委員会(佐藤文明委員長)と同県議団(藤本一規団長)は、二井県知事と中国電力に対して「原発ゼロ」を求める(①上関への原発建設計画は中止すること②工事中の3号機を含め、島根原発は廃炉にすること) 申し入れを行いました。申し入れには、佐藤県委員長、五十嵐衆議院3区予定候補をはじめ、藤本県議が同席しました。二井県知事に対する申し入れには、福田商政課審議監らが対応しました。中国電力に対する申し入れには、山口支社の後藤マネージャーらが対応しました。 藤本県議は、「原発がなくても電力需給は大丈夫ではないか」と指摘しました。後藤マネージャーは、「この冬の見通しはほぼ立っているが、夏以降は分からない」と答えました。
 

一気

 

一月二十九日投開票で行われた岩国市長選挙。「住民投票を力に豊かな岩国をめざす会」の吉岡みつのり候補の勝利には至りませんでした。選挙の結果を受け、吉岡みつのり候補は、「非常に残念な思いです。福田、井原両候補が艦載機移駐問題で争点かくしを行う中で、私が立候補しなかったら、この問題が争点にならなかったと思います。(中略)一つ一つの政治戦の勝ち負けで、たたかいの火は消えたわけではありません。福田市政がいまの市政を変えなければ、二〇一四年の艦載機移駐問題の期限がくるが、必ず矛盾が大きくなります。これからさらに市民のたたかい、運動を広げていくためにがんばる決意を表明します」とのべました。沖縄県では「普天間の県内移設反対」の世論は、「オール沖縄」の様相を強めています。沖縄に連帯した岩国でのたたかいが益々重要となっています。