環境と福祉の充実を目指して

政府交渉から帰ってきました [2008/01/24 木 PM 10:25]

 今日、午後2時羽田発の飛行機で宇部に帰ってきました。そして、夕方の日本共産党厚東川後援会の新年会に参加して先ほど帰ってきました。

 昨日は、農林水産省、国土交通省、文部科学省と交渉を行いました。国土交通省では、日量3万2千トンが未事業となっている小瀬川工業用水道の問題で交渉しました。山口県は、事業化の見通しのない弥栄ダムの利水の権利を治水に振替えてもらうように国に交渉を続けてきました。12月県議会でもその姿勢を知事が議会で答弁していまたが、年明けに大きな変化があったことが国土交通省の職員の説明でわかりました。この間、小瀬川水系の河川整備基本方針の策定作業が行われていました。この中で、治水容量が増えれば、山口県の工業用水の利水の権利を治水に振り返る可能性も生じた訳です。しかし、年明けに、3回目の河川整備基本方針の検討会が開かれて治水容量は増やさないという結論になったようです。山口県は、国土交通省の照会に対して、河川整備基本方針の検討会の結果を受けて利水の治水への振替えは困難になったとの認識に立っていると答えたという説明もありました。

 その上で、国土交通省としては、山口県の今後の対応については県から国に相談があれば、乗る考えがあることを示しました。

 私は来週にも、この件で県に確認しようと思っています。治水振替えは本当に困難になったのか。その上で、今後、弥栄ダムに県が持っている事業化の見通しのない利水の権利をどうするのか。県の考えを率直に問うつもりです。

 今日は、防衛省、外務省、国交省を交えて岩国基地問題を集中的に議論しました。その後に、環境省と交渉しました。環境省の問題としては、アルゼンチンアリの駆除対策の強化について交渉しました。その中で、環境省は、新年度「生物多様性保全推進支援事業」をスタートさせたいと説明しました。その制度は、国が1ヶ所あたり1000万円補助するもので、外来生物防除対策にも使えるものです。この制度を、岩国を中心としたアルゼンチンアリの被害対策に充てることができるように、この点も来週、県の考えを問いたいと思います。

 このように県政にも関わる様々情報が得られるのが政府交渉の利点です。その他、様々な成果を今後の議会活動に生かしていきたいと思います。

 

日本共産党山口県委員会政府交渉 [2008/01/23 水 AM 05:51]

 今日から日本共産党山口県委員会政府交渉に参加します。今日の午後1時より農林水産省、次に国土交通省、次に文部科学省。明日は、9時半から防衛省・外務省・国土交通省です。11時半から環境省にも行きます。

 明日の午後から厚生省なのですが、明日の夕方から日本共産党宇部市厚東川後援会の新年会がありますので、2時羽田発の飛行機で帰ります。

 1泊2日の政府交渉ですが、多くの成果を山口県に持って帰りたいと思います。交渉の内容は、明日以降のブログで報告していきます。

11ぴきのねこシリーズ [2008/01/22 火 PM 10:05]

 この前、子どもたちと11ぴきのねこの映画を観に行きました。この映画の原作は、馬場のぼるさんの絵本です。馬場のぼるさんと言えば、確か、私たちが子どもの頃、放送されていたNHKの「連想ゲーム」というクイズ番組の回答者でしたよね。飄々とした雰囲気の方だったことを思い出します。数年前に亡くなられたそうです。

 原作は、6冊のシリーズです。今、3冊まで揃えました。どの作品にも、「人間のずるさ」がさりげなく描かれているのです。一作目は、ねこたちが大きな魚をしとめ、古里に持って帰ろうと約束しあうのですが、翌朝になってみると魚は骨になっています。二作目は、あほうどりを食べようとするねこの姿が描かれています。三作目は、ぶたの家を勝手にねこが奪ってしまうことから物語がスタートします。

 そのずるさが実に清々しいのはほのぼのとした絵のせいでしょうか。ずるくていいじゃないか。そこが人間らしいじゃないかと励まされる感じがします。実におおらかな人間賛歌の絵本です。

 これから少し、子どもたちと一緒に、馬場のぼるさんの作品に注目していこうと思っています。

空手と蟹工船 [2008/01/21 月 PM 09:52]

 昨日、新極真会山口中央支部2008新春団体交流戦が行われ、小学2年の次男が選手として参加しました。3歳の長女と4年の長男と私が応援に行ました。先鋒が年長と1年、次鋒が1年2年、中堅が3年4年、副将が5年6年、大将が自由の5人による道場別の対抗戦です。宇部御手洗道場から3チーム。宇部東道場から2チーム。新山口道場から2チーム。7チームによる総当り戦で、午後1時から午後5時まで、試合が行われました。息子は、宇部御手洗道場Cチームの次鋒の一人として参加しました。

 息子は、3試合に出場し、1勝1敗1引き分けでした。さすがにその日は、疲れていたようですが、今朝は、いつもよりはつらつとしていたようです。そして、今日も元気よく練習に行きました。

 私たちの道場の全国組織である新極真会は、「空手ライフ」という月刊誌を発行しています。2月号には、「最強の読書計画」という特集記事が組まれていました。副題は、「心・技・体を鍛え、新しい自分に出会える80選」というものです。なんとこの中に、小林多喜二の「蟹工船」があるではありませんか。「著者の小林多喜二は、国家反逆の罪に問われ29歳の若さで生涯に幕を下ろしている。彼は『蟹工船』を発表する前、自らの墓を立てている。死をも覚悟しながら自分の主張を貫いた小林は、まさしく『闘う男』だ。」と解説されています。

 今日のしんぶん赤旗日刊紙の青年のページに、小林多喜二の蟹工船が特集されていました。今年は、小林多喜二生誕105年・没後75周年に当る年です。今、青年に「蟹工船」が読み継がれているといいます。記事の中で、作家の浅尾大輔さんは、蟹工船が現在の青年に受け入れられる理由について、「『蟹工船』に描かれている労働者の状態は、今の派遣労働者と非常によく似ているからです。」 と語っています。

 私も20歳の頃、蟹工船を読みました。まだ学生でしたので、「こんなに寒い辛い世界があるのか」とその現実に、ただただ圧倒されたというのが感想でした。今日、本棚から蟹工船を取り出しました。43歳の今、再び読んでみようと思います。そして、「闘う男」小林多喜二の覚悟を感じとりたいと思っています。

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  白のマスクが息子。この試合は勝ちました。

 

国民の暮らしの安定があってこそ [2008/01/20 日 PM 09:30]

 今日、外出先で、ある有権者の方と対話になりました。「とにかく暮らしを安定させてほしい。」と言われました。ガソリンの値段を下げることは当然だと言われます。

 政府・与党は、ガソリン税などに上乗せされている暫定税率を十年間延長しようとしていますが、とんでもありません。日本共産党は、暫定税率の廃止を主張しています。

 二井知事は、18日の定例記者会見で、ガソリン税などの暫定税率の廃止には反対の意向を改めて表明したようです。山口県は、12月に、「道 命つなぎ 暮らしをささえ 未来をひらく」という道路特定財源と暫定税率廃止反対のパンフレットを作成するほどの熱心さです。山口県のパンフレットを見ると、暫定税率が廃止されると県に対して200億円の財源が減少すると書かれてあります。

 そして、暫定税率が廃止されると、「道路をつくることができなくなります」「維持管理をすることもできなくなります」「過去の借入金の全額返済さえできなくなります」と結論づけ、暫定税率期間の延長を主張していますが、これには飛躍がありすぎるのではないでしょうか。

 特に道路をつつくることができなくなるというのは明らかに議論の飛躍であり、本当に必要な道路は一般財源でつくればいいのです。そもそも、暫定税率の延長の議論の背景には、国が作成した「道路の中期計画」で言及されている十年間で、総額59兆円もの投資を道路だけで使いきるというも計画があります。

 本当に、これだけの巨額の財源を道路だけに使うことが、国民や県民の暮らしの安定に取って得策なのか十二分に議論することが今大事です。暫定税率を下げ、ガソリンの小売価格を安くする。そして、道路特定財源を見直し、一般財源化することで、福祉や教育にも財源を回す。そして、必要な道路は、一般財源で整備していく。このことで国民の暮らしと経済を安定させる。ことがいいのか、このままの道路づくりを全国ですすめていくことがいいのか、大いに議論すべき時です。

 県のパンフレットには、県道改良率全国43位などの数字が出ていますが、山口県は、道路満足度全国一位など道路に県民が満足しているなどのデータは多数あります。また、全体の道路予算は削減される中で、山口県の地域高規格道路の予算は増え続けています。山口県として道路予算を見直すと同時に、整備する道路の優先度を見直す必要に迫られていると思います。

 山口県はパンフレットまで作って特定財源の確保や暫定税率の確保を主張しています。県内には、県民の暮らしの窮状から別の議論があるんだという事を2月の県議会で大いに議論していかなければなりません。また、夏の知事選挙の大きな争点にしなければなりません。このままの道路県山口こそが「命をつなぎ暮らしをささえ、未来をひらく」ことになるのかどうか大いなる議論が必要な時です。

 

 

清張と映画 [2008/01/19 土 PM 06:28]

 「松本清張を読む」の作者、細谷正充氏によると、松本清張作品を原作にした映画は、平成17年現在で、35本あるそうです。年末年始に、「ゼロの焦点」を読み終え、先日、映画(DVD)を観ました。原作では、憲一、宗太郎、本多、田沼久子と男女4人が殺されますが、映画では、本多は殺されいないようです。このような違いをみつけるのも原作アンド映画の楽しさでしょうか。

 次は、「鬼畜」を読み、映画を観ました。鬼畜は、短編ですぐ読めます。しかし、とにかく重い作品です。それを映像化するのですからまさにホラー映画のような恐怖を覚えました。しかし、映画の方が、ラストの場面で、父親の苦悩や長男の行く末などが描かれているので、救われた感じがありました。

 それにしても、この映画を観ると子どもに優しく接している自分がいます。子どもは、社会の宝です。自分たちだけの私物ではありません。このことを痛感する映画です。次は、「張込み」を読んで映画を観ようと思っています。松本清張の原作アンド映画をもう少し続けていこうと思います。

 いつも行かない別のビデオ屋さんに行ってみると新藤兼人監督の作品がいくつかありました。年末に、彼のエッセイを読んでいたので、エッセイの中にも出てきた「鬼婆」を借りました。新藤兼人作品も時間を見つけて観て行こうと思います。

ブログ3万人突破 [2008/01/18 金 PM 02:03]

 昨日、本ブログの訪問者が3万人を突破しました。約1年での達成ですが、早いのか遅いのかわかりませんが、とにかく多くの訪問者の方々に感謝いたします。継続は力と信じこれからもかんばります。

 今年も、日誌は、毎日の更新を目指しつつ、長期出張時以外は、二日以上は空けないことをモットーに継続していこうと思います。

 今後も、硬過ぎず、軟らかすぎず、そして、県政の諸課題にも率直に意見を述べながら充実したブログにしていきたいと思います。

 今後とも、皆さんの積極的なご意見、様々な情報をお寄せいただきたいと思います。

 これでは、4万人突破の峰に向けて、また明日からのネタを仕込んで行きたいと思います。

子どもを見つめる700字 [2008/01/17 木 PM 10:17]

 子どもたちが通っている保育園は、卒園式に向けて文集を作成します。文集は、子どもごとに1ページ。親が自由に作成します。自らの選挙の年(例えば昨年)ではない年は、私が書いています。最大で、3人子どもたちが、保育園に通っていた時がありましたが、今は、今年卒園する3男と、3歳の長女が保育園に通っています。ですから、二人分の紙面を考えなければなりません。私は、単純に、子どもらに送るメッセージのような文章を書いています。紙面は、B5、ワードの12ポイントで700字になります。毎回、最初に文章につまってしまいます。その後に、子どもとの様々な場面が浮かんできます。それを文章にします。

 3男とは、昨年は、釣りに行ったし、今年からは、太極拳教室に行っていますので、わりと早く700字が埋まりました。意外に、長女が浮かびません。長女と私との時間が少なかったことを痛感します。今年は、二人での時間を作りたいと思います。

 この文集作りが、親として子ども一人ひとりを見つめ直すいい機会になっています。文集作りも来年からついに長女一人だけになります。それでも一人ひとりの子どもを見つめ直しながら、子育てをしていきたいと思います。

 子どもたちの人生に影響を与えるような親でいたいと思います。子育ては親育てであることを痛感する日々です。

後期高齢者医療制度の見直し求める意見書 [2008/01/16 水 AM 07:09]

 四月から実施が予定されている後期高齢者医療制度について、全国で、465の地方議会が、見直しや中止・撤回を求める意見書を可決したり、請願を採択していることが、中央社会保障推進協議会としんぶん赤旗の調査で明らかになりました。この数は、全地方議会の4分の1になります。都道府県では、13府県です。山口県も12月県議会において、「地域医療・介護体制の確保を求める意見書」を可決し、その中で、後期高齢者医療制度の見直しを求めています。

 「政府においては、完全実施の延長などが検討されている後期高齢者医療制度は、保険料が過度の負担とならないよう、財政措置を含め必要な措置を講ずるなど、高齢者が適切な負担で必要かつ十分な医療が受けられる制度となるよう見直すこと」。これが、山口県の意見書の文章です。

 政府は、全国での意見書の広がりと山口県の意見書の趣旨を汲み、更なる改善をこの制度で図るべきです。

 宇部市では、後期高齢者医療制度の見直しを求める請願署名活動に取り組んでいます。この署名を2月4日に提出する計画です。また、2月2日には、倉敷市会議員であり、岡山県の後期高齢者広域連合の議員である田辺さんを講師に学習会を計画しています。これらの取組みに、改めて皆さんのご協力をお願いいたします。

生かされている [2008/01/15 火 AM 07:44]

 昨日、朝、NHKラジオ「鎌田實いのちと対話」を聞きながら山口市で開かれた党会議会場まで行きました。最初の30分しか聞けませんでしたが、ゲストの水中写真家中村征夫さんの話しに共感しました。

 中村さんは、土門拳賞などを受賞した日本を代表する写真家の一人です。そんな彼が、奥尻島の地震に遭遇します。島民数百人が亡くなる大惨事の中、彼は、一命をとりとめます。彼は、なぜ自分だけが生き残ったのだろうと悩み、全ての撮影器材を喪失したことを機に、写真を止めようと決意します。

 しかし、ある時、自分は、亡くなった人たちの力によって生かされているのではないかと考えます。そして、一から器材を揃え、写真の世界に戻ります。そして、地球環境に対して人間が冒した現実を深く捉える作品を発表するようになります。

 このような内容の話しだったと思います。私がなぜ、彼の体験に共感するかといえば、私の20才の時の体験によります。以前にもこのブログに書きましたが、私は、20才の時、大学の体育の授業で行われたスキーツアーで、一瞬の内に、25名の学友を亡くしてしまう経験をしているからです。ツアーに参加したバス3台の内、私が乗車したのは、1号車。3号車が、長野県の犀川に転落し、25名の命が奪われたのです。

 同じツアーに行っている私たちは、地元の警察署で待機を命じられ、やがて、事故が知らされ、自宅への電話と、生存者に対して、服などの提供を命じられます。山口県からの参加者は、数名で、私の母のインタビューも当時の山口版に掲載されたそうです。

 事故が起きた夕方には、地元のお寺で借りの通夜が行われました。マスコミのフラッシュの中、お寺の参道を登りました。25の棺を前に、仮通夜が行われる中、障子を破り、マスコミのカメラが突っ込まれました。遺族の一人が、「お前らそれでも人間か」と叫んだ声が私の脳裏から離れません。

 そして、数日後、大学による学園葬が行われ、その中で、「ケサラ」を合唱しました。涙が止まりません。今でも「ケサラ」を聴くと、涙が出てきます。

 その後の自分が「生かされている」という認識を持ったことはありません。しかし、彼らの死が私の生きる力になっていることは明らかです。

 このような体験から、事故(戦争や自然災害や交通事故など)から生還された話しなどを聴くと、共感してしまいます。