環境と福祉の充実を目指して

スウェーデンの16歳グレタさん [2019/05/22 水 AM 06:57]

 20日の毎日新聞に、気候変動の危機を訴える若者たちの抗議活動が世界規模で広がるきっかけをつくった、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん(16)のインタビューが掲載されていました。

 毎日新聞は、グレタさんの活動をこう紹介しています。

 「グレタさんは無名の学生だったが、たった一人で始めた抗議運動が1年もたたないうちに世界中の若者らに拡大。学生たちが週に一度授業を休んでデモをする『学校ストライキ』が各地で起き、今月半ばに世界規模で連動した抗議運動には150万人以上が参加した。一躍、気候変動問題の世界的なシンボルとなり、今年のノーベル平和賞の候補者にもノミネートされている。」

 日本のエネルギー政策についてグレタさんは次のように述べています。

 「グレタさんは、『脱化石燃料』に向かう国際潮流と逆行して石炭火力発電を推進する日本のエネルギー政策について、(何の期待もなかった。世界のどの国も同じように【気候変動対策を】ほとんど何もしていない)と指摘。』『(世界をリードする)などと言いながら、ひどく優柔不断だ』と批判した。」

 グレタさんは、インタビューでこう答えています。

 「インタビューの最後、記者が『奪われようとしている未来を楽観できるのか』と聞くと、グレタさんはこう言った。『私は楽観主義者でも悲観主義者でもなく、現実主義者。(地球環境のために)私たちが必要な変化をもたらすことができれば、希望を持つことができる』」

 毎日新聞は、長谷川公一東北大学教授のインタビューを掲載しています。

 「日本では、廃棄物処理施設など身の回りの問題と比べ、世界的な環境問題への関心は低い。西日本豪雨などのような気候災害が起こり、温暖化との関係をうすうす疑っても、真剣に考えることから逃げている」

 その上で、毎日新聞はこう書いています。

 「日本は温室効果ガス排出量の多い石炭火力発電を推進していることから、国際機関や環境NGOに批判され続けてきた。政府が4月に公表した温暖化対策の長期戦略案は石炭火力について『依存度を可能な限り引き下げる』とするにとどまり、脱却までは踏み込まなかった。対照的に東日本大震災を受けて脱原発に踏み切ったドイツは38年までに石炭火力発電も全廃させる方針を打ち出した。」

 グレタさんは、昨年12月、国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)でこう発言しました。

 「あなたたちは誰よりも自分の子どもが大切だと言いながら、子どもたちの目の前で彼らの未来を奪おうとしている」

 私は、グレタさんの言葉に心が射られる思いがしました。

 私は、宇部市選挙区から県議会議員として議席を回復させていただきました。

 「宇部市に石炭火力発電所はいらない」の論戦を精一杯行う決意を新たにしました。

 私も現実主義者として、これからもグレタさんに注目していきたいと思います。

相模原殺傷事件 [2019/05/21 火 PM 03:56]

 6月9日に、憲法学者の木村草太さんを迎えて宇部市で学習会を行います。

 チケットを好評発売中ですので、必要な方はご連絡下さい。

 当日会場で販売する書籍が我が家に届きはじめました。

 最初に届いた本が沖縄タイムス社から2016年に出版された「木村草太の憲法の新手」です。

 昨日までに読了しました。

 先日もブログで取り上げましたが、辺野古新基地建設問題に関する高裁・最高裁判決を憲法に照らしてどう見るかという指摘は、山口県に計画されているイージス・アショア問題や米軍岩国基地問題を考える上で大変参考になりました。

 今日は、2016年7月26日におきた「相模原殺傷事件」についての木村さんの文章を引用します。

 木村さんは、「事件の背景には、優生学的な思想がある。この悲劇を二度と繰り返さないために、こうした思想にどう向き合っていくかが問われなければならない。」と指摘した上で、次のように書いています。

 「優生学を克服するためには、『そんな発想は不合理だ』と非難するのではなく、その合理性をさらに突き詰めた時の結論と向き合うしかない。障がい者を排除すれば、障がい者の支援に充てていた資源を、他の国家的な目標を実現するために使えるだろう。しかし、それを一度許せば、次は、『生産性が低い者』や『自立の気概が弱い者』が排除の対象になる。また、どんな人でも、社会全体と緊張関係のある価値や事情を持っているものだ。たばこを吸う人、政府を批判する人なども、社会の足手まといとみなされるだろう。国家の足手まといだからと、誰か一人でも切り捨てを認めたならば、その切り捨ては際限なく拡大し、あらゆる人の生が危機にさらされてしまう。だからこそ、『個人の尊重』という価値を、他のあらゆる国家的価値に優先させる必要がある。ドイツではナチスへの反省から、憲法(ボン基本法)の冒頭に、『人間の尊厳』が規定されるに至った。日本国憲法も、人権条項の中核として、第13条に『個人の尊厳』がうたわれている。今回の事件は、私たちの社会が、『個人の尊重』という価値を根付かせることに失敗しているかもしれないことを示唆している。頭では『個人の尊重』が大切だと思っていても、余裕のない実践の場では、ついつい効率性にとらわれて、足手まといになる人を邪険に扱ってしまうこともあるだろう。しかしだからといって、『個人の尊重』という理念を失ってはならない。現実に合わせて理念を捨てるのではなく、理念を現実にしていかなければならない。個人の尊重のために、あらゆる努力を尽くさなければならない。」

 日本共産党第6回中央委員会総会で、志位委員長は、こう述べました。

 「安倍政権は、口先では『女性の活躍』と言いながら、差別の実態には目をふさぎ、ジェンダー平等に背を向け続けています。政権内部から、公然と女性を差別し、セクハラ加害者を擁護する発言が繰り返されています。『生産性がない』などLGBTの人たちへの公然たる差別発言を行った議員を擁護し、発言を容認しています。ヘイトスピーチを野放しにする政治姿勢も露骨です。これらの根底には、侵略戦争と植民地支配の美化、男尊女卑、個人の尊厳の否定、個人の国家への従属という時代逆行の思想があることを厳しく指摘しなければなりません。差別や分断をなくし、誰もが尊厳をもって自分らしく生きられる社会をつくるうえでも、安倍政権を退場させることは急務となっていることを強調したいのであります。」

 「生産性」で一部の国民が排除されない社会、憲法が保障する「個人の尊厳」が守られる社会を作るために、政治が今、変わらなければなりません。

 皆さん、改めて、「相模原殺傷事件」を皆さんはどうお考えですか。

 ご意見をお聞かせ下さい。

時田市議担当地域でのご苦労さん会で挨拶 [2019/05/20 月 AM 07:03]

 この土曜日に、時田宇部市議の担当地域での統一地方選のご苦労さん会が開かれました。

時田地域で祝勝会

 会場一杯の参加者で行われたご苦労さん会

 私が行った挨拶の要旨は以下の通りです。

・・・

 市議選おつかれさん会にお集まりの皆さん県議会議員の藤本かずのりです。この4年間の頑張りで、県議の議席奪還と4名の市議の全員当選を実現することが出来ました。私は、後半戦の選対本部の責任者として心から皆さんに感謝したいと思います。

 日本共産党第6回中央委員会総会では、統一地方選の前進面と後退面をリアルにとらえることが必要と指摘してあります。宇部市議選では、全員当選できたことは本当に喜ぶべきですが、投票数を大幅に減らしたという面をリアルに見る必要があると思います。

 あと二か月後に迫った参議院選挙は、現有議席維持は容易ならざる情勢ですが、「ウソと忖度の安倍政治」を許さない市民との共闘を広げて、仁比参議院議員を必ず国会に戻していきましょう。

 私は、当選祝いにある方から、カナダのジャーナリスト・ナオミ・クラインさんの「これがすべてを変える 資本主義VS気候変動」という本をプレゼントされました。宇部港に石炭を世界から集めるための港に巨額が投じられる、石炭火力発電所が建設されようとしている情勢を打ち破る理論が書かれています。彼女の本に「NOでは足りない トランプ・ショックに対処する方法」という本があります。この本の中に「断固とした『ノー』には、大胆で前向きな『イエス』を伴わなければならない」とあります。その意味で、私は、日本共産党6回中央委員会総会で提起された緊急政策「暮らしに希望-3つの提案」は大歓迎です。

 先日、スーパーで、小学校時代PTAを一緒にしていたお父さんにお会いしました。二年前、高校同窓会の後にカラオケボックスに行った時に、そのお父さんが働いておられ、お話した記憶がお互いありました。先日お会いした時にその方は、「あの時は、ダブルワークでしたが、今はトリプルワークです」とくたくたでした。「8時間働けばふつうに暮らせる社会を」「「暮らしを支える社会保障を」「お金の心配なく学び、子育てができる社会を」は全ての国民の願いです。

 この参議院選挙で、安倍政治を許さないとの断固とした「ノー」と大胆で前向きな「イエス」=「暮らしに希望」を訴えて、必ず勝利しようではありませんか。

・・・

 格差と貧困が拡大している今の政治に満足している有権者の方は少ないと思います。

 多くの有権者の皆さんに希望ある「イエス」を伝えることが重要だと思います。

 参議院選挙に向けて「政治は変えられる」ことを多くの有権者の皆さんに伝えていきたいと思います。

 引き続き、皆さんの要望を藤本にお寄せ下さい。

 

「山口・秋田『適地』伝達へ」との報道 [2019/05/19 日 AM 07:19]

 昨日、中国新聞は、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」配備について次のように報じました。

 「防衛省は地上配備型迎撃システム『イージス・アショア』配備の候補地である秋田、山口両県に対し、地質などに問題はなく、配備に適しているとの調査結果を伝達する方針を固めた。同省幹部が今月中にも両県を訪問し、結果を説明する。地元の理解を得た上で、最終決定する方針だ。複数の関係者が17日、明らかにした。」

 中国新聞は、陸上イージスに反対する声を次のように報じました。

 「『最初から適地という結論は想像ついた。結論ありきの意味のない調査だ』。配備計画に反対する市民でつくる『住民の会』の森上雅昭代表は憤る。国は配備に伴う周囲の水源への影響もないとするが『影響は長期間調べないと分からない。今回の調査だけで不安は解消されない』と批判した。同じく配備反対の阿武町の『町民の会』の吉岡勝会長も『配備ありきで驚きはない』と指摘する。すでに入会者は町内の有権者の過半数に達しており『反対の民意は高まっている』と訴える。花田町長は『国が適地と判断しても私は不適と訴える。配備には住民理解が大前提のはずだ』と強調します。」

 防衛省の幹部は、「適地」の概念に、「住民理解」が含まれると発言しています。

 水質・地質などの調査だけで「適地」としてミサイル基地の配備を強行することは許されません。

 沖縄タイムズに連載された木村草太さんのコラムをまとめた「木村草太の憲法の新手」を読んでいます。

 木村さんは、この本の中で、繰り返し、住民の反対の中で、日米地位協定を錦の御旗に辺野古新基地建設が進められる問題点を憲法学者の視点で指摘しています。

 その中の一つを紹介します。

 「憲法第8章が地方自治を保障しているにもかかわらず、地位協定を根拠に地方の自治権を制限することは、憲法違反ではないのか。日米地位協定は条約の一つであり、外国との約束にすぎない。国内法上の効果を発生させるためには、条約とは別に、憲法92条の『地方公共団体の運営』に関する事項として、法律を定める必要があろう。また、特定の自治体に不公平な自治権制約の負担が生じないように、どの場所でどのように制限されているのかを詳細に規定するため、『辺野古基地設置法』のような個別の法律を制定すべきだ。そして、これまで議論してきたように、特定自治体の自治権を制限する法律は、憲法95条に基づく住民投票がなければ成立しない。占領時から存在する米軍基地については、独立・復帰の経過措置として、法律が整備されなかったことを正当化する余地もあろう。しかし、今回のような新基地建設については、十分な法的根拠が要求される。国と沖縄の協議の中では、今回の基地建設に十分な法的根拠があるのか、という点も一から見直す必要があるだろう。」

 秋田・山口へのミサイル基地配備にあたって防衛省は、「住民へ丁寧に説明する。十分な理解を得る努力をする。」と繰り返しました。

 しかし、最後は、「防衛は国の専管事項だから」を錦の御旗として、ミサイル配備を強行しようとしています。

 山口でも秋田でも住民の反対があるのに、どのような法的根拠を持って強行できるのか、防衛省は、住民に説明すべきです。

 「憲法第8章が地方自治を保障しているにもかかわらず、地方の自治権を制限することは、憲法違反ではないのか。」

 木村さんの辺野古での指摘をミサイル基地にあてはめて、防衛省は十分な法的根拠を示すべきです。

 住民の理解が不十分な中でのミサイル基地建設は行うべきではありません。

 山口・秋田にミサイル基地の建設計画が進められています。

 防衛省は、近く山口と秋田を適地だとする結果を地元に伝えるとの報道が行われました。

 皆さんはこの問題をどうお考えですか。

北海道開拓使の暗部 [2019/05/18 土 AM 09:12]

 中島晃さんの「仏教と歴史に関する19の断想」の中に、「『樺戸集治監』のことなど-吉村昭『赤い人』を読んで」という小論があります。

 この小論は、明治政府が北海道開拓事業推進のために囚人たちが送り込まれ強制労働が行われた問題が取り上げられています。

 北海道開拓推進のために囚人が最初に収監されたのが、樺戸集治監。中島さんは、「722名の囚人の内、10名の死亡者が出ていた」と書いています。

 次に、採炭事業を行う目的で、空知集治監が建設され、「赤い人」で吉村昭さんは、「炭山への出役によって241人が病死または衰弱死し、7名の物が射殺、斬殺された。」と書いています。

 三番目の集治監は釧路集治監です。囚人は、硫黄山で硫黄を取ることを強制されます。

 中島さんは、「六カ月間に300余名の外役囚のうち145名が罹病し、42名が死亡した。」と書いています。

 釧路集治監の分監として網走分監が設置されます。網走分監は道路を作ることが主な任務です。

 中島さんは「栄養失調症による死者が156名、消火器疾患による死者2名、脱走により殺害された者3名、重労働に耐えかねて縊死した者1名とされている。」と書いています。

 その上で中島さんは、「はじめて北海道開拓使の暗部について教えられ、衝撃を受けた。それは、集治監の問題につきるわけではない。その前史として、アイヌの人々に対する和人の収奪があり、集治監の囚人の苦役に続いて、大規模の農場での小作人たちの苦難や、太平洋戦争の際の、中国・朝鮮から強制的に連行されてきた人々の炭鉱などでの苛酷な労役等々が、幾層にも積み重なっていることを見る必要がある。」と書いています。

 「アイヌの人々に対する和人の収奪」に関して、千葉大学文学部教授の中川裕さんは、「アイヌ文化で読み解く『ゴールデンカムイ』」の中で、「15世紀から18世紀末にかけての幾多の戦いの果てに、和人側がアイヌ側を完全に武力制圧し、経済的な支配下に置いたことで、明治時代にアイヌが日本という国に組み込まれる基盤がつくり上げられたのです。」と書いています。

 「大規模の農場での小作人たちの苦難」に関しては、小林多喜二の「不在地主」の中で赤裸々に描かれています。

 中国・朝鮮から強制的に連行された人々の炭鉱などでの苛酷な労役」に関しては、森村誠一さんの「笹の墓標」の中で赤裸々に描かれています。

 この本に殿平善彦さんの「『笹の墓標』によせて」という小論が掲載されています。

 殿平さんは、「日本各地に今も過去の戦争で強制連行された朝鮮人・中国人犠牲者の遺骨が残されている。北海道だけでも、札幌市にある本願寺別院に101体の遺骨、美唄市に6体、室蘭市の寺院に3体、赤平市の寺院に1体、根室市の寺院に1体、猿払村、朱鞠内にも・・・」と書いています。

 北海道開拓の「幾層にも積み重なった」暗部を知らなけれならないと痛感しました。

 そして、私が住む宇部市にも長生炭鉱水没事故や米騒動や宇部空襲など様々な歴史の暗部があります。

 自分が住む地域の歴史を知ることの大切さもこの文章を読んで実感しました。

 皆さんの住む地域ではどのような歴史がありますか。

道路に関する要望を関係機関に伝える [2019/05/17 金 PM 04:59]

 この間、宇部市内の道路に関わる要望をいくつかお聞きし、関係機関に届けました。

 一つ目は、県管理国道490号線の善和交差点付近での要望です。

 国道490号線の拡幅工事が、善和交差点から南側で進められています。

 善和交差点の南側の上り車線で、住民の方から「以前書かれた矢印の白線が表出してきて紛らわしい。白線を消してほしい」との要望が寄せられました。

善和道路

上り車線の中央分離帯側に下りを指す矢印が

 私は、県土木建築部に先日、要望を伝えました。担当者は、「現地を調査し、必要な対応を行いたい。」と答えました。

 二つ目は、市道松橋線に関する西宇部北地域での要望です。

 西宇部北に住んでおられる聴覚障害をお持ちの方から、市道松橋線の側溝に蓋をしてほしいという要望が私のところに寄せられました。

西ケ丘市道

市道松橋線側溝に溝蓋をとの要望が出される

 本日、浅田宇部市議とともに、宇部市役所道路整備課に要望を伝えました。市の担当者は、「自治会からの要望として受け付け、適切に対応したい」と答えました。
 引き続き、皆さんの身近な要望をお聞かせ下さい。

ドラマ「白い巨塔」 [2019/05/16 木 PM 03:41]

 テレビ朝日開局60周年記念ドラマスペシャル「白い巨塔」が22日から5夜連続で始まります。

 主人公の財前五郎役は、岡田准一さん、メガホンを取ったのは鶴橋康夫監督です。

 鶴橋監督が、19日付のしんぶん赤旗日曜版でインタビューに答えています。

 鶴橋さんは、この作品のテーマを次のように語ります。

 「レームダック(死に体)になった退官寸前の医学部教授と、その後釜を狙う准教授の跡目争いです。仁義なきたたかいで現ナマが飛び交い、カルテの改ざんをする医局員まで出てくる。山崎さんの洞察力は今に置き換えても違和感がない」

 この作品は大学病院を描いたものですが、今の政治状況も同質ではないでしょうか。権力を守るために「ウソと忖度」を行う政治状況は、今と共通しています。この辺りが本作品の見どころのようです。

 原作である、山崎豊子さんの「白い巨塔」を再読しています。

 権力に溺れた財前と患者を救うことだけが生きがいの里見。二人の対比がこの作品の陰影を深くしています。

 鶴橋さんは、この点を次のように語っています。

 「彼らは何を考えながら生きていたのか。里見はオンリーワンをめざし、財前はベストワンをめざした。その財前が最後にすがったのが里見との友情。人間は一人で生きられない。無私になれ、ということでしょうか。」

 山崎豊子さんの「白い巨塔」の一巻で、里見に対して財前がこう諭す場面があります。

 「大学の医学部内ではたとえ、教授の診断が間違っていても、それに批判を加えたり、訂正することは禁句にされているじゃないか、たまたま、教授より助教授の方が優れていることが、公に知らされることすら、ここではいけないのだ。」

 財前に対して里見が諭す場面もあります。

 「君は、せっかく優れた実力をもちながら、学問以外の事に興味を持ち過ぎるよ」

 学問以外の事に興味を持ち過ぎた財前は、学問一筋の里見にすがります。

 「人間は一人では生きられない。無私になれ」。この事を22日からのドラマで学びたいと思います。

 原作を読み返しながら、22日からのドラマを楽しみにしています。

 山崎豊子さんの原作は、社会の本質を鋭く描く力が今もあります。

 これからも山崎豊子作品から学んでいきたいと思います。

 「白い巨塔」は、繰り返し映像化されてきました。皆さんは、いつの「白い巨塔」が印象に残っていますか。

 皆さんの「白い巨塔」の思い出についてお話下さい。

岩国基地問題で山口県が国に照会 [2019/05/15 水 AM 08:55]

 5月7日、米軍岩国基地内で空母艦載機が夜間にタッチアンドゴーを繰り返し、市民から騒音苦情が相次ぎました。

 この時の米軍の訓練内容について、5月9日、県基地対策室と岩国市基地政策課は、防衛省に次のような照会を行い、以下の回答がされたことが、昨日までの日本共産党県議団の調査で明らかになりました。

 県と市が行った防衛省への質問事項の第一は、「岩国基地において光学着陸装置を滑走路に設置して、艦載機がタッチアンドゴーを行っていることが報道されたが、何か特別な訓練が実施されているのか。」です。

 この質問に対し、防衛省は、「防衛省として、岩国飛行場で実施されている訓練の詳細について、承知しておりませんが、FCLP(空母艦載機着陸訓練)の実施にあたり、通常訓練の一環で必要な訓練が行われていたものと考えています。」「防衛省としては、岩国飛行場周辺の皆様が安心して安全に暮らせる環境を確保することは極めて重要であると認識しており、引き続き、地元の皆様に与える影響を最小限にとどめるよう米側に求めるとともに、騒音対策に万全を期してまいる所存です。」と答えました。

 県と市が行った防衛省への質問事項の第二は、「報道にあった『光学着陸装置』とはどのような装置なのか。また、どのような訓練、用途に使用されるのか教示されたい。」です。

 この質問に対し、防衛省は、「現在、確認中です。」と答えました。

 この回答を受けて、県基地対策室の担当者は、日本共産党県議団のヒアリングに、「激しい騒音がともなうFCLPの岩国基地での実施は許されない」「防衛省は、5月7日の岩国基地での訓練は、『FCLPの実施に当たっての通常訓練の一環』と説明している。今後とも、騒音の軽減を岩国基地に求めていきたい。」と答えました。

 私は、県担当者に、「空母艦載機部隊が岩国に移駐し、岩国基地で、FCLPに関連する訓練が、5月7日に実施されたことは間違いない。『激しい騒音がともなうFCLP(に関連する)訓練として、防衛省や岩国基地へ厳しく抗議すべきだ。」と指摘しました。

 県担当者は、「県などが国に求めている『光学着陸装置』とはどのようなものなのかについて回答がされれば、日本共産党県議団にも報告する」と答えました。国の回答が判明したら、本ブログでも報告していきます。

 岩国基地で、事実上のFCLP訓練が実施されました。この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

県議会の構成決まる [2019/05/14 火 AM 09:11]

 5月臨時県議会は、本日が最終本会議です。

 この臨時議会は、議会の構成を決めることが主な目的で開かれました。

 9日には、議長・副議長選挙が行われました。

 議長には、柳居俊学氏(自民)、副議長には、藤生通陽氏(自民)が選ばれました。

 日本共産党県議団は、議長に、木佐木大助氏(共産)、副議長選は、秋野哲範氏(民生会)に投じました。

 13日には、常任委員、議会運営委員の選任が行われました。

 私は、①保健、医療、福祉対策に関すること②環境生活行政に関することを審議する「環境福祉委員会」に所属することになりました。

 木佐木大助県議は、商工観光委員会に所属することになりました。

 各委員会の正副委員長は以下の通りとなりました。

 総務企画委員会 委員長=篠崎圭二氏(自民)、副委員長=畑原勇太氏(自民)

 環境福祉委員会 委員長=平岡望氏(自民)、副委員長=森繁哲也氏(自民)

 商工観光委員会 委員長=曽田聡氏(公明)、副委員長=新造健次郎氏(自民)

 農林水産委員会 委員長=笠本俊也氏(自民)、副委員長=西本健治郎氏(自民)

 土木建築委員会 委員長=高瀬利也氏(自民)、副委員長=俵田祐児氏(自民)

 文教警察委員会 委員長=江本郁夫氏(自民)、副委員長=山手康弘氏(自民)

 私は、日本共産党から議会運営委員に選出されました。

 議会運営委員会の正副委員長は以下の通りとなりました。

 委員長=島田教明氏(自民)、副委員長=上岡康彦氏(公明)

 日本共産党県議団の役割分担ですが、団長は木佐木大助さんが、私は幹事長を務めることになりました。

 6月定例県議会は、6月12日(水)から6月28日(金)までの17日間で行われる見込みです。

 皆さんの要望を一つでも多く県議会に届けていく決意です。

 環境福祉委員会に所属することになりましたので、この分野の要望についてもお聞きしたいと思います。

 皆さんのご意見をお寄せ下さい。

 。

 

イージス・アショアと私たちのくらし [2019/05/13 月 AM 07:26]

 昨日、第65回山口県母親大会が萩市で行われ、私は、「イージス・アショアと私たちのくらし」と題する分科会に参加しました。

 助言者は、憲法を活かす市民の会・やまぐち共同代表の藤井郁子さんです。

母親大会IN萩

 母親大会のイージス・アショア分科会の様子

 藤井さんは、阿武町長が配備反対を表明している点は①ブースター(ミサイル促進部分)の落下地点に町内が入る可能性がある②軍事施設(ミサイル基地)は攻撃目標になる③農地を守り続けることが困難になる、だと指摘しました。

 また、藤井さんは、1961年に制定され、2006年に更新された「陸上自衛隊むつみ演習場使用に関する覚書」(陸上自衛隊山口駐屯地・萩市長・阿武町長)は①民生を阻害しない②演習場としての使用しか認めない③事件があるときは「協議会」を設ける、とあると指摘したうえで「演習場にミサイル基地を建設しようとしているのに、この覚書が無視されている。阿武町などの意向が尊重されていない。」と述べました。

 防衛省は、これまでに、イージス・アショアの配備に係る各種調査を実施ました。中国四国防衛局のホームページ(5月7日更新分)には、「令和元年5月13日(月)から5月19日(日)までの予定・資料等整理」とあります。次回は、今日更新の予定とあります。

 4月17日、阿武町の花田町長は、「むつみ演習場へのイージス・アショア配備に反対する阿武町民の会」の会員が、町民の48%に当たる1394人に上ったことが、吉岡勝会長から報告されたことを受け、再び防衛省に出向いて反対の意向を伝えることを表明しました。

 5月8日、「イージス・アショア配備計画の撤回を求める住民の会」は、配備計画に反対する署名を萩市に追加提出しました。署名は、合計で2万2340人分となりました。

 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動萩実行委員会は、政府に対して、「イージス・アショア」配備計画の撤回署名に取り組んでいます。同実行委員会のメンバーである宮内萩市議は、分科会で「9500筆を越える署名が集まっている。1万筆以上にして、今月20日に、国に届ける予定だ」と話しました。

 3月26日には、秋田県佐竹知事と、秋田市稲積市長が、国に「現時点において、地域住民の懸念や不安が継承されず、十分に理解が進んだと言える状況にありません。」とし、「工事の着手など配備に関する手続を強行に進めないこと」を求めました。

 防衛省は、「地元の意向は尊重する」と言いながら、イージス・アショア配備の予算成立を受けて、装備の購入作業を進めるなど既成事実化を行っています。

 イージス・アショア配備が計画されている山口県と秋田県で配備に反対する声が広がっていることに鑑み、防衛省は、配備計画を撤回すべきです。

 分科会では、「防衛に関する問題は『国の専管事項』と言われるが、日本国憲法に『専管事項』という概念はない。民主主義が最優先されることは当然だ。」との指摘や「地元住民の願いは『今のままの暮しの維持』である。この暮しを壊すミサイル基地はいらない」との指摘がされました。

 私は、「イージス・アショア配備撤回」を公約に掲げ当選した県議会議員として地元住民の切実な声を県議会にしっかり伝えたいと分科会に参加して決意を新たにしました。

 イージス・アショアに関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。