環境と福祉の充実を目指して

阿波根昌鴻 [2018/08/06 月 PM 12:33]

 大月書店の「非暴力の人物伝」マハトマ・ガンディーに続いては、沖縄のガンディーと言われた阿波根昌鴻(あはごんしょうこう)さんが紹介されています。

 阿波根さんは、沖縄本島の北西にある伊江島で米軍からの土地取り上げに遭います。

 米軍は、測量のお金を支払うためと言われた書類は、立ち退きを約束する書類でした。

 その上、米軍は、ブルドーザーで伊江島の人たちの畑や家をつぶしていきます。

 阿波根さんたちは、米軍と交渉する上での決まりを1954年10月に決めました。

 (伊江島陳情規定)

 1、怒ったり悪口を言ったりしないこと。うそや偽りを言わないこと。

 1、米軍と話をするときは、何も持たないで、すわって話すこと。

 1、耳より上に手をあげないこと。

 1、大きな声を出さず、静かに話す。

 1、人道、道徳、宗教の精神と態度で接し、道理を通してうったえること。

 阿波根さんたちは、1967年、伊江島の米軍演習場の入り口に「団結道場」を建設しました。

 道場の壁には、「米軍に次ぐ 土地を返せ ここは私たちの国 私たちの村 私たちの土地だ(中略)剣をとるものは剣にて亡ぶ(聖書)基地を持つ国は基地にて亡ぶ(歴史)」と書かれてあります。

 阿波根さんの章の後半にこう書かれてあります。

 「いま沖縄では、米軍基地に反対するたたかいがつづいています。名護市の東側の海岸、辺野古に新しい基地を作ることが決まった1999年から、反対のすわりこみがつづけられているのです。沖縄の人ばかりでなく、日本全国から、海外からも平和を願う人びとが集まってきて、暴力をふるわれても暴力で返さず、暴力的なことばもつつしむという、非暴力のたたかいを守っています。その精神は、昌鴻たちがかかげた、伊江島の陳情規定を受けついでいるのです。」

 辺野古への新基地建設の是非を問う県民投票条例の制定を求める署名運動は、10万1千人分寄せられ圧倒的な成功をかちとりました。

 翁長知事は、7月27日、「埋め立て承認撤回」の手続きに入ることを表明し、新基地建設は許さない断固とした決意を示しました。

 安倍政権は、8月17日に辺野古に土砂を投入することを県に通知していますが、8月11日に、県民は、土砂投入を許さない県民集会を計画しています。

 昌鴻さんが生きておられたら、8月11日の集会成功のために奔走されているところでしょう。

 今こそ、伊江島の団結道場の掲げられている言葉「基地を持つ国は基地にて亡ぶ」を思い起こしましょう。

 安倍政権は、辺野古への土砂投入を強行すべきではありません。

 昌鴻さんの遺志を受け継ぐ沖縄県民と連帯して、辺野古新基地建設をゆるさないたたかいを高めていきたいと思います。

 今度、沖縄県に行く機会があったんなら、昌鴻さんらが設立された反戦平和資料館「ヌチドゥタカラの家」を見学したいと思います。

 阿波根昌鴻さんから更に学んでいきたいと思います。

 皆さんは沖縄の現状をどうお感じですか。ご意見をお聞かせ下さい。

 

  

 

 

マハトマ・ガンディー [2018/08/05 日 AM 07:10]

 大月書店から児童書としてシリーズ「非暴力の人物伝」が刊行されました。

 日本ペンクラブ会長の吉岡忍さんが、「刊行によせて」でこう書いています。

 「人間の歴史をふり返ってみると、大きな武力や権力、あるいはお金の力を持った国や集団が領土や資源をもとめて戦争をはじめたり、他国の他の集団から利益をしぼり取ったり、文化や宗教や性別のちがいを理由に差別したり、ということが少なくありませんでした。もしきみたちが、そんな時代に生きていたら、と考えてみてください。戦争で攻め込まれたり、持っているものをうばわれたり、差別されたりする側にいたとすれば、その力こぶや腕力でたちむかえますか。でも、そういう時代を生き抜いてきた人たちがいます。この人たちは、自分のなかにある力を、腕力や暴力ではなく、知識や知恵としてたくわえ、信念や信条として語り、やさしさや友情や愛や、ときにはユーモアとして広めていきました。この行動は時代をこえ、国境をこえて広がっていきました。こうした非暴力の活動こそが、理不尽な支配を終わらせ、人びとの心にしみついた、にくしみや偏見をときほぐし、ことばによっておたがいを説得し、理解しあう民主主義への道を一歩一歩ふみかためてきたのでした。非暴力-それは世界を大きく変えた力でした。いったいそれはどんな力なのか、どういう人たちが切り開いてきたのでしょうか。」

 このシリーズでは、マハトマ・ガンディー、阿波根昌鴻、チャップリン、ハブロ・ピカソ、田中正造、ワンガリ・マータイ、キング牧師、ネルソン・マンデラ、平塚らいてう、萱野茂が取り上げられています。

 刊行は来春まで続きますが、今から楽しみです。

 ガンディーは、イギリスからインドの独立を「非暴力と不服従」で実現した人物です。

 アムリットサルイギリス兵によるインド人への大虐殺が行われた時、ガンディーは「仲間や身内を殺されて、開いてをやつざきにしてやりたいという気持ちはわかります。しかし、敵をゆるすことは、敵を罰するより、ずっと気高い行為だということを、どうか忘れないでおしい」

 ガンディーは「力は、腕力からではなく、不屈の意思から生まれます」と述べています。

 ガンディーは、第二次世界大戦がはじまり、1942年、「すべての日本人に」と題する文書をインドの新聞に寄稿しました。

 「わたしは、あなたがた日本人が中国に加えている攻撃を極度にきらっていることを、はっきり申し上げておかなければなりません。」

 1945年8月6日のアメリカによる広島への原爆投下のニュースに対し、ガンディーは次のように言いました。

 「原子爆弾という恐怖の存在によって、世界に非暴力を実現させることはできません」

 核兵器禁止条約は、核で他国を威嚇する行為も禁止しています。

 そして、朝鮮半島で始まっている非核化の流れを世界に広げるべきです。

 ガンディー1948年1月30日に暗殺されましたが、ガンディーが生きていたら、核兵器禁止条約を評価し、朝鮮半島の非核化の流れを評価したでしょう。

 そして、ガンディーが今、「すべての日本人への手紙」を書いたならば、「唯一の被爆国政府として核兵器禁止条約にサインする」よう書いたでしょう。また、「朝鮮半島の非核化の流れを加速するために役割を発揮する」よう書いたでしょう。

 更に、北朝鮮の脅威に対抗するとして、新たにミサイル基地を日本に二か所設置することについては、「やめるよう」書いたでしょう。

 「非暴力」とは素晴らしい概念だと思います。

 これからも、この言葉を大切にしながら、本シリーズに登場する人々から学んでいきたいと思います。

 そして、ガンディーからも学んでいきたいと思います。

 

Jimmy [2018/08/04 土 AM 05:37]

 明石家さんまさん原作の「Jimmy」を読んでいます。

 後にジミー大西となる大西秀明さんは、小学校低学年まで一言も言葉を話しませんでした。

 子どもの頃からいじめられてばかりの大西少年でした。

 高校卒業後、吉本興業に入った大西青年でしたが、ミスばかりの日々が続きます。

 ある日、吉本の重役が、明石家さんまさんに、大西青年を吉本新喜劇に出演させたいと伝えます。

 さんまさんは、「やめといた方がええ」とアドバイスしますが、大西青年の新喜劇出演が決まります。

 やっぱり、大西青年は、舞台の上で大失敗。

 吉本の重役は、大西青年に「お前はクビだ」と怒鳴ります。

 さんまさんは、「そもそもあいつ出せと言うたん誰や?」と重役に切り返し「俺も吉本辞めたる」と言い返します。

 その騒動をきっかえにして、大西青年は、ジミー大西として明石家さんまさんの付き人になります。

 大西青年が吉本新喜劇で重大なミスを冒した時、明石家さんまさんは、大西青年にこのような声をかけます。

 「今までの自分、笑い飛ばしてみ。そうしたらな、お前いじめてきた奴とか、からかってきた奴とか、全部見返えせんで!」

 「笑えんことなんてな、この世にいくらでもあんねん!けどな、それ全部おもr

最後の夜汽車 [2018/08/03 金 AM 06:51]

 先日、NHKラジオでMisiaの番組を放映していました。

 ゲストは明石家さんまさんと甲斐よしひろさん。

 現在、明石家さんま企画・プロデュースでドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマな話~」がネット配信されています。

 その主題歌が甲斐バンドの「最後の夜汽車」。「最後の夜汽車」をMisiaさんが歌っているそうです。

 番組内では、甲斐よしひろさんとMisiaさんが二人で歌いました。

 Misiaさんの伸びる声と懐かしい甲斐さんの声が混じりあって、まさに鳥肌がたつほどの歌声でした。

 そして、今、甲斐バンドの1979年に行われた武道館ライブのアルバムをレンタルしてきて聴いています。

 私は、高校時代、文化祭に向けてバンドを組んでいて、ボーカルを担当していました。

 2年生と3年生の時に、文化祭で歌いましたが、甲斐バンドの「翼あるもの」を3年生の時に歌いました。

 その他、「安奈」「ポップコーンをほおばって」「HERO」そして「最後の夜汽車」どれも、私を10代後半の自分に連れていってくれる曲ばかりです。

 甲斐よしひろさんもバリバリ活動されているようで、これからも応援していきたいと思います。

 Misiaさんは素晴らしいボーカルであることは知っていましたが、真剣に楽曲を聴いたのは今回が初めてです。

 感動しました。これからも注目していきたいと思います。

 「最後の夜汽車」は、シングルカットされていないアルバムの中の1曲だったのですが、明石家さんまさんが、「この曲はいい」と広めて、あちこちでかかったそうです。

 「白い月あかりの そお裏側で 僕はゆがんだ 顔を洗った 白い月あかりの その裏側で 涙のかけらを 洗い落とした」

 明石家さんまさんの人生は、ジェットコースターのようなものだったと推察します。

 さんまさんのそのような人生の中で、「ゆがんだ顔を洗った」「涙のかけらを洗い落した」夜があったなんて想像できませんが、私は、さんまさんはこの部分の歌詞に共感したのではないかと推察しています。

 歌詞は、甲斐よしひろさん、甲斐バンドのヒット曲の歌詞は、ほとんどが甲斐よしひろさんの歌詞だったことを知りました。

 作詞家としての甲斐さんは、素晴らしいと感じました。

 さて、今、原作・明石家さんま「Jimmy」を読んでいます。

 ジミー大西と明石家さんまとの関係が見事に描かれた作品です。

 同時に、1980年代の時代が見事に描かれた作品でもあります。

 80年代は、私の高校生から大学生の辺りの時代です。

 まさに、私の青春時代がこの作品で描かれています。

 「Jimmy」についての話は次回以降のブログで書いていきます。

 甲斐バンド、そして、「最後の夜汽車」に関する皆さんの思い出をお聞かせ下さい。

防衛省PAC3撤収 [2018/08/02 木 AM 06:53]

 昨日のしんぶん赤旗日刊紙は「防衛省は、7月30日、北朝鮮による弾道ミサイル発射の可能性が低下したとして、北海道と広島、島根、愛媛、高知各県に展開している航空自衛隊の地上配備型迎撃ミサイルパトリオット(PAC3)を撤収し、東京・市谷の防衛省にあるPAC3も所属施設に移動しました。南北、米朝首脳会談の相次ぐ実現など北朝鮮情勢の激変を受けての判断です。一方、防衛省は本体導入経費だけで1基1340億円もする陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(陸上イージス)を2基配備する方針。陸上イージスの配備方針は、北朝鮮情勢の変化に対応したイージス艦の展開解除やPAC3の撤収とも大きく矛盾する巨額の無駄使いでありその是非が厳しく問われます。PAC3は、北朝鮮が昨年8月に米領グアム島周辺へのミサイル発射計画を公表した際、上空通過の可能性がある4件の駐屯地に展開され、同8、9両月には北海道の上空を北朝鮮ミサイルが通過したとして、函館市にも配備されていました。同省は情勢に変化があればPAC3を再配備するとしており、2016年8月以降発動中の破壊措置命令も維持しています。日本のミサイル防衛は、海上自衛隊のイージス艦搭載のミサイルで迎撃し、失敗した場合はPAC3で撃ち落とすというもの。しかしイージス艦の日本海での常時展開は6月末に解除されていり、日本上空を大気圏外で痛快する弾道ミサイルには届かないPAC3の配備は事実上意味のないものとなってしまいました。」と報じました。

 防衛省は、先月、萩市・阿武町で行った第二回の説明会で、イージス艦4隻を8隻に、パトリオットミサイルを17個から28個に増やす。その上で「我が国全土を24時間365日、切れ目なく防護するため」に陸上イージスの導入が必要。陸上イージスの導入で「弾道ミサイル攻撃を断念させる抑止力が大きく向上」すると説明しました。

 しかし、防衛省は、今年6月末、イージス艦の常時展開を解除し、この程、パトリオットミサイルの撤収を行ったのです。

 これでは、現在計画されている、イージス艦やパトリオットミサイルを増やすことも大いに議論が求められる状況です。

 その上、陸上イージスを配備する必要性が本当にあるのか再検討すべきであることは当然です。

 朝鮮半島で北朝鮮に「弾道ミサイル攻撃を断念させる」平和的交渉が開始されています。

 日本政府は、陸上イージスよりも、朝鮮半島で始まった平和のプロセスを前に進めるために役割を発揮すべき時です。

 防衛省は、イージス艦の常時展開を解除した上、この程、パトリオットミサイルの撤収を始めました。

 皆さんは本当に陸上イージスが必要だとお考えですか。ご意見をお聞かせ下さい。

宇部井筒屋12月末閉店 [2018/08/01 水 AM 08:08]

 今朝の毎日新聞朝刊は、山口版で宇部井筒屋が12月末で閉店するとの方針が発表されたことに対し「北九州市の地場大手百貨店の井筒屋が、宇部市の「宇部井筒屋」を含む九州・山口の主要3店舗の閉店を発表した31日、地元商店関係者や市民からは驚きの声が上がった。宇部井筒屋と隣接する新天町名店街協同組合の熊谷満之理事長(61)は『(2021年ごろの)市役所新庁舎建設を機に街づくりをやる矢先だったのに』と今年12月末と決まった閉店を残念がった。毎日の買い物を井筒屋でしている近くの主婦、松永栄子さん(75)は『信じられない。市民に親しまれていたので街のあかりが消えてしまうようだ』と惜しんだ。市役所で記者会見をた同店を運営する山口井筒屋の入江壮行社長によると、宇部店は1969年に撤退した『ちまきや』を引き継ぐ形で閉店し、77年に地上4階、地下1階の現在の店舗に改築した。その後も増床するなどしたが、人口減や大型店舗との競争で昨年度売上高は28億円とピークの約4割まで減少し、数年前から毎年経常赤字が続いていた。建物の老朽化により、耐震化や空調設備など設備投資が約4億円かかることなども閉店の理由に挙げた。ずうぎょういん177人の今後について入江社長は『雇用はできるだけ維持したい』と話し、来年4月からは市内にサテライトショップを開店するとした。商工会議所の安倍研一会頭は『長年中心市街地の顔として営業してこられただけに残念でならない。市や関係機関と連携し、閉店の影響が最小限となるよう取り組む』とコメントした。」と報じました。

 宇部市ではルネサス山口工場の閉鎖方針とともに残念な出来事です。

 177人の従業員の雇用の確保を強く要望したいと思います。

 井筒屋宇部店が12月末で閉店するとの報道に対して皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

陸上イージス本体1基だけで1340億円 [2018/07/31 火 AM 06:56]

 今朝のしんぶん赤旗日刊紙は陸上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」について「小野寺五典防衛相は30日、陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)、むつみ演習場(山口県萩市)への配備を狙っている陸上配備型ミサイル迎撃システム『イージス・アショア』について、本体の導入経費が1基あたり約1340億円になると発表しました。米ロッキード・マーチン社製の最新鋭レーダー『LMSSR』を搭載します。防衛省は従来、本体に施設整備費などをあわせれば約1000億円と説明していましたが、これを大きく上回ります。2基の導入経費(約2680億円)は秋田市の今年度当初予算(約2300億円)を上回る金額。導入が強行されれば、安倍政権の下で続く大軍拡がさらに加速することになります。防衛省によれば、その他の経費として、教育訓練費約31億円、維持・運用経費(30年間)約1954億円としており、現時点で想定される導入経費は約4664億円に達します。ただ、迎撃ミサイルを発射する垂直発射装置(VLS)や施設整備費、電力・燃料費は含まれません。1発あたり数十億円と言われる迎撃ミサイル・SM3ブロック2Aの配備経費も含まれていません。これらの総計で約6000億円に達するとの報道もあります。また、納期について米側は、FMS(有償軍事援助)に基づく契約後、約6年を要すると提案しており、防衛省が目標とする2023年度の配備に間に合わないことは確実です。」と報じました。

 防衛省は、「丁寧な説明を行う」と繰り返します。しかし、陸上イージスの購入業者も決めて、配備を着々と進めようとしています。これでは、配備ありきの姿勢が明確です。

 また、本体経費と関係経費を含めると2基の総計は一部マスコミの報道通り、60000億円に達する見込みです。

 先日の地元説明会で元銀行に勤めていたという方が「国に大変な借金がある中で、膨大な費用を伴う陸上イージスは無駄使いだ」と批判されていましたが、やはり、6000億円程度の費用がかかることを目の当たりにして、それでも導入が必要かどうか疑問を抱かざるを得ません。

 安倍政権は、弾道ミサイル迎撃能力を向上させるため、イージス艦も増やす、ペトリオットミサイルも増やす計画です。その上、陸上イージスが本当に必要なのか、再検討を行う時だと思います。

 地元説明会に私は2度参加しましたが、住民の怒りの高まりを実感しています。

 住民の声を無視して、陸上イージスを強行することだけは絶対に避けるべきだと思います。

 陸上イージスの導入経費を防衛省が一部公表しました。

 皆さんは、陸上イージスについてどう思いますか。

ドラマ「バカボンのパパよりバカなパパ」終わる [2018/07/30 月 AM 07:26]

 NHKドラマ「バカボンのパパよりバカなパパ」が終わりました。

 私にとって今年で一番よかったドラマでした。

 7月29日号しんぶん赤旗「日曜版」に赤塚不二夫さんの娘でフジオ・プロダクション社長の赤塚りえ子さんが取り上げられていました。この中にこう書かれています。

 「赤塚漫画の原点は、生まれ育った満州でした。戦争中、多くの人の死を目の当たりにし、引き揚げの直後には栄養失調で妹を亡くしました。家族離散の貧しい中で差別もされました。悲しみを笑いに-。」

 本ブログでも赤塚りえ子著「バカボンのパパよりバカなパパ」に掲載されていた赤塚不二夫さんの「赤い空とカラス」という文章を紹介しました。

 ドラマの中で、満州の夕焼けの中をカラスが飛ぶ様子を描いた絵が赤塚さんがいつも通うスナックに飾られていました。

 赤塚りえ子さんは、父のこの文章を引用した後にこう書いています。

 「父の人としての座標となったのは、この「赤い空とカラス」に象徴される満州体験だったのかもされない。ハチャメチャにみえる言動もすべてはこの地平から出発しているのだったら、ものの本質とあまり関係のないちっぽけなことなんてどうでもよかったんじゃないか。父はもっと『生きる』という人間の根源的なところでものごとを捉えていたからこそ言えたのだと思う、『これでいいのだ』と。そして、『笑い』が生命に直接的につながっていることを感覚で、また、体験からもわかっていたのだと思う。」

 一言でいえば「悲しみを笑いに」でしょうか。

 このドラマを見ながら、赤塚不二夫さんの生きる源が、満州の夕日だったことを感じながら、自分にとっての生きる源は何かを考えていました。

 私にとっての原体験は、大学1年生の時のスキーバス事故だったなあと思います。

 何度も本ブログでも書いていますが、1985年1月28日、長野県犀川にバスが転落し、学生22名、教員1名、乗員1名の24名が亡くなりました。

 転落したバスは、日本福祉大学の体育の授業としてスキー場に向かう3台のうちの1台でした。

 転落したバスは、3号車で、私は、2号車に乗車していました。

 年を取るとともに、あまり落ち込むことも少なくなった私ですが、ふと「20歳で終わった22名の同級生」の事が頭をよぎります。

 これから書くことも一部、本ブログに書いてこともあると思いますが、事故後、大学で行われた追悼式の時に学生が歌っていた「ケ・サラ」のメロディーと歌詞が私の応援歌となっています。

 「ケ・サラ」には、色々な歌詞がありますが、私たちが歌っていたのは次のような歌詞です。

 「押さえきれない怒り こらえきれない悲しみ こんなことのくり返しだけど 決して負けはしないさ

  ケ・サラ ケ・サラ ケ・サラ 僕たちの人生は 平和と自由 求めて 生きていけばいいのさ

  泣きはらした夜 むかえる朝のまぶしさ そんなことのくり返しだけど決して負けはしないさ

  いつも思い出すのは 自由のために死を選んだ 名もない多くの人々を 決して忘れはしないさ

  広く高く大きく 明日に向かった力づよく 人間のやさしさを うたえ うたえ うたえ うたえ うたえ

  うたえ うたえ うたえ 人間のやさしさを うたえ うたえ 

  明日に向かって力強く 広く高く大きく」

  先日、高校時代の同級生が、「いつも前向きだね」と褒めてくれました。

  その時は、「悩みを翌日に持ち越さない」からと言葉を返したのですが、今、考えてみると、やっぱり、私は、スキーバス事故の生き残りという意識があることが生きる源になっているように思います。

  そして、「ケ・サラ」。「ケ・サラ」の歌詞を写していても実は、涙がにじむのです。

 「泣きはらした夜 むかえる朝のまぶしさ そんなことのくり返しだけど決して負けはしないさ」

 「平和と自由求めて生きていけばいいのさ」

 このブログを書きながら、自分の生きる源を再確認することができました。

 赤塚不二夫さんのドラマを見ながら、原作本を読みながら、自分を再確認することができました。

 「これでいいのだ」赤塚不二夫さんから引き続き学んでいきたいと思います。

 関係者の皆さんいいドラマをありがとうございました。

 私は、今、「バカパパロス」です。

 皆さん、ドラマの感想をお聞かせ下さい。

 

藤本かずのり事務所開き [2018/07/29 日 AM 06:52]

 昨日、宇部市大小路3丁目で藤本かずのり事務所開きが30名の市民が参加し行われました。

 日本共産党北南地区委員会委員長の時田洋輔委員長と野村英昭県常任委員のあいさつの後、お二人の方から激励の言葉をいただきました。

 私が行った挨拶の要旨は以下の通りです。

事務所開き挨拶

 大小路での事務所びらきで挨拶をする私

・・・

 事務所開きにご参加の皆さんありがとうございます。残り9か月、事務所を拠点に、県議の議席奪還のために全力で頑張ります。

 この3年間は、新たな3つの役割をいただき多くを学びました。

一つは、2015年9月19日の安保法制=戦争法が強行されたことを受けて宇部市でも市民と野党の共闘が前進し、総がかり行動うべが結成され、私が事務局長を務めていることです。毎月19日を忘れない行動を継続し、7月度の集会で34回目を数えました。

二つ目は、昨年の総選挙で、比例代表候補を務めたことです。山口県だけではなく、広島県、岡山県、鳥取県を巡り、様々な場所で安倍暴走政治の打倒を訴えたことは貴重な経験でした。

 三つ目は、社会教育団体の役員を務めた経験です。宇部市PTA連合会会長を務めました。厚南中学校70周年記念事業委員会会長も務めました。 現在、西宇部校区の人権教育推進委員協議会の会長を務めています。

 これら、3つの経験をした3年間でした。幅広い市民の皆さんと対話した力=パワーアップした力で必ず議席を奪還したいと思います。

 さて、先日、人権教育の会合で、ある市の職員の方から、しんぶん赤旗日曜版にLGBT(性的少数者)を扱った「カラフル」という漫画は参考になりますというお褒めの言葉をいただきました。その上で、自民党の杉田水脈(みお)衆議院議員が月刊誌にLGBT(性的少数者)のカップルは「子どもを作らない、つまり生産性がない」という発言にも話題が及びました。

 「山口県人権推進指針」のキーワードは、自由、平等、生命です。自由とは「だれもが、人として大切にされ、自由に自分らしく生きることができる地域社会の実現」です。平等とは「だれもが、社会の一員として等しく参加・参画し 個性や能力を十分に発揮できる地域社会の実現」です。生命とは「誰もが、尊い生命の主体者として大切にされる地域社会の実現」です。杉田議員の発言は、山口県人権推進指針にも反したものです。二階幹事長は「いろんな人生観もある」と杉田議員の発言を擁護しています。

 憲法で保障された基本的人権や個人の尊厳が理解できない安倍政権は退陣しかありません。山口県人権推進指針が言う「自由平等生命」が大切にされる県政実現のため、県民が主役の県政を皆さんとともに作ります。

・・・

 事務所は、宇部市大小路3丁目1-46

 電話番号は、39-6918 ファックスは、39-6928

 事務所開所日は、当面、月・水・金の10時~13時です。

 無料法律相談も大小路の事務所で来月から行います。

 8月8日(水)15:00~16:30 内山弁護士

 8月21日(火) 15:00~16:30 横山弁護士

 近くをお通りの際、気軽にお立ち寄りください。

厚南地域で藤本囲む集い [2018/07/28 土 PM 07:06]

 本日、厚南隣保館で、私を囲む集いを行い、15名の市民の皆さんが参加しました。

 参加者から様々な意見が出されました。

 私がお話した要旨は以下の通りです。

・・・

 厚南校区での私を囲む集いにご参加の皆さんありがとうございます。

 日本共産党の前県議会議員の藤本かずのりです。皆さまのお力で、26歳で宇部市議会議員に押し上げていただき、市議2期、県議4期務めていきました。前回の選挙は、残念ながら議席を失う結果となりましたが、今度の選挙は、必ず議席を回復する決意です。

 日本共産党山口県委員会は、7月24日に、政府の各省庁との交渉を行ってきました。その内容を含めていくつかの県政をめぐる問題について報告してまいりたいと思います。

 最初の問題は、当面する山口県の最大と言っていい問題である陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」についてです。

 資料1の通り、2003年から日本では、弾道ミサイル防衛システムが整備されてきました。これまでの弾道ミサイル防衛は、イージス艦とペトリオットミサイルです。弾道ミサイル防護の能力を持ったイージス艦を4隻から8隻にする計画です。ペトリオットミサイルは、現在17個が28個に増強されようとしています。

 資料2の通り、その上、安倍政権は、陸上配備型イージス2基の配備を昨年12月19日に閣議決定しました。

 配備場所は、陸上自衛隊の秋田市の新屋演習場と萩市のむつみ演習場です。防衛省は、6月に地元説明会を開いてきました。説明会の直後の6月21日、イージス・アショアの配備先としてむつみ演習場が敵地かどうかの調査の入札の公告を行い、入札期限を今月30日とし、8月2日としました。萩市長と阿武町長は、8月2日の開札の延期を防衛省に求めていました。その結果、防衛省は、開札予定日を9月12日に延期することを決めました。

 資料3の通り、地元が求めているのは、開札の延期だけではありません。

阿武町の花田町長は、25日に、大野防衛政務官と会い、配備候補地の再検討を求めています。今日は、イージス・アショアの配備の撤回を求める署名を袋の中に入れております。署名にもご協力お願いいたします。

 イージス・アショアの問題で最後にお話ししたいのは、イージス・アショアの導入経費の問題です。当初1基800億円とされていました。

 資料4の通り、最近の報道では1基3000億円とされています。アメリカのシステムをアメリカの言い値で買わされることは明らかです。地元説明会で、国が多変な借金を抱えている中、無駄使いをするなとの話がありました。米朝首脳会談を受けて朝鮮半島は非核化の方向で動き始めました。ミサイルはいりません。6000億円は福祉に使わせましょう。

 二つ目にお話ししたいのは、災害の問題です。

 西日本豪雨災害では、220名の方がお亡くなりになられました。心からお悔やみを申し上げます。多くの被災者の皆さん方にお見舞い申し上げたいと思います。

 資料5の通り、県内でも3名の方がお亡くなりになり、全壊7棟など甚大な被害が出ました。岩国市の被災者の皆さんには、災害救助法が適応されることになりましが、その他の地域の皆さんには法律が適応されません。日本共産党は全ての被災者に災害救助法が適応されるよう求めます。

 この度の豪雨で、宇部市でも避難勧告が出ました。その一つが、厚南の沖ノ旦と厚東の末信地域です。この地域の西を流れる厚東川に堤防が設置されていませんので、大雨が降るとすぐに避難勧告が出されます。

 2009年に厚東・厚南地域を中心にこの地域を含めて多くの世帯で床上浸水の被害が出ました。私は、2009年9月県議会において、「「厚東川堤防未設置区間の県道琴芝際波線沖ノ旦橋北東岸は早急に事業着手すべき」との質問を行いました。土木建築部長は「『厚東川水系河川整備計画』の策定を、来年度末をメドに進めており、この中でお示しの堤防整備について、現在検討を行っているところです」と答えました。

 資料6は、作成された厚東川水系河川整備計画です。沖の旦橋から末信地区上流4キロ区間の拡幅掘削、築堤を行うとしています。

 計画が策定されたことは前進ですが、工事がほとんど進んでいません。

計画されている堤防は100年に一度の水害を想定したものです。今、沖ノ旦地域で30年に一度の水害を想定した暫定堤防の工事が行われています。県土木の職員の方にお聞きしたところ、この工事も完成まで少なくとも5年かかると言われていました。この地域の方は、これからも大雨が降ると避難勧告が引き続きだされるということになります。

今回の政府交渉の内、国土交通省に対して、「過去に越水、氾濫が発生した県管理河川の改修事業については、国庫補助率を嵩上げする」ことを要望しました。国土交通省の治水課長補佐の丸山さんは、「緊急性の高い河川に国の予算の重点配分を行っている」と答えました。厚東川が予算の重点配分がされている河川なのか現在調査中ですが、一日も早く厚東川の堤防未設置地域に堤防が設置されるよう要請していきます。

資料7は、厚東川の浸水想定区域図です。厚南の開作地域は0.5メートルから5メートル未満の浸水被害が起こると想定されています。終戦直前に、厚南地域を巨大な水害が襲い、多くの死者を出しました。今回の豪雨災害を受けて、改めて災害に強い地域づくりのため力を尽くす決意です。

最後に、上関原発の問題についてです。

私を含めた山口県の住民57人が、中国電力による上関原発計画(上関町)のための海面埋め立て免許延長申請の可否判断を先送りして生じた県財産の損失を、県に支払うよう知事に求めた住民訴訟の判決が11日、山口地裁でおこなわれました。

資料8の通り、判決は、延長期間内での竣工は困難と認められる2013年3月以降の故・山本繁太郎前知事と村岡嗣政知事の判断先送りは裁量権を逸脱し違法だとし、中国電力へ補足説明を求めた文書の郵送費120円をそれぞれ県に返還するよう命じました。埋め立て免許は2008年10月に交付されましたが、福島第一原発事故後、中電は工事を中断し、12年10月に3年間の免許延長を申請。山本、村岡の両知事は中電に補足説明を繰り返し求めて判断を先送りし、村岡知事が16年8月に延長を許可しました。

閉廷後の報告集会で原告弁護団の内山新吾弁護士は「司法が知事・行政に大きな歯止めをかけた画期的なものだ。留保による免許の執行には直接判断していないが、(埋め立て法上の要件である)正当な事由がないと認めたと言えると思う」と述べ、原告や支援者から拍手が沸きました。

臼井弁護士も「免許延長の効力はないという運動につながる大きな一歩を築く判決だ」と強調しました。

 福井裁判長は、「埋め立てが完了期限内に終わるとの合理的に認められない」と違法性を認めました。工事が終わらないとわかっていて、判断を留保したことが違法と認められたのです。その時点で知事は不許可の判断をすべきだったのです。

免許は、来年7月に期限を迎え、中国電力は再延長を申請することもあり得ます。中国電力が来年の7月から更に埋め立て免許の延長を申請し県が許可すれば「工事が終わる見通しがない」ものを許可したことになり、県は裁量権を逸脱したことになり、今回の判決の方向なら「違法」ということになるのではないでしょうか。

その意味で、今度の判決は画期的なものであったと思います。

資料9の通り、国の中長期のエネルギー政策の方向性を示す「第5次エネルギー基本計画」を安倍晋三政権が閣議決定しました。計画案の段階で多くの国民、市民団体から原発依存から脱却し、再生可能エネルギーの拡大へ本格的転換を求める意見が相次いでいたにもかかわらず、2030年度の電源に占める原発の比率を2割以上にして、「ベースロード(基幹)電源」に位置付ける姿勢を全く変えていません。再生エネについても世界的な推進の流れに事実上背を向けています。国民世論にも世界のすう勢にも逆らう計画は撤回しかありません。

政府交渉の内、経済産業省の交渉では、上関原発問題を取り上げました。

 エネルギー基本計画における原発の新設についての考え方を問う要望に、担当者は「中国電力による上関原発計画は、新規計画だと認識している。現時点において、原発の新設は想定していない。」と答えました。

 その上で、中国電力が原発の新設を申請した場合に受け付けるのかとの質問に担当者は「想定していない」と答えました。

 上関原発を重要電源開発地点から除外するよう求める要望にたいして担当者は「事業者から解除の申請がないなどの状況から、現時点で、除外することは考えていない」と答えました。

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 引き続き、各地で、私を囲む集いを行いたいと思っています。

 開催希望の方は、私にお問い合わせ下さい。